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父の手術 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

父は今この瞬間手術を受けている。

階段から落ちた衝撃で突然認知症の症状が出てしまった父親を緊急入院させたという知らせが入った。母親によると、検査結果は、慢性硬膜下血腫とのこと。この病気は、手術で治る認知症だそうだ。頭蓋骨と脳の間に血が溜まってしまい、それが悪さをしているらしい。病名に「慢性」と付くので、徐々に血が溜まってしまったのだろう。しかし、原因はわからない。具体的な症状としては、物忘れや、言葉が出ない症状、体のふらつき、性格の変化などとのこと。

手術は、頭蓋骨に10円玉ほどの穴を開け、そこから溜まった血を吸い出すというもの。その方法で回復することが多いそうだ。しかし、母親が医者に受けた説明によると、10人に1人くらいは再発する可能性があるという。

母のショートメッセージには「左慢性硬膜下血腫」と書いてあった。左側に血が溜まっているという意味なのだろう。左脳は言語や論理を司ると言われているから、さもありなんという感じだ。

手術は1、2時間で終わるそうだ。あと1時間くらいかかるのだろう。

そういえば、両親は今年、金婚式を迎える。結婚50周年だ。父も母もまだまだ、長生きしてもらいたいと思う。無事回復してくれたら、回復のお祝いをするために、どこかへ一緒に旅行にでも行きたい。