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バイオリンのブリッジの位置 [音楽・楽器]

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ナットからブリッジまでが328mmで、バイオリンの表板の端からブリッジまでが195mmということです。自分のバイオリンを測ってみたら、完璧でした。

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サブウーファーを買いました [音楽・楽器]

昼過ぎに長男が帰省しました。リビングルームは泥棒が入った後のように物が散乱しています。息子のアパートの部屋も同じように足の踏み場もありません。

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午前中にハードオフに行ってサブウーファーを購入してきました。ヤフオクで落札するのとさほど変わらない価格だし、実店舗での購入ですから保証(3ヶ月分)も付いています。以前友人にタダでもらったパワーアンプとCD-MDプレーヤーとスピーカー(これだけで4万円くらいはするでしょう!)に接続して、20年以上前に買ったヨーヨー・マの「無伴奏チェロ組曲」のCDを聴いています。低音があるのとないのとでは音の厚みが全然違いますね。昔、小学生の頃から20代半ばまで持っていたテクニクスのステレオセットのスピーカーから出る音と同じような迫力です。もちろん、楽器そのものの響きを腹に感じるほどではないにしても、チェロらしさが伝わってきます。買ってよかったです。

店内をぐるりと見回ってみると、鈴木バイオリンが2丁まだ売れ残っていました。以前見たときは気づかなかったのですが、いかにも安っぽいです。一方は分数バイオリンでした。自分のドイツ製のバイオリンと比べると、いずれもオモチャみたいに見えました。裏板はメイプルではなかったです。弓も明らかに安物です。持ち重りを全く感じないのは演奏するときに、力の入れ方が難しいのではないかと思います。私はまだまだ初心者(1ヶ月目!)ですから偉そうなことはまったく言えませんけどね。

豚肉の柔らかバルサミコ煮 作り方・レシピ | クラシル

今日は長男が久々に帰ってきたので、奮発してこれを作りました。残ったワインは酒好きの息子が飲んじゃうんでしょう。



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女王陛下のクリスマスメッセージ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

BBCのトップページを見たら女王陛下のクリスマスメッセージの動画があったので、最後まで見てしまいました。女王陛下は、50年前、月面着陸したアポロ11号のニール・アームストロング船長の言葉を引用し、「世界を変えたのは巨人のステップではなく、小さなステップである。そんな小さな一歩が分断の世界を和解へと導くことができるのです」と話されていました。先日来日したローマ教皇フランシスコのスピーチと共通するメッセージです。このありがたいお話をトランプ大統領や安倍総理に正座をさせて聞かせたいです。

From woke to gammon: buzzwords by the people who coined them | Life and style | The Guardian

今ではよく使われるようになった比較的新しい言葉はどのように生まれたのかを検証している記事です。

恥ずかしながら私はこの記事でbinge-watchingなる言葉を初めて知りました。binge-drinkingは酒を浴びるように飲むことを表すことは知っていましたが、Netflixなどのストリーミングサービスでドラマのシリーズを大量に(過度に)「一気見」する行為を指すとのこと。binge-watchという動詞も使われているそうです。

binge / binge-watch / binge-eatの意味と使い方 | ネイティブと英語について話したこと

「PISA読解力低下」は子どもたちからのSOS | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

本を読む子供が読解力が高いというのは嘘でしょう。文科省は、いわゆる「朝読書」の効果をきちんと測定しているのでしょうか(きっとしていないでしょうね)。読解するという行為は、本を読んでストーリーを追うだけではほとんど身につきません。教師と一緒に文章を分析して鑑賞する技術を学んだり、人間としての感情教育の経験を積む必要もあります。漢字や英単語を覚えるだけで読解力が身につくと思っているようなアホな(=テスト大好きな)大人のせいで、教師が授業中にする話まで「雑談」(無駄な時間)扱いされて、授業から完全追放されているのです。雑談が文脈を作ることすら理解できないのですから、それこそ読解力がない証拠です。

伸びる子は「知識の杭」をたくさん打っている | 子どもを本当に幸せにする「親の力」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

物事を理解するには背景的な知識や経験をすでにたくさん持っていることが重要という話。教養というものは学校の中だけではなく、日常生活の中で作られるのです。学校のカリキュラムでは対応できません。

学生たちの多くには「知識の杭」がありません。「ああ、これって、あれと同じだ」とか引っかかる部分がないので、授業をぼーっと聞いているだけになっています。ところが、いわゆる「社会人」を相手の授業だと、引っかかりポイントがたくさんあるので、何かを話すとすぐに質問が飛んできます。大学ではアメリカの猿真似で授業評価を行ったり、FD(Faculty Development)のためのセミナー(ミーティング)を行ったり、学年や学部全体でカリキュラムの統一を行ったりしていますが、ほぼ効果は出ていません。むしろこの改革の結果、教師と学生の関係も悪化し、学生の学力も低下しているように思われます。仕事をしているふりをしたいだけの文科省の役人の犠牲になっているのは学生や教員だけではありません。その被害は長期的には日本国全体に及びます。ただちに狂気的な文科省の改革を行わないといけないと私は考えています。

ローマ教皇が「ゾンビの国・日本」に送った言葉 世界一他人に冷たい国に伝えたい事 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

世界一他人に冷たいゾンビ男(安倍晋三)が首相を務める世界一他人に冷たい国民である日本人の心には決して響くことがないメッセージかも知れません。なにせゾンビですからね。

競り負けました [音楽・楽器]

ヤフオクで良さそうなサブウーファーを見つけたので落札しようかと思っていたのですが、競り負けました。予算オーバーとかそんな話ではなく、私が高値をつけると、向こうがそれを超すということを3回くらい繰り返したので、その人に譲ることにしました。「どうしてもほしい!」というその気持ちにすっかり負けました。どうせジャンクですから、無理に買わなくてもいいのです。でも、私が持っているオーディオは低音が弱いので、せっかくのヨーヨーマのチェロが十分に楽しめません。チェロは腹にビンビン響かないといけませんな。



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Have Yourself a Merry Little Christmas - Violin - Play Along Tab Tutorial [音楽・楽器]



甘い物好きの妻は、やはり我慢できなかったらしく、ケーキを3人分買ってきました。長男はまだ帰省しませんが、われわれだけで食べちゃいました。ようやくクリスマスらしくなりました。

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iPad 3のスピーカーとデジタイザ交換をしました。 [家・DIY・修理]

iPad 3 Wi-Fi Speaker Replacement - iFixit リペアガイド

iPad 3のスピーカー交換とデジタイザの交換をしました。結果を先に報告すると、交換作業は成功でした。スピーカーから出る音もきれいに聞こえるようになりました。費用は2000円ほどで済みました。これを修理に出したら、部品代込みで、3万円はかかるでしょう。もともとのベゼルは白でしたが、黒にしました。やっぱり黒のほうが見やすいし、格好いいですね。

「iFixit リペアガイド」によると、この作業は「とても難しい」そうですが、難しいというよりもむしろ「非常に面倒くさい」という表現の方が正確かもしれません。老眼には相当きついです。作業時にネジをなくすと困るので、今回は「iFixit リペアガイド」の手順の番号を小さいビニール袋に書いて入れておきました。そうすれば、どの部分で使うネジか一目瞭然です。ところが、組み戻すときに、スピーカーを止める3本のネジのうちの真ん中の1本をどこかに飛ばしてしまい、紛失しました。問題はないようですから、そのままにしておきます。

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デジタイザを交換しなければいけなくなったのは、実は、私が割ってしまったからです。しばらく前にドライヤーで温めてから粘着テープを剥がそうとしたのですが、それで失敗したのです。仕方がないので、アマゾンでデジタイザを1200円で買いました。どうせ割れているので、今回は、しっかりヒートガンで温めてから、カッターナイフを差し入れて無理やり剥がしました。

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リチウムイオンのバッテリーがべったりと貼り付けられているのを剥がすのは一苦労でした。ちょうどコーキング用のステンレスのヘラを持っていたので、それを差し込んで剥がしました。バッテリーには膨らみはありませんでした。さすが純正。

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いくつかの部品を外して、ようやくスピーカーまでたどり着きました。このスピーカーが一番最後に外すパーツかもしれません。だから、「非常に面倒」なのです。ここまで来るのに1時間以上かかりました。

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アリエクスプレスで買ったスピーカーは間違いなく同じ形です。これは送料込みで800円ほどでした。一度店に戻されてしまったようですが、送り直してもらいました。結局2ヶ月位待ちました。

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組み戻したあと、ちゃんと動くかどうか確認してから、デジタイザに付属していた両面テープを四辺に貼り付けて、デジタイザをはめ込みました。

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ボタンもちゃんと動くし、画面の反応も元通りだし、音もビリビリしなくなりました。成功です。これでふたたび次男がゲームを楽しめるようになりました。



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堀江貴文「みんな他人に時間を使いすぎている」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

堀江貴文「みんな他人に時間を使いすぎている」(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

たまには良いことを言いますね。私も「他人時間」を減らす努力をしています。父親としては失格ですが家族中心主義も改め、教育者としては失格ですが学生の事もいっさい考えず、自分のことだけ考えて生きています。いまは暇さえあれば、ピアノやバイオリンやギターや三線やウクレレを弾いて過ごし、その勉強のために英語の入門動画を見たりしています。

昨日、次男の中学校の終業式だったらしく、成績表を持って帰ってきました。ほぼオール5でした。体育は4でした。私は体育で4を取ったことがなく、いつも2か3でしたから、成績の面で次男にも(長男にも)完敗です。勉強に関しては私の心配は不要のようです。

明日か明後日に長男が帰省するとのこと。よくわかりませんが、なぜか楽しみに感じています。帰ってきても、息子は部屋でゲームばかりしているんでしょうけどね。今日はクリスマスですが、昨日のイブにはクリスマスケーキは食べませんでした。今日も食べないそうです。妻は息子が帰ってきたら食べるんだと言っておりました。親って、やっぱり、そういうものですよね。よくわかります、その気持ち。

今日は寒いのに窓を全開にして、玄関の掃除をしたり、部屋の床掃除をしたり、金魚とコリドラスの水槽の掃除をしました。本当は、クローゼットの中やベッド下も掃除したいのですが、そこをやりだすと収集がつかなくなりそうなので、やめておきます。年末はのんびりしたいです。


授業がゲーム化している? [資格・学び]

昨日面白い話を聞きました。「学生は授業を学問だと考えておらず、ゲームとして捉えているんだ」とある先生が話していました。「なるほど~」と私は膝を打ちました。授業というのは、学生が教師から単位を奪い取るというゲームに過ぎないのです。小テストはただのポイント稼ぎですし、小テストが終われば、授業中は何のポイントにもならないと考えるので、勝手にトイレ休憩に入ります。一服して帰ってくるのでしょう。さらに、中間テストや期末テストは、チート(カンニング)し放題。教員はシューティングゲームの敵としか見なしていないので、授業評価に関してはメタメタです。教育者の気持ちを考えたら口にすることも憚れるようなことを平気で書き込みます。そんなものは見る価値もないと思っているので、授業評価の結果など一切見ないようにしているのですが、そういうことを察知して、彼らは教員が授業評価を見ないと告げ口するのです。下劣な野郎たちです。また、最近は教育用語として、ビジネスの世界の影響から、「ストラテジー(戦略)」だの「インフォメーション(情報)」だの軍事用語が盛んに使われるようになりました。そういう傾向が学生に授業がゲームのようなものであると誤解させる要因になっているのでしょう。これは危険極まりないことだと以前から思っていて、時折そういう意見を開陳するのですが、誰も興味を持ってくれないですっかり諦めています。



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Frank Sinatra & Elvis Presley - My Way Easy Piano Tutorial [音楽・楽器]



こういう簡単なアレンジはいいですよね。

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「カスタマー」の意味を知っていますか? [資格・学び]



弦楽器職人(Luthier)のDaniel Olsenさんの指導はとても役に立ちます。バイオリニスト(顧客)の弾き方の癖や彼らがよく弾く曲によって弦高も変える必要があるという話は面白かったです。

この動画の中で、Danielさんはcustomer(顧客)という単語を使っています。この単語はcustomを元にしているものです。customとは、その人やその地域などに合ったやり方のことであり、習慣や慣習と訳されます。複数形にすると「税関」や「関税」(tariffのほうがふつうですけど)になります。税関とは、輸入品に税金をかけて、その地域に合った値段にする場所ということですね。自分に合わせて作り変えることを意味するcustomizeという単語はよく知られています。また、中学か高校のときにbe accustomed to 〜(〜に慣れている)という熟語も覚えたでしょうが、ここにもcustomが含まれています。したがって、本来のcustomerの意味は、商品を購入して、自分の使用環境に合うように変えて使う人、つまりカスタマイズする人ということになります。

大量生産の汎用品を買っても、その後、自分で手を入れて使うというのが「カスタマー」です。買ったら買ったままで何も手を加えないという人は実は「カスタマー」と呼ばれるのに値しないのです。売る側から見れば、単に商品を買ってくれる人を顧客と呼びますが、しかし、売り手はその客に合うように商品を加工しなければいけないし、買い手も自分に合うように商品を作り変えることが想定されているわけです。customerという単語の意味を知れば、現代の日本人は、ものの売り方や買い方について反省すべきことが大いにあると気づくはずです。

余談になりますが、驚いたことに、アニメオタクに人気の「コスプレ(コスチュームプレイ)」に含まれているcostumeもcustomと同語源であることを、先おど知りました。その人に合った服、その文化に合わせてできた服という意味なのですね。

余談の余談ですが、Danielさんの話しに戻ります。彼の説明によると、弓の毛はアルコールで掃除してはいけないのだそうです。その話を聞く前に私はウェブの記事でアルコールで掃除するんだと書かれていたのを読んで掃除してしまいました。掃除をするなら、固形石鹸でやるのがよいとのことです。シャンプーやコンディショナーは使うと、柔らかくなりすぎるから良くないそうです。とはいえ、いまのところなんの問題もありません。弓に塗られているラッカーも溶けてはいません。