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競り負けました [音楽・楽器]

ヤフオクで良さそうなサブウーファーを見つけたので落札しようかと思っていたのですが、競り負けました。予算オーバーとかそんな話ではなく、私が高値をつけると、向こうがそれを超すということを3回くらい繰り返したので、その人に譲ることにしました。「どうしてもほしい!」というその気持ちにすっかり負けました。どうせジャンクですから、無理に買わなくてもいいのです。でも、私が持っているオーディオは低音が弱いので、せっかくのヨーヨーマのチェロが十分に楽しめません。チェロは腹にビンビン響かないといけませんな。



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Have Yourself a Merry Little Christmas - Violin - Play Along Tab Tutorial [音楽・楽器]



甘い物好きの妻は、やはり我慢できなかったらしく、ケーキを3人分買ってきました。長男はまだ帰省しませんが、われわれだけで食べちゃいました。ようやくクリスマスらしくなりました。

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iPad 3のスピーカーとデジタイザ交換をしました。 [家・DIY・修理]

iPad 3 Wi-Fi Speaker Replacement - iFixit リペアガイド

iPad 3のスピーカー交換とデジタイザの交換をしました。結果を先に報告すると、交換作業は成功でした。スピーカーから出る音もきれいに聞こえるようになりました。費用は2000円ほどで済みました。これを修理に出したら、部品代込みで、3万円はかかるでしょう。もともとのベゼルは白でしたが、黒にしました。やっぱり黒のほうが見やすいし、格好いいですね。

「iFixit リペアガイド」によると、この作業は「とても難しい」そうですが、難しいというよりもむしろ「非常に面倒くさい」という表現の方が正確かもしれません。老眼には相当きついです。作業時にネジをなくすと困るので、今回は「iFixit リペアガイド」の手順の番号を小さいビニール袋に書いて入れておきました。そうすれば、どの部分で使うネジか一目瞭然です。ところが、組み戻すときに、スピーカーを止める3本のネジのうちの真ん中の1本をどこかに飛ばしてしまい、紛失しました。問題はないようですから、そのままにしておきます。

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デジタイザを交換しなければいけなくなったのは、実は、私が割ってしまったからです。しばらく前にドライヤーで温めてから粘着テープを剥がそうとしたのですが、それで失敗したのです。仕方がないので、アマゾンでデジタイザを1200円で買いました。どうせ割れているので、今回は、しっかりヒートガンで温めてから、カッターナイフを差し入れて無理やり剥がしました。

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リチウムイオンのバッテリーがべったりと貼り付けられているのを剥がすのは一苦労でした。ちょうどコーキング用のステンレスのヘラを持っていたので、それを差し込んで剥がしました。バッテリーには膨らみはありませんでした。さすが純正。

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いくつかの部品を外して、ようやくスピーカーまでたどり着きました。このスピーカーが一番最後に外すパーツかもしれません。だから、「非常に面倒」なのです。ここまで来るのに1時間以上かかりました。

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アリエクスプレスで買ったスピーカーは間違いなく同じ形です。これは送料込みで800円ほどでした。一度店に戻されてしまったようですが、送り直してもらいました。結局2ヶ月位待ちました。

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組み戻したあと、ちゃんと動くかどうか確認してから、デジタイザに付属していた両面テープを四辺に貼り付けて、デジタイザをはめ込みました。

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ボタンもちゃんと動くし、画面の反応も元通りだし、音もビリビリしなくなりました。成功です。これでふたたび次男がゲームを楽しめるようになりました。



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堀江貴文「みんな他人に時間を使いすぎている」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

堀江貴文「みんな他人に時間を使いすぎている」(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

たまには良いことを言いますね。私も「他人時間」を減らす努力をしています。父親としては失格ですが家族中心主義も改め、教育者としては失格ですが学生の事もいっさい考えず、自分のことだけ考えて生きています。いまは暇さえあれば、ピアノやバイオリンやギターや三線やウクレレを弾いて過ごし、その勉強のために英語の入門動画を見たりしています。

昨日、次男の中学校の終業式だったらしく、成績表を持って帰ってきました。ほぼオール5でした。体育は4でした。私は体育で4を取ったことがなく、いつも2か3でしたから、成績の面で次男にも(長男にも)完敗です。勉強に関しては私の心配は不要のようです。

明日か明後日に長男が帰省するとのこと。よくわかりませんが、なぜか楽しみに感じています。帰ってきても、息子は部屋でゲームばかりしているんでしょうけどね。今日はクリスマスですが、昨日のイブにはクリスマスケーキは食べませんでした。今日も食べないそうです。妻は息子が帰ってきたら食べるんだと言っておりました。親って、やっぱり、そういうものですよね。よくわかります、その気持ち。

今日は寒いのに窓を全開にして、玄関の掃除をしたり、部屋の床掃除をしたり、金魚とコリドラスの水槽の掃除をしました。本当は、クローゼットの中やベッド下も掃除したいのですが、そこをやりだすと収集がつかなくなりそうなので、やめておきます。年末はのんびりしたいです。


授業がゲーム化している? [資格・学び]

昨日面白い話を聞きました。「学生は授業を学問だと考えておらず、ゲームとして捉えているんだ」とある先生が話していました。「なるほど~」と私は膝を打ちました。授業というのは、学生が教師から単位を奪い取るというゲームに過ぎないのです。小テストはただのポイント稼ぎですし、小テストが終われば、授業中は何のポイントにもならないと考えるので、勝手にトイレ休憩に入ります。一服して帰ってくるのでしょう。さらに、中間テストや期末テストは、チート(カンニング)し放題。教員はシューティングゲームの敵としか見なしていないので、授業評価に関してはメタメタです。教育者の気持ちを考えたら口にすることも憚れるようなことを平気で書き込みます。そんなものは見る価値もないと思っているので、授業評価の結果など一切見ないようにしているのですが、そういうことを察知して、彼らは教員が授業評価を見ないと告げ口するのです。下劣な野郎たちです。また、最近は教育用語として、ビジネスの世界の影響から、「ストラテジー(戦略)」だの「インフォメーション(情報)」だの軍事用語が盛んに使われるようになりました。そういう傾向が学生に授業がゲームのようなものであると誤解させる要因になっているのでしょう。これは危険極まりないことだと以前から思っていて、時折そういう意見を開陳するのですが、誰も興味を持ってくれないですっかり諦めています。



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Frank Sinatra & Elvis Presley - My Way Easy Piano Tutorial [音楽・楽器]



こういう簡単なアレンジはいいですよね。

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「カスタマー」の意味を知っていますか? [資格・学び]



弦楽器職人(Luthier)のDaniel Olsenさんの指導はとても役に立ちます。バイオリニスト(顧客)の弾き方の癖や彼らがよく弾く曲によって弦高も変える必要があるという話は面白かったです。

この動画の中で、Danielさんはcustomer(顧客)という単語を使っています。この単語はcustomを元にしているものです。customとは、その人やその地域などに合ったやり方のことであり、習慣や慣習と訳されます。複数形にすると「税関」や「関税」(tariffのほうがふつうですけど)になります。税関とは、輸入品に税金をかけて、その地域に合った値段にする場所ということですね。自分に合わせて作り変えることを意味するcustomizeという単語はよく知られています。また、中学か高校のときにbe accustomed to 〜(〜に慣れている)という熟語も覚えたでしょうが、ここにもcustomが含まれています。したがって、本来のcustomerの意味は、商品を購入して、自分の使用環境に合うように変えて使う人、つまりカスタマイズする人ということになります。

大量生産の汎用品を買っても、その後、自分で手を入れて使うというのが「カスタマー」です。買ったら買ったままで何も手を加えないという人は実は「カスタマー」と呼ばれるのに値しないのです。売る側から見れば、単に商品を買ってくれる人を顧客と呼びますが、しかし、売り手はその客に合うように商品を加工しなければいけないし、買い手も自分に合うように商品を作り変えることが想定されているわけです。customerという単語の意味を知れば、現代の日本人は、ものの売り方や買い方について反省すべきことが大いにあると気づくはずです。

余談になりますが、驚いたことに、アニメオタクに人気の「コスプレ(コスチュームプレイ)」に含まれているcostumeもcustomと同語源であることを、先おど知りました。その人に合った服、その文化に合わせてできた服という意味なのですね。

余談の余談ですが、Danielさんの話しに戻ります。彼の説明によると、弓の毛はアルコールで掃除してはいけないのだそうです。その話を聞く前に私はウェブの記事でアルコールで掃除するんだと書かれていたのを読んで掃除してしまいました。掃除をするなら、固形石鹸でやるのがよいとのことです。シャンプーやコンディショナーは使うと、柔らかくなりすぎるから良くないそうです。とはいえ、いまのところなんの問題もありません。弓に塗られているラッカーも溶けてはいません。


飲酒の強要は「レイプ」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

だからスルーしたい!「忘年会」が地獄な理由 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

「お酒で顔が赤くなる人は…」忘年会シーズンへの医師からの警告に納得の声集まる | citrus(シトラス)

もはや今は嫌なものは嫌と言える時代じゃないんですか?職場でいまだにこのような野蛮な習慣が横行しているというのであれば、民事裁判で会社を訴えたほうがいいと思います。酒が飲めない人や、酒の場が嫌いな人にとっては、飲酒の強要は「レイプ」に近いんですよ!

30年前、私が大学生だった頃は、指導教授に飲酒やカラオケを強要されたり、セクハラ発言もさんざんされました。本当に嫌でたまりませんでした。あのときの屈辱はいまだに許せません。高校は制服も校則もなく自由でよかったですが、中学校では男子は全員丸刈りを強制されました。それが嫌でたまらないので、学区外の中学校に行きたいと親に相談しても、「馬鹿なこと言うな! お前は丸刈りが似合うよ」と無視され、失望しました。中学を卒業するときは刑務所から出所するような気持ちで「お務めご苦労さん」と友人たちと屈辱的な学校生活を労いました。

小学生の頃、私の周りでは体罰は日常でした。授業中に私語をしただけで、担任の教師に顔面は張り飛ばされるは、膝蹴りを食らうは、もう散々でした。友人は頻繁に教室の外のコンクリートの廊下にぶん投げられていました。教員が絶対権力を行使する恐怖政治が横行していたのです。それはもう体罰と言うより、暴力とか虐待とか傷害事件とか表現したほうが良いほどでした。その先生のクラスで一度、お別れ会をするかどうかという議題でクラスで採決をとったことがありました。男子は全員お別れ会をしない側になって、女子はみなお別れ会を開く側になり、男子と女子で真っ二つに分かれてしまいました。それを訝しく思った担任の教師は、「お前らは周りの意見に左右されただろ!」と男子だけに詰問し、「お前は誰の意見に左右されたんだ」と一人ひとりに質問していきました。クラス委員を務めていた友人は「自分の考えです」と言うと、「嘘をつけ」と言って思いっきりビンタされ、吹き飛びました。我々は教師の強圧的な態度に恐怖を感じました。教師はもうひとりの男子にも同じ質問をすると、彼は「何々君の意見に従いました」と答えました。彼はおそらく教師に忖度してそのように答えたのであって、それは本心ではなかったでしょう。我々はそんなお別れ会などというものをする理由がわからなかったのです。数秒後、その男子もぶん殴られました。教室の質問は「お前もか?」に変わり、次々に頬をひっぱたかれていきました。本当はやりたくないというのが自分の意見だったのですが、嘘をついて、目の前にいた友人の意見に従いましたと言いました。そのときはもうすでに殴られ慣れていた私は殴られる瞬間にいなすように体を引いて抵抗しました。それでも、若い大人が本気で殴ってくるのですから、痛いことは痛いです。

今考えると、なぜ全員一致の女子たちは殴られず、男子だけが殴られたのか不思議です。矛盾しているのです。単に教師がお別れ会を開きたいという気持ちを持っていたからでしょう。そのあと、我々はやりたくもないお別れ会を開いたはずです。何をしたのか、まったく記憶にありません。一発芸でもやらされたのでしょう。そういうクレイジーな人権無視の時代から日本も脱し、ようやく文明化されてきたと思いますが、まだまだ改善の余地はあるはずです。

好意的に解釈すると、私の上の世代たちは、社会がそのような不条理な暴力に支配されているのであるから、個人はそれに合わせられるように、つまり暴力に耐えられるようにすることが教育だと思い違いをしていたのでしょう。本来は、そんな暴力の支配する社会のほうが個人に合わせるべきだったのです。我々は子供だったので、考えが足りませんでした。棺桶に片足を突っ込んでいる年齢にさしかかった私は、そういう時代を思い返し、苦々しく思います。いつまでも他人の人権を無視するような社会が続いては絶対にいけません。