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関西弁講座 #01「〜しない」 [資格・学び]



関東に住む人間にとって関西弁の文法解説は新鮮です。

関西と一口に言っても細かい区分けがあり、その地域ごとで、また個人単位で言い方が違うのでしょう。

関東でも、群馬と栃木と茨城と千葉では話し方やイントネーションが語彙が違いますが、そういう感覚だと思います。関東人には、関東弁の細かい違いはわかりますが、関西弁の微妙な差異はわかりません。

3代目の桂米朝師匠(人間国宝)は生前、神戸と尼崎とではぜんぜん違うと話していましたが、私等にとってはまったくわかりません。




今日は元日ですね。令和何年だかわかりませんが、2024年1月1日であることはお馬鹿な私にもわかります。

新年を迎えたからといって何か誓いを立てる気はありません。今年も普段通りで生きていきます。新年の目標を立てても実現するとは限りませんし、普通の人は数日もすれば自分が立てた目標をあっさり忘れてしまうものです。

私は今日も普段通りに法律の勉強をしております。いまは会社法の途中です。資本準備金を終えたので、このあとは剰余金のところに入ります。(簿記で習ったところなので、懐かしいです。)それが終わったら、会社設立の手続について学んでいきます。

それにしても、腰が痛いです。発端は冬タイヤへの交換作業です。腰痛に追い打ちをかけたのは、犬の大捕物騒ぎ。妻の実家に帰ったときに犬に逃げられて、全速力で追いかけたのですが、脚より腰に来ました。この腰痛が癒えるまで、さらに3日はかかりそうです。痛くて寝られないということはありませんが、立ったり座ったりすると痛みを感じます。昨日はスーパーのカートを押しているときに、車輪のガタガタが腰に響き、代わりに妻に押してもらうようにお願いしたくらいです。


今年は甲辰(きのえたつ)という年回りだそうで、「甲」が最初に戻ることを表し、「辰」は成長や発展を表すので縁起の良い年なんだそうです。でも、誰にとって縁起なのでしょうかね。われわれの社会は資本主義社会ですから、その原理から言って、すべての人にとって明るい年になるわけがありません。自公政権が続く限り、庶民にとってはよりいっそう厳しくなるだけでしょう。もちろん、政権が変わっても、資本の自己増殖の流れに上手く乗れた人だけが成長できるという基本原則は何ら変わりはありませんが。

この窮状から脱するために、宝くじで一攫千金を狙った人も多いと思いますが、そういう魂胆の人は、政府や資本家に利用されてますます貧しくなるだけでしょう。

ネットで検索すると、1等の当たる確率は2000万分の1だそうです。くじの種類によってだいぶ違うでしょうが、だいたいそんなものなのでしょう。ちなみに、大谷翔平になるよりは、宝くじで10億円に当たるほうが現実に近い気もします。地球の人口が80億人なら、大谷翔平になれるのは80億分の1ですからね。変な言い方ですが、宝くじなんて買っても当たらないよと言いながら、大谷翔平になる夢を抱いている野球少年は、その夢は確率論的にはありえないので、さっさと諦めたほうがいいでしょう。

ついでに調べてみたら、日本人が1年間で交通事故の被害者になる確率は500分の1で、加害者になる確率は250分の1だそうです。また、よく知られていますが、癌に罹患する確率は2分の1です。そういう数字を知ったら、宝くじに使えるような剰余金は自動車保険や生命保険やがん保険に使ったほうが良いのかもしれません。


最後に「〜しない」について一言。新年の誓いとして、「やること」より「やらないこと」を決めたほうが実現可能性が高い気がします。私がやりたくないのは、「時間の無駄遣い」です。残された人生は短いので、自分を犠牲にして誰かのために尽くすようなことはしたくありません。自分が好きでやっていることが、他人の喜びにつながるようなことはどんどんやりたいと思いますが、自分を犠牲にして、やりたくないことをし続けることは避けたいです。今年は去年よりもう少しわがままになるつもりです。

時間の無駄遣いをしないことを誓っても、これは定性的な誓いなので、実現したかどうかを検証することは不可能です。年間で100時間節約できたとか言えませんからね。つまり、こういう誓いを立てること自体が時間の無駄ということです。新年早々、自分が立てた誓いを破ってしまいました。















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