SSブログ

Linda Ronstadt & James Ingram - Somewhere Out There [音楽・楽器]



SOMEWHERE OUT THERE Chords - Linda Ronstadt & James Ingram | E-Chords

ジェームズ・イングラムが亡くなったという一報が入りました。66歳でした。

この歌は、昔よく聴きました。アメリカのアニメ映画『アメリカ物語』(1986年)の主題歌だったのだそうです。

調べてみたら、その映画は、スティーヴン・スピルバーグ監督がアニメ映画を初めて製作総指揮したものとのこと。

この青い月の光のもとで、私のことを思ってくれる人がどこかにきっといるはずだわ、というロマンチックな歌です。白人のリンダ・ロンシュタット(アニメーターの設定!)が窓際に立って歌い出すと、隣のアパートに住む黒人のジェイムズ・イングラムが同じような間取りの部屋の窓際に立ち歌い始めるのです。二人が恋愛関係にあることはまったくほのめかされていないのですが、黒人男性と白人女性の恋愛は、1980年代でもご法度に近く、絵空事であったはずですから、こういう映像はけっこうドキドキしますね。

話は逸れますが、自分は半世紀近く生きてきましたが、いまだに100歳の老人に会ったことはありません。私の周辺を見ていると、70歳そこそこで亡くなる人が多い気がします。日本人男性の平均寿命は80歳ほどですが、100歳まで生きている人など、私の周りには皆無です。親戚にも知り合いにもいません。90歳でも珍しいです。

政府や、政府と結託している金融機関や保険会社は「人生100年時代」というキャッチフレーズを喧伝していますが、明らかに年金を払いたくない国と民間企業のでっち上げ(いつものこと!)です。政治家はたいてい資産家の子息であり、落選しても日々の生活の心配はまったくないですから、将来不安もないでしょう。だから、長生きなのです。そんな人達は、自分たちが長生きする傾向が高いものだから、貧乏人も長生きすると思っているようです。

それが「平均」というまやかしです。お金持ちと貧乏な人とどっちが長生きするのかの統計をきちんと取ったら、きっと富裕層のほうが長生きであるというデータが出るはずです。一般庶民は70歳で死に、お金持ちは100歳で死ぬという設定だと、平均は85歳です。平均なんて、そういうものではないでしょうか。現在の日本政府は国民を騙すために存在しているようなものですから、そういう調査はしないでしょうね。でも、どこかの学者が調べているかもしれません。

これからはますます日本は貧乏になっていくのですから、平均寿命は下がるはずです。「人生100年時代」など「絵に描いた餅」です。



共通テーマ:音楽