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夜間滞留多くは中高年層 人流抑制で国主導明言なし|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト [雑感・日記・趣味・カルチャー]

夜間滞留多くは中高年層 人流抑制で国主導明言なし|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト

「感染拡大は若い奴らがほっつき歩いているせいだ」と若者を悪者にする書き込みがヤフコメには多いのですが、案の定、遊び歩いているのは中高年のほうでした。だいたい世の常としてアイツラが悪いと言っている側のほうが悪人だったりするものです。

尾身先生は人流を去年の4月並(いまの半分)にする必要があるとおっしゃっていますが、相当に難しいでしょう。大学はもちろん完全にオンライン授業に戻さないといけないですし、一般企業もすべてテレワークにしないといけません。そんなことは不可能です。したがって、感染拡大に歯止めはかけられないということです。行くところまで行くしかありません。医療崩壊は間違いないし、膨大な数の死者も出るでしょうし、ラムダ株にも蔓延することになるでしょう。

以前から言っていますが、電車やバスは感染源になっている可能性が大です。いまさらですが、きちんと検証したほうがいいのではないでしょうか。車内で無言であっても、デルタ株が空気感染するなら、車内は密室なのですから危険です。無言であってもゲホゲホ咳をしている人もいます。もしその人が感染者だとしたら、感染は防ぎようがありません。感染源になっていることを国が認めれば、怖くて電車に乗らない人が増えるでしょう。

まん延等防止措置やら緊急事態宣言は効果がないことが明白なので、以前から言われている通り、PCR検査を拡充したり、ワクチンパスポートの導入に踏み切るべきです。

PCR検査で陰性を証明しなければ通勤通学ができないとか、ワクチン未接種の人は電車やバスに乗ってはいけないなどという強行措置を取るしかありません。あるいは、電車の運賃を感染者数が激減するまで10倍にするのです。電車をお金持ちの人しか乗れない乗り物にしてしまえば、学校にも大学にも会社にも行けない人が増えます。結果、家で仕事をするしかないのです。

しかし、こういう案は現実的ではないので、感染拡大は抑制することは不可能ということです。残念ですが、詰んでいます。あとやれることとしては、自分たちの愚かさを反省するくらいしかありません。もうどうしようもありません。あきらめましょう。



JUJU 「夏をあきらめて」 -Snack JuJu.2016- [音楽・楽器]



今年の夏もあきらめる?



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「統計学ポルノオジサン」と「大雨の日に田んぼとか川を見に行く老人」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

西日本の方ではひどい大雨で、洪水や土砂災害が起きそうな気配。世界中で火事だの洪水だの自然災害のニュースが多くなった気がします。やはり地球温暖化のせいでしょうかね。

こういう雨の時期に田んぼとか川を見に行く老人がいます。結果、濁流に飲み込まれて死んでしまうというニュースがよくあります。

ふと思ったのですが、コロナを恐れている人たちを「コロナ脳」と言って蔑んだり、ワクチンを打つと5年後に死ぬとか言っている人がいますが、陰謀論者ではないにして、彼らは大雨の日にわざわざ田んぼや川を見に行って命を落とす老人にそっくりです。これまで死んだことがないのだから、自分は死なないという自信があるのかもしれません。ワクチンを打たなくても、マスクや手指消毒などの感染症対策をしっかり実行してきて、いまだに感染していないんだから、自分は大丈夫だろうという人がいますが、それこそが「正常性バイアス」です。彼らは知識がないので、自分たちのハマっているバイアスに気づくことができません。いかに学問は重要かがわかる事例です。

大雨の中、田んぼや川を見に行く老人は勝手に死ぬので特に大きな害はないのですが、世の中には小賢しい人がいて、統計学がわからない奴らはアホだと罵り、日本のコロナ感染拡大なんて「さざ波」程度。その波はますます小さくなっているとまで主張するような有害な「統計学ポルノオジサン」がいます。

もちろん数字上では「さざ波」なのでしょう。しかし、医療現場では「さざ波」では済みませんし、一人ひとりの命や生活の側面から見たら、そんなに簡単に片付けるわけにはいきません。

メンタリストDaigo氏は、ホームレスの命は軽んじてもいいと主張して炎上しました。私には、メンタリストDaigoのメンタリティーは、コロナの感染者数が増えても大したことはないと主張する高橋洋一氏のそれにそっくりに見えます。要するに、ふたりとも「パースペクティヴの虜囚」なのです。自分自身が閉じ込められている遠近法的な世界観に気づけない凡庸な人間にすぎません。

かりに日本中の人が、あるいは弟や親戚がホームレスになってしまってもメンタリスト氏は同じことを言えるのでしょうか。高橋洋一氏は自分自身もコロナに感染し、重篤化しても病床に空きがないということで入院させてもらえない状況に陥っても、これは「さざ波」だと言い続けるのでしょうか。その頃にようやく「いまはさざ波ではない」と言っても手遅れです。事実を言うのは結構ですが、誤解を与えるような言葉足らずな発言は避けるべきです。一定の発言力のある大学教授ならそのくらいの配慮はすべきです。今はまださざ波状態だが、そのうち大津波になるかもしれないから、気をつけろと言うべきだったのです。頭が悪すぎます。

近頃は、上から目線で「統計学を勉強しなさい」なんて忠告をするバカがいます。ヤフコメによく出没します。そういう奴らこそ人間の心の勉強をしなさい。自分自身の想像力の欠如に気づかないほどのアホ(パースペクティヴの虜囚)に勉強しろなんて言われたくないわ。いくら本を読んで人間の心の勉強をしても、メンタリスト氏のような視野の狭い人間になる場合もあるので、世の中はそんなに簡単にうまく行きませんけどね。

かくいう私もパースペクティヴの虜囚ではありますが、わざわざ田んぼとか川を見に行って命を落とす惨めな老人にはなりたくないです。


バイオリンの弦がまた切れました [音楽・楽器]

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昨晩、1週間ぶりにケースを開けたらバイオリンのA線がまた切れていました。A線ばかり2回です。その2本はアリエクスプレスで購入したものです。偽物かもしれません。とはいえ、G線D線は切れていません。どういうことなのでしょう。切れたところはこれまでと同じボールエンド側なのでナットの溝切りの問題ではないようです。ボールエンドと弦がきれいに分離しているのです。

もしかしたら、昼間、湿度や温度が高いせいで弦の張力が上がってしまっているのかもしれません。エアコンをかけてしばらくすると、チェロもバチッといい音を立てて、弦が緩むことがあります。ヨーロッパ起源の弦楽器はかなりデリケートですね。沖縄の三線なんか、その点ゆるゆるです。三線の弦はギターの弦よりも安いので切れてもなんの問題もありませんが、バイオリンは懐に響きます。

そういうこともあろうかと、SoundScapeというショップからA線だけ2セット購入しておきました。早速それに張り替えて、練習しました。また千切れるようであれば、夏の間はある程度弦を緩めておく必要があるのかもしれません。アコースティックバイオリンは音が大きいので、やはりエレキバイオリンよりも楽しいですね。

今アコースティックバイオリンの弦の構成は、E線はゴールドブラカット、GとDはアリエクスプレスで買った安価なドミナント、今回切れたA線は、SoundScapeから購入したドミナントです。エレキの方は全部アリエクスプレスから購入した激安ドミナントです。不思議ですが、いまのところ問題はありません。



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この頃は毎日が「13日の金曜日」状態 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

今日は13日の金曜日です。この頃は毎日が「13日の金曜日」状態ですね。

今朝はしたたかに雨が降っています。窓を開けると、冷たい風が入ってきます。窓際に温度計を置くと23.9度まで下がりました。昨夜も冷房をかけて寝たのですが、外のほうが涼しいです。半袖だと寒いくらいです。湿度は83%ですが、夏にしては気温が低いので、ベタベタした不快な感じはしません。そういえば北海道はいま冬のような気温だそうですね。

モデルナアームならぬ、ファイザーアームがようやく収まってきました。2回目のワクチン接種からちょうど1週間が経過しました。接種個所の周りがしばらく真っ赤に腫れ上がっていたのですが、今日はすっかり目立たなくなってきました。腫れがあった場所や、脇の下のリンパ腺を触るとやや痛みを感じますが、一頃よりは楽です。ファイザーの場合は2回目の接種から1週間で抗体ができるそうですから、そろそろ私も少しは安心できるようになったということです。とはいえ、2回の接種を終えていた基礎疾患(ガン)のある60代の男性が亡くなったというニュースもありましたから、全面的に警戒を解除するわけにはいきません。

感染者、15都府県が想定超え コロナ緊急時シナリオ破綻(共同通信) - Yahoo!ニュース

感染爆発は個人的には「想定内」です。驚きなんて全くありません。素人にだってわかります。6月下旬に久しぶりに再会した同僚の教師に、7月8月はオリンピックもあるので激増するでしょうね」なんて予言めいたことを言ったのですが、すぐに「よしてくれよ」と言われました。でも、私の予想通りです。五輪開催と感染拡大の因果関係は認められませんが、相関関係は認められます。まったく関係がないわけではありません。パラリンピックのほうは無観客なら開催してもいいんじゃないかと思います。五輪開催のインパクトほどは、人々の意識に与える影響はないでしょう。おそらく因果関係も相関関係も見られないでしょう。やめるべきだったのは五輪の方で、開催するならパラだったといまだに思っています。

政府や自治体はいつものように、想定するとそうなってしまうかもしれないから想定しないという病にかかっていたのでしょうね。原発のときと同じです。仮定の質問には答えられませんというやつです。今回も危機管理のなさが露呈したわけです。まったく学習しませんよね。

この程度の感染拡大はまだ序の口でしょう。東京都だって、ちゃんと検査をすれば、今日だって一日1万人になっているはずです。

メンタリストDaiGo氏、ホームレスの人への差別発言で「炎上」 | 毎日新聞

自分の生活に関係のない人は、存在していても存在していなくても関係ないというのが普通の人の感覚です。人はきわめて愚かな生き物なので、誰しもパースペクティヴの虜です。自分を中心とした遠近法的世界観でしか物事を捉えられないのです。自分の視界を大きく占めているものは価値の高いものであって、視野に入っていないものは存在していることさえ気づかないです。その習性が戦争や犯罪などを起こしてきた根本的な原因です。その反省の上に生きていかざるをえないのが現代人です。その意味では、メンタリストDaiGo氏は古い価値観のもとに生きている人なのです。ふつうといったらふつうです。彼を無条件に称賛する取り巻きがたくさんいるようですが、あの人も「並の人間」にすぎないのです。野球解説者の張本勲氏がボクシングに関して、あんな殴り合いが好きな人がいるんですね、というような趣旨の発言をして炎上しましたが、その発言も同様に彼のレベルの低さを示しています。自分自身にもちゃんと「喝!」を入れるべきです。

定年後「急に老ける人」と「若々しい人」決定的な差、定年後に備えて50代のうちにしておくべきこと(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

若さの決め手は、職場以外のコミュニティーに所属することだそうです。私も以前それを試してみたのですが、基本的にオジサンはうざいので(偏見?)、ストレスの原因になるだけです。

どんなコミュニティーでも、なぜかオジサンは梅雨時のようなウェットな関係を好みます。私はそれが嫌いなので近づかないようにしています。世の中には集団生活が合う人と合わない人がいます。集団生活が合う人には有効なアドバイスかもしれませんが、私のような一人が好きな人間にはこのアドバイスは偏見に満ちたものに見えます。私には他人とのつながりがしがらみにしか思えません。絆(Bond)は拘束でしかありません。