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一瞬で自分を好きになる方法【精神科医・樺沢紫苑】 [健康・メンタルヘルス]



ふつうは誰も自分のことなんて褒めてくれませんから、自分で自分を褒めるしかありません。樺沢先生によると、自分の自分のことを褒めていると、パフォーマンスが4倍上がるんだそうです。それは本当だと思います。

ただ、「認知的不協和」というものがあって、本心では自分が完全なるダメ人間だなと思っているのに、「俺って最高! ツイている!」だなんて言っていると、「私は嘘つきです」と言っているのと同じになり、脳に悪影響を及ぼすそうです。自分のことを1%でもいいからポジティヴな感情で見られるときに、その1%を10%、20%と高めていくことを目指す場合に効果が出るとのこと。結果、毎日が楽しくなって、仕事のパフォーマンスもよくなり、感情のコントロールもできるようになり、人生が楽しくなるし、嫌なこともすぐに忘れられるようになるのです。

夜、母が泣きながら電話をしてきました。びっくりしました。昨日、義母を連れて、亡父に線香をあげに行ったのですが、そのときは本当に元気でした。我々が帰った後、私の弟に怒鳴られたんだそうです。弟はいま相続の話に執心中。お金のことしか眼中になく、母親の気持ちなんか考えられなくなっているようです。母は弟にかなりひどいことを言われてショックを受けたそうです。話をしばらく聞いて頭と心をを整理してもらってから、問題の解決法を2つ提案しました。

一つは、相続の手続きを弟に完全に任せるということです。弟は自分で相続の手続きをするためにあれこれ動いていたそうなのです。私と母は叔父に頼もうと思っていたのですが、弟は叔父には絶対にやらせたくないというのです。仕方がないので、私が一歩譲って弟に一任し、母親も弟が好きなようにすればいいと認めれば、母親と弟の対立が解消されます。弟が手続きをやりたいなら、そうすればいいので、別に私が口をはさむことでもありません。あまりに不公平な分配をすることもないでしょうから、私は傍観することにします。弟から母を守るにはそれしかないでしょう。

お金のことばかり考えていたらどんどん気分がふさぎ込んでしまうので、気持ちを切り替えてもらうために、夏休み中に旅行に行くことにしました。どこか行きたいところはないかと聞いたら、写真を趣味にしている母親はきれいな景色をカメラに収めたいというのです。それから、御朱印集めもしているそうです(うちの妻と同じ趣味です!)。母は仙台に住んでいる弟(私の叔父)の嫁に遊びに来てといつも言われているというのです。私はそれらを足し算して、四十九日が明けてからですが、夏休みの終わりに母と二人で秋保温泉に宿泊し、松島をめぐってこようと提案しました。

私が仙台を訪れたのは小学5年の時なので、40年も前のことです。東日本大震災もあったので、あれから大きく変わってしまったはずです。その様子を見てみたいという気持ちもあります。ということで、母親に旅行の計画を立ててもらうことにしました。

どんなことにでも当てはまると思いますが、計画を立てているときが一番楽しいのです。あれをしようか、これをしようか、あれを買おうか、これを買おうか、その目標を達成するためには、どうするのがいいのかを、ほかの人たちに聞いて調べていると、どんどん楽しくなっていくはずです。嫌なことを受け入れられるようになるには、他のことを考えるしかありません。

今はまだ夫に先立たれたばかりで、母親の心の傷は癒えていません。毎日毎日、母は父親の位牌に向かって話しかけて、怒ったり泣いたりしているんだそうです。そんな独り言もよい気晴らしにはなるかもしれませんが、だれかほかの人と話をするのがいいと思うよ、感情の整理ができるからね。あれこれ考えても、失ったものは二度と戻ってくることはないし。自分の人生なんだから、残りの人生をいかに楽しむかだけ考えることが大切だと思うよ。せっかく生まれてきたのだから、楽しいことだけをして生きていたいでしょ。誰かと対立して嫌な思いをするために生まれてきたわけではないんだよ。弟の性格は変えられないんだから、あきらめようよ。それより、お母さんが考え方を変えるしかないでしょ。俺は、お母さんがいたから今は何とか生きていられるけど、いなかったら、生活保護を受けていたかもしれないし、とっくの昔に死んでたかもね。だから、本当に感謝しているんだよ。自分で一生懸命に働いて貯めたお金なんだから、お母さんは自分が好きなように使えばいいんだよ。俺らのことなんか考えなくていいんだよ。それでも使い切れないくらいのお金かもしれないけど、相続税のことなんかいちいち考えていたら頭がもやもやしてくるだけ。そんなことをやっている暇はないでしょう。まだまだ長生きするんだから、弟に恫喝されても気にしないこと。いっさい相手にしないこと。うちの妻はね、お義母さんはいつも体形も変わらないし、元気だよね、ぜんぜん老けないね、なんて言っていたよ。向こうのお義母さんも、昨日は会えて本当にうれしかったと言ってたよ。

落ち込んでいるときは物事の悪い側しか見えなくなって、嫌なことばかり考えるようになるものです。自分の視野が狭くなっていることに気づけるようになれば、気持ちが楽になるだよ。お母さんも、これまでいろいろ辛いことがあったと思うからわかると思うけど、そういうことだよね。

最後に、いろいろアドバイスしてもらって元気になった、と母は言ってくれました。ただ本当に元気になるにはもう少しかかるかもしれません。物事は何でも、いずれなるようになるので、大丈夫だからね、と返して電話を切りました。

メンタルヘルスマネジメント検定で習ったのですが、人間にとって最大のショックは配偶者を亡くすこと。仕事をクビになったり、自分が病気になることよりもはるかに辛いことなのだそうです。そんな状態の母親に弟が厳しい言葉を投げつけるようなことをするなんて信じられません。とはいえ、私が弟に電話をして説教なんかしたら余計にこじれるので、黙っていることにします。


石川県小松市(8月4日)冠水 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



うちの息子も、この動画の方の比較的近辺に住んでいます。さきほど息子から写真が送られてきたのですが、見事に水没していました。5月に行ったときには、高級そうな住宅がマンションの前に立ち並んでいて、中には高級車も停まっていました。写真を見ると、すべて水没していました。あれはみんな廃車でしょう。

近所には用水路もあって、風光明媚なところです。不動産屋は洪水の心配はないから大丈夫とか言っていましたが、嘘でしたね。息子はマンションの3階に住んでいるし、クルマも所有していないので、財産に関しては何の問題もありません。しかし、今日は夜勤だそうで、バスも通っていないので、仕事に行けないかもしれないとのこと。そりゃそうだ。こんな状況では、行っちゃだめでしょう。

石川だけではなく、山形も新潟も大変な状況ですね。数年前に、うちの近所(埼玉)でも洪水になりかけて、トイレや風呂の排水が流れなくなってしまい、クルマも水没しそうになって、ずいぶん焦りましたが、あのときのようにはならないこことを祈っています。

こっちも時折、大雨が降っています。日本は自然災害が極端に多い国ですから、率直に言って住み心地はかなり悪いですよね。

【乙種・甲種危険物取扱者】有機化合物分からない方はこちらへ [危険物取扱者乙種4類(乙4)]



私は文系コースでしたけど、高2の時に化学を取ったので、こういうのはけっこうわかります。