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「持論」という言葉の使い方 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

増える黒字リストラ…働き方改革の主役を担うのは中高年!?(TOKYO MX) - Yahoo!ニュース

日本はバブルの崩壊から規制緩和の流れが生まれ、長期デフレのなかで派遣業種が拡大。そして、それをやり過ぎたがゆえに規制強化に向かいましたが、今後は労働力が不足していくなか、「規制が枠外へというような概念が出てきている……僕はそれが働き方改革の一側面と見ている」と水越さん。


さらに、「例えば副業を奨励する、フリーランス、裁量労働制、高度プロフェッショナル制度、これらは全て規制の外側に置いてくことで安価な労働力を補う」と持論を述べます。



この方の持論は私も賛成です。かつてフリーターをもてはやし、若者を騙して安い労働力にしてしまったり、家電を売って、アパートの空き家を減らすために、「パラサイトシングル」なる奇妙な言葉(中央大学の教授は罪深い!)を流行させて、核家族さえもぶっ壊し、単身世帯を大量に発生させて、日本人を孤立に追い込んだのもみな、日本人を搾取しやすくして大企業を儲けさせるための自民党の陰謀です。だから、この方の意見は正しいと思います。

それはそうと、近頃の日本語の使い方で気になっているのが「持論」という言葉です。

辞書には、「あることに関して前から主張し続けている、その人独自の意見。持説」と書いてあります。「その人独自の意見」ですから、一見使い方に間違いはなさそうに思えます。

しかし、たいてい「持論」という言葉を使った文章は、その人の意見は社会的には受け入れられていない、ユニークな意見であるという意味で使われています。しかも、世の中の人たちは賛成しないであろうという書き手の主観がそこに入っているのです。

「持論」の代わりに単に「意見」という言葉を使えば、中立的で、違和感を覚えません。「持論」を人を馬鹿にするようなつもりで使っている人があまりに多いので、そんな文章を読まされるたびに、気分が悪くなります。


見掛け倒しのアベノミクスと嘘と偽りの縁故主義政治の掉尾を飾るのは幻のオリ・パラ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

東京五輪中止なら損失7.8兆円 新型コロナ影響試算 SMBC日興(時事通信) - Yahoo!ニュース

かりに(麻生太郎が風邪の一種だと言い切った)新型コロナウイルスによる肺炎が日本で5月頃に終息しても、海外で終息しなければ、日本に入国してはいけない選手や観客も多数出るでしょうから、運営の都合上、中止にならざるをえないのでしょう。

橋本聖子2020年東京オリ・パラ競技大会組織委員会理事が期待を抱くような「延期」はないと思います。イベント会場の都合もありますし、学生ボランティアだって、授業があるわけで、暇なわけじゃないでしょ。

日本の国家予算は300兆円(一般会計100兆円+特別会計は200兆円)だそうですから、7.8兆円なんて大したことはないと思います。輪転機をブンブン回せばいいんです。どうなるか知りませんけどね。

それより、国立競技場は長期的にはそれと同じくらいの、いやそれを越える維持費がかかるかもしれないし、他のイベントには使えないそうですから、もし中止になったらすぐにでもぶっ壊して、その跡地に災害があったときのための避難施設に作ったほうがいいと思います。

今回のコロナ騒動で、人口密集地で働くリスクを考慮に入れて、大企業や官庁は東京から去ってくれれば、満員電車もなくなるので、総理大臣にはそういう要請もしてほしいものです。

見掛け倒しのアベノミクスと嘘と偽りの身内贔屓政治の掉尾を飾るのは幻の五輪(オリ・パラ)となるわけですね。悲しいエンディングです。まさに悲劇です。

このネタでNHKは大河ドラマでも作れるんじゃないかな。安倍晋三は怪しいネタをたっぷり提供してくれていますから、脚本家は想像力を存分に発揮できそうです。でも、視聴率は史上最低になるでしょう。あの人はすでに終わった人ですし、誰も関心を持たないでしょう。

テレビにかじりついてコメンテーターの玉川徹がああ言っていた、こう言っていたと私に逐一報告してくれていた妻もとうとうコロナのニュースに見向きもしなくなりました。飽きたみたいです。そりゃそうだわい。いつも同じような話を繰り返し、手を洗えだの、消毒しろだの、他人に近づくなだの、家から出るなだのと言われて、朝から晩まで不安を掻き立てられ続けても、だんだんオオカミ少年の嘘を聞いているみたいになって、無反応になってくるものです。

もし我々が原始時代に生きていたとしたら、50歳を過ぎた老人はすでにもう死んでいてもおかしくありません。「人生100年時代」なんて、永遠に来ないのです。幻想です。すでに死んでいてもおかしくないような老人が、コロナに殺されてしまうだなんてギャーギャー騒ぐのはみっともないです。罹ったら、さっさと死ねばいいんです。未練がましく、生きようとしてはいけません。あの世でお釈迦様がお待ちです。7.8兆円などという一般庶民の想像を絶する大金は、我々にはまったく関係ございません。

【ピアノ】お寺で男女が「情熱大陸」を連弾してたらお坊さんが乱入してきたんだけどこれマジ?w [音楽・楽器]



お坊さんのハモニカのソロがかっこいいです。こんなお寺だったら、信者(檀家)になりたいくらいです。

初心者必見]簡単ピアノ もう恋なんてしない [音楽・楽器]



なかなか難しいです。

無論、恋の話ではありませんよ。

「日本は終わった」って? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

ついに日本は終わった | 小幡 績 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

小幡さんはこのところ「日本は終わった」と言い続けていますが、いつ日本は終わるのでしょうね。私には「終わる」の定義がよくわかりません。株価が暴落しても日経平均が0円になることはないし、経済活動は続きます。麻生太郎だって、国民からガッポリ搾り取った税金で銀座で高級なウィスキーを傾けながら、死ぬまで毎晩、札束で女を口説き続けるのですよ(私の妄想ですけど)。

日本が終わるというのは、おそらく日本人が全員死んだときでしょう。それはまだ随分先のことだと思います。日本人が全員死ぬ前に、混血が進み、日本人の定義が曖昧になるはずですから、実のところ、日本が終わることはありえません。コロナごときで、日本が終わっただなんて、子どもじみたことを慶応大学の先生がよく言いますよ。

「日刊ゲンダイ」は、「安倍政権の終わりの始まり」とか、「アベ政治はいよいよ終わりだ」とか、よく書きますが、そちらのほうがまだ現実味があります。安倍が首相を辞める日が来る確率は100%ですが、だからといって日本は終わりません。日本人の多くは月曜日になったらまた仕事に行くのです(当然、土日も仕事の人もいますけどね。)

小幡さんは、危機の際は、混乱を引き起こすからリーダーを変えるべきではなく、無能な取り巻きのほうを取り替えろと主張します。その取り巻きの中には偽物の専門家がいるというのです。たしかに、大臣は安倍同様に無知で無能ですし、メディアに出てきてペラペラ喋っている専門家の多くはインチキ臭いです。

9年前の原発事故のときにも同じことを感じましたが、専門家と称される人にもいろんな考えがあり、いろんな利権とつながっているので、どの専門家でもたった一つの正しい考え方を国民に教えてくれるわけではないのです。専門家というのは、ほぼ信用できない人たちです。

そんなことは、学問に携わっている人間には常識なのですが、一般の人間は「専門家」というのは教科書みたいな一枚岩だと思いこんでいるのでしょう。その考えは完全に間違っています。

安倍晋三にはリーダーシップが欠如しているかどうかは定かではありませんが、彼には信頼性が全くないことは確かです。安倍はいままでさんざん息を吐くように嘘をつき、たっぷりと国民を裏切ってきたので、もはや誰も彼の言葉を信用していないのです。

休校措置に関しても、信頼できる別のリーダーが同じように要請したら、日本人は黙って従うはずです。安倍みたいな嘘つきと心中するのは勘弁願うという人ばかりになってしまったからこそ、安倍批判が止まないのです。休校措置によって、大人が働けなくなるから、学童保育を開放しろという要求をする人たちはクズだと小幡さんは主張していますが、そもそも休校措置も全国一斉にやるべきことでもないので、突っ込むならそっちでしょう。

取り巻きを入れ替えたところで何も変わらないでしょう。国民の安倍政治への信頼性の問題ですから。やはり安倍に恋々と総理の座にしがみつくのはみっともないし、国民のためにもならないので、いままでの悪政の責任をとってお辞めになってくださいと、側近と称する人たちか、あるいはクーデタになってしますけど石破あたりが進言することが良いのでしょう。どんよりした空気も、安倍が去ってくれれば、すっきり晴れますよ。

それにしても、コロナウイルス騒動や株価暴落はあと1ヶ月くらいで終息するという気配はまったくありませんね。コロナは4月、5月あたりにピークが来るという説を唱える「専門家」もいますが、案外、信憑性が高いかもしれません。もしかしたら大学も授業を数週間遅らせるくらいの措置をとる可能性もありますね。東日本大震災のときを思い出します。

今年一年は経済活動が不活発になって、資金繰りに困って倒産する企業もたくさん出てくるでしょう。新4年生の就職活動も厳しくなるに違いありません。失われた30年どころか、失われた40年になるのかもしれませんね。そうなったとしても、日本はまだまだ続くのです。困ったことに。



中国からの輸入ストップ、内閣支持率、株価 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

コロナの影響で、中国からの輸入が止まってしまっているそうです。その悪影響が次々に現れています。昨夕テレビの情報番組で、中国からトイレが届かないので、新築の家に取り付けられず、施主に引き渡しができないというニュースを見ました。原発じゃないですけど、「トイレがない家」にはさすがに住めませんからね。コンポスト・トイレもありますが、エコ意識が高い人ではなければ、そういうアイデアは思いつきもしないでしょうし、提案しても拒否されるのは必至です。

私も中国からの輸入がストップしていることの影響を受けています。壊れたシステムキッチンの部品の一部が届かないのでいまだに修理できませんし、アリエクスプレスに注文したものも、なかなか届きません。

私ごときでも困っているのですから、中国の業者に依存するメーカーなどは大打撃を受けていることでしょう。この悪影響が徐々に日本ばかりではなく世界経済を蝕むのは不可避です。

事実上の「外出禁止令」が出され、イベントも次々に中止になり、観光客の数も激減し、国立大学の偉い人が、学生に帰省するななどととんでもないことを言い出す始末です。

今日の日経平均株価も、この経済活動の停滞を織り込んで、売りが売りを呼んで、大幅下落しています。3月から4月にかけて、これを株価が織り込んでいくのでしょう。円高も進んでいるので、日経平均株価15000円というのも、まんざら妄想でもないような気がしてきました。

アメリカが緊急利下げをしたので、米ドルの旨味がなくなり、世界の投資家がドル売りをし、相対的に日本円が高くなっているという話です。105円を切ったら、安倍政権の円安誘導によって、甘やかされてきた日本企業は相当に辛いそうです。円安によって、相対的に物価が安く感じて日本を訪れていた観光客も旨味がなくなり、コロナの影響もあるので、ジャパン・パッシングが進むのでしょう。オリンピックを開催できても、盛り上がらないかもしれませんね。

ほんとうに、安倍晋三首相は何を考えているのやら。安倍政権の支持率は株価に連動していると言われ続けてきましたが、そのうち、支持率と株価は連動していないというお得意の「閣議決定」でも下すのでしょうか。

貧乏な私は株を持っていないので、別にどうなろうが気にしませんけど、このところの暴落を受けて、「落ちるナイフを掴みに行かないと大金はつかめない!」とか言ってけしかけるインチキ株式評論家にそそのかされて大損し、真っ青になっている人もいるのでしょう。

かの世界的投資家のウォーレン・バフェットが、1年くらい前から持ち株の大部分(何兆円分だったかな?)を現金化しているという話を聞いたら、ふつうはビビるはずですけどね。みなさん、楽観的すぎるのです。大金持ちというのは、嗅覚が鋭いんですから、ぜったいに何かあると思わなければいけません。

このあと、バフェットは、安くなったところを見計らって、潤沢な現金で優良株を買い漁り、さらに資産を増やすんでしょう。

アメリカでは、ほぼ確実に今年民主党政権に戻ると思います。トランプが敗北するということです。オバマ政権が誕生したときだったと思いますが、映画評論家の町山智浩さんが、アメリカの政権は30年周期になっているので、これからは民主党政権の時代だと言っていました。トランプが大統領になったのは「狂い咲き」みたいなもので、また元の路線に戻るのでしょう。そう考えると、株価と支持率しか考えていないトランプ政権が終焉するのですから、株式市場にとっては大きな打撃になるのは避けられません。そういうのも織り込んだ株価の暴落かもしれません。