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「地球は平ら」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



アメリカには地球は平らだと信じて疑わない人たちが結構いるそうです。冒頭に出てくる女性は、自分で海岸に行って測ってみたけれど、ずっとまっすぐだったから、地球は平らであると結論づけました。自分の目で見える範囲しか信じないタイプの典型ですね。そんなことを頑なに主張する生徒がいたら、ふつうは学校の先生に叱られます。彼女は大航海時代に船に乗って海を渡り、地球一周をして戻ってきた人たちがいたということを意図的に忘れているのでしょうか。しかし、彼らの考える地球は、平面の円になっているので、ぐるりと一周してもといた場所に戻れるというのでしょう。キリスト教原理主義者が、旧約聖書の記述に合わせるために、進化論を否定し、人類は恐竜と共存していたと主張することで矛盾を解決するのと同じ方法です。

1980年代頃から、優劣や上下左右の差を消して、何事もフラットに見ようというパラダイムシフトが起きました。西洋と東洋、白人と黒人、聖なるものと俗なるもの、美しいものと見にくいものなどの二項対立が同列に置かれるわけです。グローバリズムもその流れにあります。そんな価値観を見直しの果てが、科学的思考の完全否定に至るとはまさに悪魔的です。



チェロは本体が高いし、バイオリンの弦よりも弦が太くて、値も張るので、お金持ちじゃないと難しいですね。



ジャニス・ジョプリンが憑依したような感じでびっくりしました。