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断捨離づいています [本]

クローゼットを占有していたコピー本を、がんばってスキャンし終えました。

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ゴミだらけです。書類の方は、明日、スーパーのリサイクルボックスに入れてきます。ゴミは月曜日に捨てます。

この写真の奥に階段下の押し入れがあるのですが、そこは何年もの間ジャングル状態です。二度と読まない日本語の本や、昔論文を書くときに使った資料などがたくさん詰まっています。スキャン作業を終えてからは、やることもなかったので、恐る恐るパンドラの箱を開けてみました。果たせるかな、収拾がつかなくなってしまいました。近いうちにブックオフに持って行って売ってこようと思います。

ブックオフでは、バーコードが付いていないものは買ってくれないので、そういうものもこの際だから、スーパーのリサイクルボックスに入れてきます。価値のありそうなものは、メルカリにでも出品しようかと思います。昔、アマゾンマーケットプレイスで販売したこともありますが、最近は業者がやっているような感じなので、素人には手を出しにくい世界になっています。

他に、CD-Rやら、DVDやら、ビデオテープやら、カセットテープやら、mini-DVが出てきました。mini-DVは家族を映したものですが、以前HDDにバックアップしたので、もう処分してもいいと思います。ビデオカメラもまだあったと思いますが、ハードオフに持っていくことにします。カセットテープは、デッキがないので、どうしようもないですね。

大学院時代の授業ノートや昔の学会の資料なども出てきましたが、中身を見ずに一気に処分します。

それにしても、私の部屋にはいらないものがたくさん詰まっています。私が死んだら、家族はこの荷物をどうするのか、と考えたら、生きているうちに処分したほうが迷惑がかからなくてよいでしょう。

読んだあとの本というものは、それ自体、自分の存在価値を高めてくれるもののようにこれまで感じていましたが、どうせ押入れにしまっておくのですから、そんなものはただの幻想に過ぎません。

読みたくなったら、図書館に行けばたいていのものは無料で読めます。所有しておく必要のないものは、さっさと処分するに限ります。

明日は、家電のマニュアルなどをスキャンして、処分しようと思います。あとは、電気料金の領収書などもみんな捨てるつもりです。

YouTubeでミニマリストの動画や、Tiny Houseの動画など、見すぎたかもしれません。

宮沢賢治 セロ弾きのゴーシュ 朗読 沢城みゆき (3-1) [本]



周りを幸せにしてあげると、自分も幸せになれるというような宮沢賢治の世界観が明確に反映された作品ですね。10年前に読んだときには、チェロは弾けなかったのですが、いまは少しは弾けるようになったので、よりいっそう共感しながら、朗読を聴くことが出来ました。

今日は丸一日、仕事をすっぽかして、断捨離に励みました。数はわかりませんが、相当な数のコピー本やら、資料やらを、スキャナーで電子化しました。私は富士通ScanSnap S1300iの中古を1万円で買ったのですが、1万円以上の働きをしてくれていると思います。買ってよかったです。

これまで世の中のことには一切の関心を持たず、机に張り付いて鬼のような形相でスキャン作業を4日もし続けています。その甲斐あって、あと2日もあれば終わりそうです。当初は2週間から1ヶ月はかかるかと思ったのですが、慣れたらけっこう速くできるようになりました。

私は「断捨離」否定派ですが、同時に賛成派です。生活必需品まで買いだめしないようにするのは危険だとは思いますが、二度と読まない本を後生大事に取っておくのも、おかしいですよね。今度ブックオフに行って売ってこようと思います。少しはお金になるでしょう。

古い給料の明細書なども捨てました。あとは家電のマニュアルとか、期限の切れた保証書とかを捨てようと思います。必要なものは電子化しますが、基本的にはいらないものばかりでしょう。




【朗読】太宰治『トカトントン』 [本]



作家と同郷に生まれた26歳の男が、作家に手紙を出したという設定になっています。青年はなにかに情熱を傾けようとするとトカトントンという音がどこからか聞こえてきて、急に虚無感に囚われ、やる気を失ってしまうのだけれど、そのトカトントンは一体何なのか教えてほしい、それは自分だけではなく、多くの人たちが抱えている問題であるはずだからと、手紙の中で作家に訴えます。その手紙に対して、作家は、君はまだ深い絶望を知らないと返すのです。

私も若い頃から虚無感を抱えて生きてきましたが、いまはたしかにこの作家が言うような深い絶望と共存して生きている気がします。


Sister Rosetta Tharpe- "Didn't It Rain?" Live 1964 (Reelin' In The Years Archive) [音楽・楽器]

ライブをしている場所は駅ですね。



今朝からずっとコピー本のスキャン作業をしつつ、学生のレポートチェックをしていました。今日は5クラス分終わらせました。本の電子化は、8冊くらいかな。今日もけっこう頑張りました。いらなくなった書類はスーパーのリサイクルボックスに入れてきました。

断捨離モードが刺激され、いらない食器や鍋をゴミ袋に入れておいたら、妻に怒られました。「鍋のやつ、なんで捨てるの!」と。妻が口を開くときは、いつも私に怒るときなので、ほんとうにうんざりします。「鍋のやつ」が何を指しているのかわかりませんでした、「使ってないでしょ」とそっけなく返答したら、「使っているよ! 私に相談もなく、勝手に!」と返ってきました。その瞬間、私は背を向けて、それ以上は何も言いませんでした。妻は階段をどんどんと大きな音を立てて上っていきました。「鍋のやつって何のことだろうと考えていたのですが、土鍋かもしれません。うちはIHなのですが、土鍋は中に金属板を敷かないと、お湯が沸かないのですが、乱暴な妻がその金属板をへし折ってしまい、なかなかIHが反応しなくなってしまったのです。仕方がないので、鍋料理をするときは、別の金属の鍋を利用しています。だから、土鍋はもういらないと思ったので、袋に入れたのですが、その後、確認に行くと、袋から出されて、食器棚に戻されていました。金属板は、ベランダのゴミ箱に捨ててしまったのですが、それも取り出してこないと、また怒られそうです。
どうでもいいことで、私は妻に年がら年中怒られているので、ほんとうに近づくの嫌でたまらないのです。妻が持っている感情は怒りしかないのでしょう。私はいちいち妻に付き合っていられないので、つねに話しかけるなよ」というバリアーを張って、無表情かつ、無感情で暮らしています。当然、子どもたちにはふつうに接しています。他人にも。コミュニケーションを取らないようにしているのは、妻に対してだけです。とにかく、嫌いでたまらないので。そうなってから、かれこれ10年以上になりますかね。いっしょにいるだけ不愉快な気持ちになる人というのもそうめったにいませんね。

もともと他人だったのですから、うまくいくはずがないのでしょう。一生このままということはさすがに自分の人生がみすぼらしくなるので、いつか追い出そうと思っています。追い出せなければ、自分がどこかに消えるつもりです。そのためにも、いまのうちに断捨離しておく必要があるかもしれません。

「私に相談もなく」という言葉がさっきから引っかかっているのですが、思い出しました。昨日、妻は私が25年くらい前に、前に付き合っていたカノジョと一緒に買ったイギリス製のお皿を捨てたのです。私に何の相談もなく。使っていないからと言って。期せずして、今日は私が妻にリベンジをした形になったのですが、そんな話はどうでもいいですね。ただ虚しいだけです。

そうそう、もうひとつ不愉快なことを思い出しました。学生の作文でフリーマーケットをfree marketと訳していたところがあったので、それを言うならflea marketです、とコメントしたら、メールで返信がありました。ぼくは言っているので、中古品を売ったり買ったりするところで、flea marketとは違います、と。すぐに、それをflea market と言うんです、と返しておきました。free marketは政府が介入しない、つまり自由な市場のことであって、ただで(free)ものがもらえるところではありません。よくフリーマーケットの会場で、英語でFREE MARKETと書いてあるのを見ますが、多くの日本人はLとRの区別がつかないので、そういう間違いをし続けているのでしょう。

その学生が、自分は間違っていないという考えで、私にメールを送ってきたようなので、嫌な気分になりました。ちゃんとネットで調べれば、私の言っている方が正しいことがすぐにわかるはずです。脊髄反射的に、自分は正しいと言い張って、自分が間違っているかもしれないと疑うことさえしない人は、学ぶことが出来ない人だと思います。その学生が通っている大学は偏差値の低いところなので、おそらくそのタイプでしょう。うちの妻の同じようなタイプで、自分はつねに正しく、間違っているのは常に他人だ、と思い込んでいるのです。近頃は、我が国の首相や副首相がそのタイプですね。若い頃にあまり勉強してこなかった人にありがちです。そういう人が大の苦手です。そういう人とはどうコミュニケーションをすればいいのかわからないのです。

間違っていることを指摘したり、反論するとすぐにキレてしまい、喧嘩腰になるので、お互いに何かを学び合うという楽しみがいっさい味わえないのです。バカバカしくてやっていられません。どうしてそんな人を伴侶に選んでしまったのか、いまでは後悔しかありません。

もっとましな女性はいくらでもいたはずですし、こんなクソみたいな人生を送るんだったら、一生独身でもよかったかもしれません。しかし、もし独身だったら、おそらく8年くらい前に、自ら命を経っていたでしょう。8年前というのは悪夢の安倍政権に戻ってしまったときです。あれから私の人生は真っ暗闇で、尾羽打ち枯らした姿を晒し続けています。

20年間、自分を好きになれなかった私が今、「自分のファン」でいられる理由 | ハフポスト

自分を好きになることは「自分応援団を持つこと」なのです。


私のそばには、つねに私の足を引っ張り、嫌な気分にさせてくれるライバルチームの応援団がいます。なんとか、それを放逐しないと、自分のことが好きになれません。敵を駆逐する方法はないものでしょうか。

妻のミスを嫌味っぽく指摘してしまった夫 その後の夫婦の反応が素敵すぎる! | citrus(シトラス)

うちの妻は、私のミスを嫌味っぽくじくじく指摘して不愉快にさせてくれます。器の小さい人です。

テレワークでメンタル不調も「サボり癖がついた自分」に嫌気 - ライブドアニュース

実のところ、ぜんぜんサボれません。在宅勤務だからといって、仕事をしないわけには行かないです。仕事をしない時間を意図的に作らないと、何時間でもだらだらと仕事をしてしまい、気がつくと疲弊する状態になっています。以前から口癖のように同僚に語っていたのですが、「家にいるときのほうが忙しいよ。仕事をしているときのほうが暇だよね」と。たいてい女性のほうが私の考えに賛成してくれます。男性は、そうかなあという感じで、不思議そうな表情を浮かべるものです。

在宅勤務が始まってから2ヶ月経ちました。ようやくコツがわかってきたので、少しは心身ともに楽になりましたが、ときどき心臓の痛みや偏頭痛に悩まされる日々を送っています。そろそろ学生たちと対面授業を再開しないと、忙しすぎて、死んでしまうかもしれません。

「新しい生活様式」が、日本経済をこれほど破壊してしまうとは(現代ビジネス) [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「新しい生活様式」が、日本経済をこれほど破壊してしまうとは(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

こういうのを読むと、もやは人類は生きていても仕方がないと思えてしまうんですけど、それは経済活動をベースにした世界観での話。田舎でオフグリッドの自給自足生活をしているような人にとっては何の関係もない話でしょう。

たまにテレビをつけると、CMばかりではなく、本編でもずっと消費を促す番組ばかりになっていることに気づきます。ラジオでラジオショッピングをずっと聞かされるのと同じように、すぐにうんざりします。

番組制作者の方も広告収入が入らないし、庶民の消費意欲は減退しているので、必死なのかもしれません。

私自身、物をやすより、むしろ減らしたいと思うようになったので、テレビを見たり、ラジオを聞いたりしていると、いまだに欲望に欲望させる消費活動をベースにした未成熟な資本主義経済なんだなあと、思ってしまいます。まだまだ進歩の余地があると思います。


【朗読】太宰治『禁酒の心』 [本]



昔、太宰は暗いから嫌いという人がけっこういました。私は太宰には色んな面があって、この文章のように道化けたものもものしていることを知っているので、「おまえ、読んだこともないくせに、思い込みで言ってやがるな。」と心の中でいつも思っていました。

バックトゥザフューチャーの「あのギターシーン」を解説します!【Johnny B. Goode / Marty McFly】 [音楽・楽器]



私もこれが弾きたくて、エレキギターを買ったのですが。


Los Hacheros: NPR Music Tiny Desk Concert [音楽・楽器]



カルディの店内にいるみたいな気分になれます。