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東京は60人に1人 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

東京都の新規陽性確認者数は4,166人で過去最多を更新。累積では231,096人。7月1日現在の人口は14,049,146人なので、60.79人に1人が感染した計算になります。なかなかですね。世界では40人に1人ほど。その水準に迫ってきています。

明日から自衛隊の大規模接種会場の予約が再開されますが、ワクチンはモデルナ製なので18歳以下は受けられません。高校生の次男と大学生の長男をいっぺんに打たせるためには、ファイザー製のワクチンを利用する県か市の集団接種会場を利用したほうがよさそうです。再来週に予約が開始されるので、3人がかりで予約を入れようと思います。

自己中心的な言い方ですが、基礎疾患のある私が重症化しないようにすることが重要です。そのために家族も防御壁にするつもりです。ところが、妻はその防護壁の大きな穴となっています。相変わらず「河野大臣がデルタ株には効かないって言ったらしいよ」などと言っています。打っても打たなくても変わらないし、手指消毒とマスクだけでなんとかなると信じているので、お手上げです。放置するしかありません。感染者数が増えようが減ろうが、何も感じないんだようです。逆に、そこまで肝が据わっている事自体、立派だと感じます。

実際、感染者数が増えるということは、弱毒化の証拠かもしれません。逆に安心材料とも言えます。一方で、ネット民はパニック状態です。マスコミでは入院できない患者が巷にあふれていると大騒ぎですが、入院できない人たちなのではなく、入院しなくても済んでいる人たちなのかもしれません。

若い人は重症化しないから大丈夫だという意見は本当のようです。その主張に対して、若い人も重症化する可能性があると反論する医療関係者がいます。言っていることは間違っていませんが、症例はきわめて少ないのですから、そこまで心配する必要はないと思います。そう反論すると、集中力が落ちるなどの後遺症の問題を指摘してくるのでしょうけど、年を取ればみなそんなものです。諦めるしかありません。

マスコミは急にパニックになって、政権叩きをしたり、医療現場が逼迫していると大騒ぎですが、我々は少し冷静になったほうが良いんじゃないかと思います。このパニック状態の演出の意図はワクチンを打ちたくないと言っている人たちの気持ちを変えようという効果もあるはずです。だとしたら、良い方向に向かっているとも言えます。

このパニック状態は緊急事態宣言の効果を高めるきっかけになっているようにも思えます。個人は政府に頼まれなくても、自ら行動を制限していくはずです。結果、感染者数の現象につながるというわけです。今後数週間の東京の感染者数は1万人くらいまでは上昇するでしょうが、ほとんどの人は風邪のような症状で済むそうですから、バタバタ慌てる必要はないと思います。死亡者数が減ってきていることを正しく受け止めるべきではないでしょうか。

iPhone7は直りませんでした [コンピュータ・ネット・テレビ]

ヤフオクで落札したiPhone7用のバッテリーを交換してから1ヶ月強。ソフトウェアのアップデートをしようとしたら急に起動しなくなってしまいました。バッテリーの故障を疑って、ショップに連絡し、新品を送ってもらう手続きをしました。そのバッテリーが今朝届いたので、さっそく交換しました。結果、うんともすんとも言いません。画面は真っ黒なままです。ケーブルを差し込んでも、充電の画面も出ません。本体が壊れてしまったのか、デジタイザーがイカれてしまったのか私には判別が付きません。バッテリーの問題ではないことは確かなようです。水没しているかどうかをチェックするマーカーは赤くなってはいないので、その可能性はなさそうです。

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さて、どうするか?



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社会的ジレンマ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「社会的ジレンマ」というものがあります。自分たちにとって合理的な判断をすると、集団にとっては不合理な結果をもたらすという葛藤です。

自分たち利益を優先すると、社会全体の利益を減らしてしまう例として有名な例はいわゆる「少子化」です。子供を生み育てるのはとてつもないお金がかかるので、その負担を回避して、自分たちが豊かさを感じられることにその分のお金を費やす人が増えると、社会全体での人口が減っていき、経済が疲弊していきます。消費者も労働者も減るのですから、経済活動が不活発になること想像に難くないでしょう。

新型コロナウイルス感染症の第5波の原因は、大多数の人間がそれを意識できなかったことだと思います。政府は五輪を開催するために自分たちに都合の良いデータだけを集め、最悪の事態を想定して法改正をしたり、医療体制の充実を図ることもしませんでした。多くの企業がテレワークを導入することもなく、大学もまた対面授業を強行し、満員電車の問題を解消することもしませんでした。職場内や教室内だけの感染対策で十分と考えるのはあまりに浅はかです。移動中には感染しないという保証はありません。いずれにせよ、すべての個人が自分たちに都合が良い選択をした結果、集団にとって最悪の結果をもたらしつつあるということです。

解決策としては考えられるのはただ1つです。第5波を収束させ、第6波を引き起こさないためには、一人ひとりが「社会的ジレンマ」を自覚し、自分の利益と社会全体の利益のバランスを考えてて行動することしかありません。自分たち自身の意識を変えないと、政府の無能さをいくら叩いても何も変わりません。無論、無責任な自公政権は次の選挙で叩き潰すことで、責任を取らせるのは当たり前のことです。

余談になりますが、希望も見えてきています。感染がここまで拡大するということは、ウイルスの弱毒化の証拠かもしれないからです。感染しても比較的元気な人が多いので、激しく移動し、感染を拡大させているとするなら、それは症状が軽くて済む人が増えたということです。いまだワクチン接種の予約すら取れない若い人たちにとっては、これは安心材料になるのではないでしょうか。