SSブログ

ベラ・リンさんが103歳で死去 [音楽・楽器]

英歌手のベラ・リンさんが103歳で死去 戦期に名曲「また会いましょう」 - ライブドアニュース

103歳ですか。この曲は何度も弾きました。戦争中の曲ですから、まさか今日までご存命だったとは。



共通テーマ:音楽

スキャナーの中古品を注文 [マネー・買い物]

scansnap s1300iというスキャナーの中古品を注文しました。家に、コピーした本がたくさんあって、それが邪魔なので、pdf化しようと何年も前から考えていたのですが、時間がなくてできませんでした。いまなら、時間が有り余っているので、できそうです。中古を探していたら、1.1万円で購入できることがわかりました。取り込み速度は、上のランクのものだと30枚/分らしいですが、これは2から6枚。まあ、時間もあることなので、ゆっくりやっていきます。

独自のコミュニケーションに疑問 SNS辞めてストレスフリーになった女性 - ライブドアニュース

むだなコミュニケーションは断捨離しましょう。私はTwitterもFacebookもInstagramもLINEもやっていません。嫌いなので。でも、なんの問題もありません。

今朝は4時起き [雑感・日記・趣味・カルチャー]

今朝は4時起き。いまはまだ9時ですが、すでに1日分の仕事を片付けました。絶対にやらなければいけない3クラス分以外に、他のクラスの来週締切りの課題で、すでに提出されているものも片付けました。数えたら6クラスでした。我ながらすごいです。生産性が恐ろしく高いですが!もう今日は仕事をしません。朝早いほうが仕事が捗るタイプなのでしょうか。

共通テーマ:学校

給付金の振り込みが遅れている原因 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

10万円の給付金の振り込みが遅れている原因の一つとして、書類の不備というものがあると聞いています。役所が作る書類に書いてある指示の言葉遣いがよくわからないということも原因ですが、それだけではないかもしれません。きっと申請する側の人間の無能さも手伝っているのだと思います。

いま学生のレポートをチェックしているのですが、ほんとうに呆れています。言われたとおりにできない学生が多いからです。指示に従えないんですから、指示されたこと以上の成果を出すことは不可能でしょう。

学生に課題を出すときに、誤解を避けるために、指示をできるだけ短く、そして単純明快な文章にしています。その指示を理解できない学生が、偏差値が低いところだと1割くらいいるんです(当たり前ですが、偏差値の高いところにはめったにいません)。ページ数を書いて、ここの問題を解いてくださいと言っても、別のページの問題をやってくる学生とか、5問しか問題がないのに、6番目の答えまで書いてあるとか、「英語で書いてください」と明記しても、日本語で書いてくる学生とか、「カタカナでは成績をつけられません」とコメントすると、「ひらがなならいいんですか」と返信してくる学生とか本当にいるんです。

ファイルをPDFに変換して送ってくれと頼んでも、ExcelやWordで送ってきたり、中には、docxという拡張子を単にpdfにした状態で送ってきた学生もいます。ファイルを開けないからおかしいと思って、試しにWORDで開いたら、WORDのドキュメントだったというオチです。ITスキルとか以前に、頭がオカシイんじゃないかと思います。

コメントをすると、「わざわざコメントしてくださってありがとうございます」とか返信する学生がいます。目上の人間に「わざわざ」って、失礼でしょう。「お忙しいところ、私のレポートにコメントしていただきまして、ありがとうざございます」ではないでしょうかね。コメントする気が失せました。

信じられないでしょうけど、日本人の大部分は、もしかしたら、そういう馬鹿なんじゃないかと思います。

オンライン授業を卒なくこなしているのは高偏差値の大学に通う学生で、低偏差値はその反対です。企業が、学校の名前で学生を差別するのも無理はないでしょう。そばに付いていて、いちいち指示してやらないと自分では何もできない従業員を受け入れる企業なんかないでしょう。オンライン授業がうまくいかないと嘆いているのは、きっと低偏差値の学校です。

そういうわけですから、役所の人たちも大変でしょうね。10万円の給付金の振り込みが遅れるのも無理はないです。私の銀行口座にもまだ振り込まれる気配はありません。

『風と共に去りぬ』配信停止の件 [映画]

黒人差別を肯定した「風と共に去りぬ」のヤバさ | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

昔の映画を持ち出して、黒人差別を肯定的に描いているとか、所与のものとして捉えているから、観てはいけないという思想は危険なのではないかと思います。それこそファシズム(全体主義)です。

当時はそういう時代だった、こういう時代に戻さないようにしなければいけない、という教訓を得ることさえも否定することは果たして正しいことなのでしょうか。

『風と共に去りぬ』は、南部の奴隷制の時代は良かったという作品ではありません。スカーレット・オハラが男性に頼らず一人で生きていくという決意も大きなテーマになっています。背景には奴隷制度もありますが、奴隷制を当然のものとして描いているから、観てはいけない作品だというのは、めちゃくちゃな論理です。

そのようなヒステリックな対応の失敗は、我々はフェミニズムの時代にも経験しています。フェミニスト文学者が、男性が書いた文学作品を取り上げ、女性が男の道具みたいな引き立て役として描かれているから駄作だとか、女性が尊重されていない描かれ方をされているから、この作家は男性中心主義に犯されているという乱暴な内容の論文が粗製乱造されたり、言語は男性のものだから、言語を男性から奪い、女性の言語を作り出さなければいけないとかわけのわからないことを主張したり、今考えたら、ほんとうにバカバカしい時代があったのです。ほんの少し前、70年代から90年代にかけてですよ。

その愚かしさから教訓を得ず、またもや黒人差別をめぐって、同じようなヘマを繰り返すんですから、歴史から学ばないというのは恐ろしいことです。

猿渡由紀さんは、今後の映画作品は差別される側の視点を取り込まなければいけない時代になった、単一の視点ではいけない時代になった、と書いていますが、そんなことは昔からしています。ハリウッド作品に対抗して、黒人が主役である映画が黒人たちの手でたくさん作られた時代が昔ありましたが、そんな努力は今に始まったことではありません。90年代にヒット作品を連発したスパイク・リー監督もその流れにあります。

さらに言うと、もし現代の価値観に合わないものは抹殺しなければいけないとなれば、過去の西部劇も全否定しないといけません。西部劇では、史実に反して黒人のカウボーイは誰一人出てこないし(中国系もいました!)、メキシコ系の人たちが一方的に悪役として描かれているし(白人が乗っている馬はもともとメキシコから盗んだものです!)、ステレオティピカルな人種差別主義的価値観で出来上がっています。ちなみに、クリント・イーストウッドは『許されざる者』(1992年)の中で黒人のモーガン・フリーマンをカウボーイとして登場させ、歴史的事実を作品に反映させる努力をしましたが、いまだに大衆はカウボーイは全員白人だと思いこんでいます。

結論を言いますが、単一の視点ではいけない、複数の視点が必要だという主張は正しいのですが、人種差別という倫理的観点から作品の良し悪しを判断するようなことは、フェミニズムの犯した過ちの繰り返しにすぎず、それこそ単一的な視点の押し付けになります。そういうヒステリックなファシズムに冷静に抵抗することが求められる時代になったのだと私は思います。



共通テーマ:映画