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オールセラミック(ジルコニア)のクラウンを入れてもらうことにしました [健康・メンタルヘルス]

今日は歯医者に行って、根管治療が終わったばかりの奥歯の型取りをし、オールセラミック(ジルコニア)でクラウンを作ってもらう契約をしてきました。次回はGW中です。先生が保険診療で安く済ます方法を提案していたら、奥様のほうが後ろに立って、なにかメッセージを伝えていました。セラミックを勧めろという暗黙の圧力をかけていたのだと思います。私は最初からジルコニアで作ってほしかったので、別に考えを変えるつもりはなく、リストの一番上のやつをお願いしました。「私も銀歯だと歯医者さんが儲からないことくらいわかっていますよ」と言ってやりたいくらいでした。別にお世話になっているからジルコニアにしたわけではありません。あくまでも自分のためです。そのあと色合わせもしている最中に、気になっていた点をいくつか質問してみました。

まず1つ目は、私の歯の色のこと。小臼歯あたりがやや茶色がかっているので、これは子供の頃に使った抗生物質の副作用なのかどうかと確認したら、その場合は明らかに変な線が歯に入るのだそうです。先生は「私も見たことがあるけれど、本当に気の毒なくらいでした」とおっしゃっていました。50代以上の人でそういう人もごくたまにいるけれど、あなたの歯はそれではないと言われました。

もう一つ気になっていたのは、私の歯の隙間のことです。今回根幹治療をしてもらった歯の前に若干大きめの隙間が空いているのですが、それはなぜかと確認したら、生まれながらに生えてこなかったからだと教えてもらいました。そういう人は30人に1人くらいいるそうです。専門用語では、先天性欠損歯と言うそうです。私の場合は、そこまで大きな隙間ではないので、そのままでいいと思いますが、中には矯正治療が必要になったり、ブリッジを作ったりする人もいるようです。


クラウンは、2週間後にできあがるので、GW中に入れてもらう予約を入れました。それが終わったら、他の小さな虫歯を片っ端から治す治療に入ります。


奥歯のちょっと前のところの歯の根元、歯の柔らかい部分が削れているのですが、それは歯ぎしりをするタイプの人に多いそうです。歯を磨きすぎて削れるというよりも、歯ぎしりをするために、根元が揺れて、弱い部分がこぼれ落ちてしまい、そこに歯磨きの打撃が加わって余計に削れるのだそうです。ということですから、奥歯はCAD/CAMみたいなレジンで作ったらすぐに歯ぎしりで割れてしまうと思います。ジルコニアを選んで正解でしょうね。

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知らないと損!インプラントの原価と儲けを大公開!! [健康・メンタルヘルス]




勉強になりました。1本の原価は15万ですが、その他経営上のコストもあるので、平均的な40万円前後ではさほど利益が出ないし、そもそも年間1本から10本程度しか手術できない歯科医が多いとのこと。また、インプラントの専門医と認定医がいて、専門医のほうが上であることも知りませんでした。

私はインプラントはやってもらう予定もないし、やってもらいたくもないですけど、最後の最後はお世話になるのかもしれません。そこまで生きていられないとは思いますけどね。

うちの父親は最後は全部抜いて総入れ歯になり、認知症的になりました。母親は下の歯は何本か残っていますが、上の歯は全部抜いて8本インプラントを入れて420万円。ちゃんとメンテナンスしていないから、そうなったわけですけど、私も気をつけたいと思いました。私もたくさん虫歯があるし、治療中の身なので、偉そうなことは言えません。今日は仕事を早々に切り上げて帰ってきました。これから歯医者に行ってきます。クラウンの型取りをし、何を入れるか決める日になると思います。10年持つならジルコニアでしょうね。奥歯ですから。







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初心者は誰でも「うつ」になる [健康・メンタルヘルス]



初心者は誰でも「うつ」になると思えば、確かに、気が楽になるかもしれません。そう思うことで、自分を客観視できるようになるからです。

いま振り返ってみると、私は長い間うつ状態だったと思います。終わったのはコロナ禍に入ってからです。新型コロナウイルス感染症が流行して、家から出られない人が増え、電車やバスに乗らずに済むようになり、他人と交流しなくてよくなった結果、うつ状態が改善しました。コロナのおかげです。(ちなみに、まだ新型コロナウイルス感染症に罹ったことはありません。)

その頃、メンタルヘルス・マネジメント検定II種、III種を受け、その勉強中に益田先生の動画にたどり着き、精神医学の知識をある程度仕入れることができました。それ以前もフロイトやユング、ラカンらの著作は読んだことはありますし、大学でも心理学の授業は受けましたが、自分の人生に活かすことはできませんでした。

ところが、コロナ禍で自分の周囲で、体だけではなく精神を病む人が増えた結果、私はふっと宙に浮いたように体重が軽くなり、自分自身を相対化できるようになって、とうとううつ状態から解放されました。ポジティヴな意味の諦念を得たわけです。自分がすべきことが明らかになったというか、追いかけるのはやめたというか。むだなエネルギーの消費が止まったというか、そんな感じです。

それまでの私は周りに振り回されまくる人生でした。他人や妻のコメントがいちいち気になってしまう状態でしたが、「私は私、他人は他人」という価値観がしっかり固まりました。私は他の人の考え方に合わせる義務はないし、私も他人の考えを変える必要もありません。違う考え方の人をリスペクトしますが、「あなたはそっちの道を通りたいのね。でも、私はこっちの道を歩くよ」と思えるようになりました。他人との距離(ソーシャルディスタンス)を広めに取って現実を突き放すことで、心が落ち着きました。長時間閉じ込められていた蒸し暑くて、息苦しくて、窮屈な満員電車からやっと解放された気分です。そういう意味では、これからは私は人生の初心者ではなく、ベテランになったわけです。

新年度がスタートしたばかりですから、いままさにうつ状態の新人さんがたくさんいらっしゃると思います。自分自身を客観視できず、現実をべったりと生きてしまうと疲弊します。現実ベッタリの生き方というのは、自分の視点から見ている現実だけが現実ではないということを知らない状態です。そこから解放される訓練を自らに課すことがサバイバル術として効果的です。幼い子供が描くような二次元の絵のようにこの世界を見ることができるようになることが理想です。

周りに押しつぶされてしまわないようにするためには、こう考えることです。「人間はそう簡単には変わらないし、変える必要もないし、他人の考えに100%合わせる必要もないし、言われた通り完璧に仕事ができなくてもいいし、それが人間の本来の姿なんだから、別にいいじゃないか。世の中にはいろんな人がいるし、それでいいんじゃないの」と。これはポジティヴに自分を諦めるやり方です。

別の動画で、益田先生は、発達障害が増えたのは、現代社会が人間に高度な能力を求めすぎているからだろうとおっしゃっていました。そんなことはふつうの人はできませんよ、というようなことができて当たり前と押し付けられるので、現代人はものすごいプレッシャーを感じながら生きていかなければいけないのです。その結果、心を病んでうつ病に陥ることもあるし、ADHDやASDと診断されてしまうことがあるわけです。

教員は、自分自身も発達障害やうつ傾向があって余裕がないのに、社会が求める規範に合わせられない人たちに合理的配慮をせよと国から命じられています。本来はまず、社会規範に従えない私のような教員に対して合理的配慮をしなければいけないと思いますが、お花畑の役人の頭の中では、教員は狂わないというのが前提になっているようです。それでは明らかにますます生きづらい世の中になるだけですよ。

私はいますぐにでも教員をやめたいし、何かあったらやめてやると思って、日々仕事をしています。そんなふうに吹っ切れたので、いい加減に、「自分の責任はここまでで、あとは学生自身の責任です。私はあなたではないので、あなたの面倒は見ません」と学生たちにははっきり申し上げているので、気が楽になりました。

「他人に寄り添う」という表現がありますが、何かの記事で、それは傲慢だと書かれていました。まったくそのとおりですね。上から目線です。私たちはみなそんなことはできませんし、する必要もありません。他人に、自分に寄り添わせようなどとは思ってはいけません。あなたにはそんな権利はありません。私もそんな義務はありません。私は私で、あなたはあなたです。そんなことは、私の知ったことではありません。










コンビニコーヒー「R買ってL注いだ」窃盗告白に議論沸騰、「犯罪者も被害者も生まないシステムを」犯罪機会論の視点 - 弁護士ドットコム

なんでも属人的な問題、道徳や倫理の問題にしてしまう人が多いですが、このコンビニコーヒーの問題点は、システムにあると私も思っています。このニュースを知ったときに、次男に同じ話をしました。法律家の中に、私と同じ考えの人がいて、心強く思いました。コンビニのシステムが犯罪者を生むのですから、犯罪者はシステムの犠牲者という側面があることにも気づかないと、世の中は住みやすい場所にはなりませんよ。


大学構内で大根栽培やザリガニ釣り…東京大学で「だめライフ」を実践する謎の集団を直撃 「高等遊民としてだらっと生きたい」 | 概要 | AERA dot. (アエラドット)

これはまさに私が大学時代、いやこれまでの人生においてやってきた活動です。ダメ人間としての自分を肯定する活動です。












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