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Veganになってしまいそう [雑感・日記・趣味・カルチャー]

規格外として殺されるヒヨコ、繰り返す品種改良「鶏肉」の裏側 - ライブドアニュース

この記事を昼ごはんを食べながら読んでいたら、自分がちょうど鶏の唐揚げを食べていることに気づきました。「食欲が失せるなあ」とつぶやきながら、そのまま飲み込むしかありませんでした。

YouTube動画を見ているときに、この頃はよく動物の殺処分を減らそうという趣旨のCMが流れます。保健所の檻に閉じ込められている子犬を白衣を着た男性が抱きかかえます。子犬はまるで殺されることを知っているかのように小刻みに震え、おしっこを漏らしています。その姿があまりに哀れに思えるだけではなく、人間中心に設計されたこの傲慢な地球環境そのものに対する憎しみが募り、そのCMを見るたびに、ひどく落ち込んでいまいます。

そのCMは、HSP(ハイパー・センシティブ・パーソン)である私にはあまりに酷です。何度も何度も繰り返し見せられることによって、どれだけ私の心が傷つけられるかが、鈍感なYouTubeの連中にはわからないのでしょう。やつらは私にとってのエナジー・ヴァンパイアです。訴えてやってやりたくなるほど不快です。その前に、メールを送って抗議してやろうかとも思っています。

今日の夕方、犬の散歩をしてから、スーパーに行って自分の弁当用の冷凍食品を購入したのですが、無意識に選んだ食材には鶏肉も豚肉も入っていませんした。このまま行くと、私はVeganになってしまいそうです。


「日本を取り戻す」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

CNN.co.jp : 「今年の単語」は「they」、男女に縛られない代名詞 米英語辞典

日本の今年の漢字は、なんのインパクトもないくだらないものでしたが、英語のほうは、いいですね。なんでも二項対立(binary opposition)で考える西洋が、ようやくnon-binary志向になってきたことを歓迎すべきです。

外国人を集め日本人に敬遠される「京都」の未来

同僚が平日休みを利用して長野県の野沢温泉に湯治(?)に行ってきました。行く前に、外国人観光客が少ない地味なところに行きたいと話していたのですが、私は最近の事情を知っていたので、「野沢は外国人観光客に人気のスポットになったらしいですよ」と伝えておきました。その情報を知らなかったらしい同僚は訝しげな表情を浮かべていましたが、職場に戻った同僚は、案の定、外国人が多いことと、野沢温泉全体が英語対応がしっかりできていることに驚いていました。

口の肥えた同僚は食事に関してはいつものように不満を漏らしていました。とはいえ、飯がまずくて高いのは、どこの観光地も同じようなものです。「名物にうまいものなし」と昔から言われているくらいですから、観光地でうまいものを食べられることを期待するほうが間違っています。

それはそうと、この記事によると、京都はたいへんなことになっているようです。貧すれば鈍するで、日本政府が日本の沈滞した経済に少しでも貢献してもらえるようにと、外国人観光客が訪れやすいような環境づくりの一環で、日本円を安くし、日本人の給料を引き下げ、その結果、物価を安くしたわけですが、それによって、よりいっそう日本は貧しくなってしまい、外国人観光客にバカにされ、荒らされる国になってしまったようです。外国人観光客の中には、マナーの悪い人も多数いて、彼らはお金はあまり使わず、ゴミばかり捨てて、観光地を汚しまくっているようです。

対策として考えられるのは2つ。ひとつは日本の物価を上げ、給料も倍増させること、そして円高にすることとです。外国人が日本へ来るのは、日本は安いからという理由です。したがって、物価が高くなれば、外国人観光客は一気に減ります。それでも日本を訪れる人は、お金持ちだけになるでしょう。お金持ちの観光客ならば、ゴミを捨てながら、街歩きをするような下品な人もいないでしょう。

また、こういう国にしてしまった「反社」(反社会的組織)である自民党を下野させることも重要です。ハエのようにうざい彼らをいますぐ叩き潰さなければ、「日本を取り戻す」ことは不可能です。



How to Read a Textbook Efficiently & Remember What You Read or Studied | ChetChat Study Tips [資格・学び]



ここで言われていることは、すべて自分で実践していますし、授業でも教えています。私がいくら力説してもどうも説得力がないようなので、学生はほとんど聞いてくれません。この動画でも見せれば、心を入れ替えて、学問に取り組んでくれるのかもしれません。というか、これを理解するだけのリスニング力もないのかもしれません。

共通テーマ:学問

もう逃げ切れません [雑感・日記・趣味・カルチャー]

日本の国力がアジアで低下、このままでは韓国にも追い抜かれる理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

楽観の度が過ぎる経済評論家の伊藤洋一氏は、「経済力や国力はただのGDPではなく、一人あたりのGDPで見るべきだ。そうすれば日本がけっして駄目な国であるわけではないことがわかる」と数年前まで言い続けていました。最近は、日本の「一人あたりのGDP」さえも、みるみるうちに下がってきているので、その説を引っ込めているようです。

日本の経済力・国力が下がった原因は、自民党と官僚と大企業のコングロマリットです。それに異論を唱える人はいないでしょう。彼らは日本の国際競争力を高めるためと言って、発展途上国の水準まで従業員の給料を下げ、国民の可処分所得を減らしてきました。これも異論はないでしょうが、日本は内需型の国です。ローカルでドメスティックな需要で経済を回してきた国です。1億人以上もいる国ですから、かなり大きなマーケットなのです。その事実をすっかり忘れて、「グローバル」しか見ない、「視野の狭い」人ばかりが増えたために、この30年で国内がすっかりボロボロになってしまいました。

少子化がよりいっそう進んだのは、国民の多くがこの国の未来に希望を持てなくなったからです。少子化のせいもあり、国は教育費を削り続けています。そして、日本の民主主義を支える市民を、民間企業を儲けさせる道具(奴隷)に変え、教員の給料を低水準に抑えこみ、さらに教育コストを減らすために非正規の教員ばかりにし、その上、お役所仕事そのものである「仕事をやっている感」を出すための、あまりに無駄な雑用を増やし、教育(授業研究も!)に当てる時間や研究に使える時間を減らしてきました。結果、このありさまです。教育レベルもだだ下がりです。研究がろくにできない日本の大学は世界から完全に見下されています。

そんな状況を作り出してしまったのは自民党と官僚と大企業のコングロマリットです。この諸悪の根源を支えてきたのは一体誰なんでしょうか。無論、それは「あなた」です。自分は選挙に行かないから関係ないという人も、この政権を支え続けてきた一人です。したがって、正真正銘の犯人です。もう逃げ切れません。