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努力は報われない:「ゆとり世代」と「バブル世代」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

ゆとり世代"オジサンとは人生の目的違う"(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

このライターさんは「ゆとり世代」と「バブル世代」という対立の図式で捉えていますが、努力報酬が期待できない時代においては、その対立はすでに崩壊しており、日本人の多くは、努力しても報われないので、努力はしないほうが良いと考えるようになってきているのではないでしょうか。私自身はそうです。

努力はほとんどの場合報われないのです。いくら生産性を上げても、給料は上がりません。給料が上がらないのに、なぜいまよりも働かないといけないのかわかりません。効率を上げるということは、私にとっては、手を抜くということです。

私は、努力することに辛さしか見いだせず、楽しさを感じられないのであれば、努力しません。辛いことは、できるだけ関わらないようにしています。見なかったことにします。

私は年齢的には「バブル世代」の最後に属しますが、実際のところ、大学院に行ってしまったので、バブルの恩恵は1%も享受していません。むしろ、その次の就職氷河期の世代に後ズレしています。だからこそ、私は高度成長期を満喫した世代やバブル世代には反発しか感じずに、「ゆとり世代」に共感できるのでしょう。

人は何のために生まれてきたのか。もちろん、辛いことをするためではありません。他人を楽にさせるためだけではありません。我々は奴隷ではないのです。私よりも上の世代は、私の目には「奴隷」にしか見えません。

年100万超 大学学費はぼり過ぎなのか?(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

大学で学ばないとわからないこともあるのですが。大学に行かなくても学べることもたくさんあります。高校のカリキュラムの内容を減らせば、大学で教えているような内容も盛り込むこともできるはずです。さらにオンライン学習もできるので、確かに大学の存在価値はなくなりつつあります。もうなくてもいいのかもしれませんね。葬式も直葬になってきている時代、年間100万円以上も学費として支払う余裕はないのです。特に、貧乏な日本人にとっては。グローバリゼーションの中で、途上国と競争し、敗北し、彼らの奴隷になる運命の我々が高等教育を受ける必要などないのです。馬鹿は馬鹿で十分です。それでも幸せに暮らせるはずです。