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「黄色いベスト運動」への違和感 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「黄ベスト」デモ、参加者急増 暴力沙汰は減少 写真22枚 国際ニュース:AFPBB News

「黄色いベスト運動」に対して、強烈な違和感を覚えるのは私だけでしょうか。何が受け入れられないかと言ったら、ベストの色が、私の目には黄色には見えないことです。どう見ても、黄緑の蛍光色です。

というのは冗談ですが、しかしながら、日本で「燃料税」と称するものは、大気汚染の原因になるディーゼル(軽油)に対する税金を上げるというものであって、環境保護の観点からは、マクロン大統領が軽油に対する税率を上げることは間違っていないと思います。

もし軽油税の増税が生活を逼迫するというのなら、フランス政府が別に形で補助金を出せばいいことです。なぜそれをしないのか、不思議でなりません。マクロン大統領が安倍総理やトランプ大統領のように大企業の味方であるのは明白ですが、それにしても二人に比べてあまりに正直すぎます。安倍総理のように、ずる賢く増税すべきだったのかもしれません。

日本でも、軽油に対する税率を上げてもよいと私は思います。マツダの「クリーンディーゼル」という技術も、名前はきれいに思えますが、錯覚です。安倍総理の得意技である「印象操作」でしかありません。ガソリンエンジンに比べたら遥かに環境に悪いのですから、増税の対象とすべきです。

もちろん、私も貧者にして弱者の一人ですから、私がフランス人だったとしたら黄色いベスト運動への参加者の側の人間でしょう。ただ、暴力事件を起こしたり、店舗に対する強盗をしたりするようなみっともないデモ参加者は、民主主義を理解していない、ただの犯罪者ですから、軽蔑すべき対象です。