SSブログ

バッタが中国を襲撃? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

コロナに加え中国に新たな危機~大量発生したバッタが迫る(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

東アフリカで大発生し、イランに被害を与えたバッタがパキスタンに到着したというニュースを受けて、中国が戦々恐々としている言って中国を笑う日本人がいます。

彼らは世界地図を広げてみたことがあるのでしょうか。インド、パキスタン、ネパールなどと中国の間にはヒマラヤ山脈がそびえ、その中には世界一高いエベレストもあります。

バッタが、7000メートル級の雪山を越え、エベレストにも登頂し、最後は中国を攻め落とすというのは、冒険活劇として面白いのですが、ただのネトウヨの妄想みたいなものですね。

アヒルはバッタを一日200匹食べるので、中国が10万羽のアヒルを動員して、危機に備えているというのも明らかにデマでしょう。

お腹をすかせた中国人は今頃10万羽のアヒルをペロリと食べちゃっているはずです。もしバッタが強襲しても、中国人は侵略を許さず、エベレストの高さをはるかに超える万里の長城を2週間の突貫工事で建設して防戦するはずです。バッタは中国までたどり着けず、インドのニューデリーあたりでうまいカレー屋さんを見つけて、ここを俺たちの終の棲家にすると宣言して終わるのだと思います。

菅直人の方がマシ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

安倍晋三の新型コロナ対応を見て「福島原発事故の菅直人の方がはるかにマシだった」の声が拡散…どっちが酷いか、徹底検証! |LITERA/リテラ

旧民主党の菅直人首相が福島にヘリで乗り込んで、2011年3月11日原発事故を悪化させたといまだに信じているアホ(慶応大学の教授を含む!)がいますが、それこそが安倍が垂れ流したデマです。原発事故の責任は安倍にあるというのが真実です。安倍はいちえふの不備をわかっていながら、お金がかかるから直す必要もないし、直したら、原発が危険であることを証明することになると野党に転落したときに国会で述べました。彼は結果的に原発事故を引き起こしたのです。そもそも原発を推進してきたのは自民党ですし、「結果責任」を取るべきなのは、安倍です。その事実を忘れてはいけません。

この記事にも書いてあるとおり、旧民主党の菅首相は、当時さまざまな専門家たちから情報を仕入れ、リーダーとして決断をするという必死の姿が国民にも伝わてきました。国民の命を守ることを優先するその行動自体を私はリーダーとして正しい行動を取ったと思っています。だから、頭の悪いマスコミやネット民が菅首相を批判するのがいまだに理解できません。それこそ、「批判のための批判」でしかありません。

それに比べて、安倍首相の新型コロナウイルスに対する対応はあまりにひどすぎます。日本全土に広がっているにもかかわらず、いまだに他人事のようです。たしかに表情からは安倍が必死であることは伝わってきますが、その必死さは国民を守ることに対するものではなく、自分自身を守ることに対するものにしか見えません。事実そうなのでしょう。支持率が下がったことで、急に思いつきで(出遅れた)全国一斉休校措置をするなんてみっともない真似をしたわけですから、「国民の気持ちに寄り添う」より、自分の支持率を守ることのほうが彼にとっては大事なのでしょう。

近頃多くの人が書いていますが、3.11のときに総理が安倍だったら、東京を含む東日本は人が住めない土地になっていたと私も思います。安倍の対応を見ていると、まさに背筋が凍ります。



もったいない:リゾートマンションDIYリフォームの動画 [家・DIY・修理]



このシリーズは全て見てます。この方はほんとうにセンスがいいですね。こういうライフスタイルに憧れます。若い人が古いものを大事にしながらも、時代に合わせてアップデートしていく姿に感心します。

不動産価格が暴落してくれたら、リゾートマンションでも買って、リフォームして転売する仕事でもしようかな。

ちなみに、私は旧車をレストアする動画も大好きです。

話がずれますが、10年くらい前にワンガリ・マータイという方が「もったいない」は日本にしかない概念だと日本人に教えてくれました。20歳以下の若い方は知らないかもしれませんね。

その「勿体(もったい)」というのは「物体」のことで、中国語では「物のあるべき姿/物の本質的なもの」という意味だそうです。つまり、「もったいをつける」「もったいぶる」という表現が、大して中身なんかないのに、中身があるように(意味ありげに)思わせるとか、重々しく振る舞うという悪いニュアンスで使われているのは自然なことだとわかります。

そこから「もったいない」はだいぶ遠い気がします。しかし、たとえば、「そんなことをしていただくなんて私にはもったいないことです」という文を考えてみると、その意味が理解しやすくなると思います。その文は、私には中身が無いので(私は無価値な人間なので)、それは私にとっては身分不相応のことですとか、ありがたいことですという意味になるわけです。物や行為自体には意味があるけれど、私の方にはその物や行為に見合うだけの価値がないという謙遜表現です。つまり、私がそのものを捨ててしまうほど偉くはない、そんなことをする権利や資格は私にはないというへりくだりの表現です。その意味であれば、「もったいない」という言葉は、人間の傲慢さを反省するよい言葉に感じます。

マータイさんは、ものを大切にするという精神は日本人だけしか持っていないなんて本当はまったく言っていなかったかもしれません。それなのに、その賛辞を受けて、我々は日本人が優れた民族である証拠の一つだと思い違いをしてしまったかもしれません。その思い違いが、勿体ない、つまり我々日本人が中身がない証拠なのでしょう。

古いものを大切にするのは、むしろヨーロッパでしょう。昔からそうですが、日本人の多くは、古いものを大切に使い続けるという精神がありません。古い家は次々と壊し、あるいは空き家のまま朽ち果てるのを待ちます。新車登録から13年以上経ったクルマの税金が上がってしまうというのも、古いものは捨てるべきという日本人に内在する悪い考えの表出です。日本人には自分が無駄遣いをしてよいほど偉くはないという考えを失ってしまい、ますます傲慢になってきているような気がします。いつか、しっぺ返しがあるはずです。いや、すでに、しっぺ返しを受けているかもしれません。

「もったいない」の日本語に隠れた本当の意味 | アルファポリス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

このお坊さんはこう書いています。

私たちは支えあって「生かされている」という真実が「もったいない」という言葉の根底にあるのです。


おっしゃる通りです。






共通テーマ:住宅

みんなで一丸となって:ワンチーム? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

新型コロナ、ワクチン製造は厚労省天下り先 海外製は無視(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

2019年のワールドカップ開催時には「ワンチーム」という和製英語が流行り、今回のコロナ騒動では「国民が一丸となって」という言葉が広がりました。

新型コロナウイルスの感染拡大に関しては、国民が一丸となっても阻止できないことが徐々にわかりつつります。絶望的です。

今回の新型コロナウイルスは、感染者か非感染者の判別が症状を見ることだけではできないタイプのウイルスですから(感染していても症状が出ない人もいる!)、我々は感染を避けようがないのです。まるでベトナム戦争です。ジャングルの中でのゲリラ戦では、もはや出会った相手が自分の味方なのか敵なのかを判別する術(すべ)はありません。兵士たちは疑心暗鬼になって、すべてが敵に思えるようになってしまい、結果、無差別に殺戮が繰り広げられるです。

実際は、これを防ぐ方法はあるのですが、厚生労働省は医療崩壊を防ぐという名目で、できるだけ新型コロナウイルスの検査をさせないことにしています。これが功を奏して、日本の感染者数は他国に比べて異様なほど少ないものになっています。厚生労働省と安倍政権が検査体制を整えることを「一丸となって」妨げなければ、実際の数字は、この数十倍、数百倍、数千倍に膨れ上がるかもしれません。

医療崩壊を防ぐためという目的と、国民の命を守るためという目的が、厚労省と安倍政権にとっては矛盾しているように感じているのかもしれません。国民の命を守ることよりも、医療崩壊を防ぐこと、そして、件の記事に書いてあるように、自分たちの利権を守ることを優先しているように見えるからです。この結果、5月、6月に日本がどうなるか、見ものです。

ここまで来ると、「みんなで一丸となって新型コロナウイルスに感染しましょう」という動きが出てくるかもしれません。感染者の多くも、きちんと手洗いをし、感染しないように体調管理にも注意して暮らしてきたはずです。それでも防ぎようがないのですから、自分が感染しないという保証は完全になくなりました。私は新型コロナウイルスなんて簡単に封じ込められるものだと思っていましたが、楽観的すぎました。考えを改めます。

安倍首相は、リーダーシップにこだわるわりには、逃げの姿勢が目立ちます。「私が責任を取る」なんて言っても、彼は責任を取ったことはありませんし、どういう形で責任を取るのかも明確にしませんから、リーダーとしてはふさわしくありません。

第一次安倍政権のときに政権を投げ出したのも、彼がなにかの責任を取ったわたけではありません。単に体調を悪くして逃げただけです。「桜を見る会」の問題に関しても、公職選挙法違反であることは間違いないのですが、すべて自分に有利なように、法律まで歪めて逃げています。いつも記者や他党の議員の質問にまともに答えないという姿勢からも安倍の逃げの印象を強くしています。

安倍のような自己保身しか考えていない偽のリーダーがリーダーシップを発揮するには、率先して新型コロナウイルスに感染することしかないかもしれません。その形で責任を取って、政権交代を実現してくれることを心から願います。

日々、伝わってくる世界での感染者数の増加のニュースを見ていると、ほぼ確実に東京オリンピックは中止になるでしょう。この期に及んでもなお、都知事は中止や延期の可能性はないと強弁し、首相はやりたいと言い続けていますが、その姿勢からは国民の命を守ろうという意識の欠如を感じるどころか、滑稽にさえ思えます。もはやピエロです。

日本人は「国民一丸となって」が大好きですが、一丸となって、「玉砕」しましょう。そして安倍は、憧れの祖父と同じ運命をたどり「巣鴨プリズン」に行くのです。まさに「歴史は繰り返す」です。