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“Make America Greta Again” [雑感・日記・趣味・カルチャー]

Greta Thunberg meets Justin Trudeau amid climate strikes: 'He is not doing enough' | Environment | The Guardian

Hundreds of thousands join Canada climate strikes - BBC News

スウェーデンの16歳の少女Greta Thunbergさんが、世界のリーダーたちを前に、彼らは地球温暖化防止策を講じていない、次世代を守ろうとしていないと抗議のスピーチをしたことを受け、彼女がアスペルガー症候群であることを揶揄したり、感謝に満ちたスピーチをしたマララさんと違って、グレタさんのスピーチは怒りに満ちたもので、まったく心に響かないスピーチだったとか、ふざけたことを言うテレビのコメンテイターみたいなバカが出てきています。呆れ返ります。

地球温暖化の原因は人間が排出している二酸化炭素なのかどうかは本当のところはまだ科学的に解明されていないのかもしれません。むしろ、二酸化炭素よりも、牛などの家畜が排出するメタンガスのほうが温暖化効果が強いということを言う人もいます。

二酸化炭素やメタンガスが温暖化の真犯人であるという科学的根拠はさておき、その2つを制限なく待機中に放出することにためらいのないリーダーたちの姿勢は、本当に我々のリーダーとしてふさわしいのでしょうか。危険かもしれないものを、危険ではないと言い張るような彼らの姿勢は「正常化バイアス」として批判されるべきかもしれません。災害が起きているのに、その災害は大したことではないとして、見たくないものを見ないような人がリーダーであれば、一般市民の命を守ることができないと思います。

そんなリーダーたちが、次世代の人間の生活よりも、既得権益を持っている人たちを守ることを優先するのは、既得権益を持つ者が彼らをリーダーに選んでいるからです。もし既得権益を享受している人間を軽んじれば、リーダーの座から引きずり下ろされることは間違いありません。自分たちの生活だけを守るのがリーダーと呼べるのでしょうか。

ヘタレなリーダーたちを支える既得権益にすがって生きている人たちは、自分たちの仕事を失うよりも、世界を滅ぼしたほうがいいと考えているのでしょう。

どちらに転んでも、人類が滅びるということは間違いありません。現在の経済を守って、人類を滅ぼすわけです。人類が滅びれば経済も滅びるのですが、そういうことを考える能力すらないリーダーばかりが雁首をそろえているのですから、次世代の未来はありません。

そうだなあ、日本でも、グレタさんの意見に賛同して、授業ストライキをする生徒や学生が大量に出てきてくれたら世の中が変わるかもしれません。(私も授業を休めるのでありがたいです!)そういう姿勢を見せた学生には、私だったら無条件で成績をAにしてやりたいと思っています。その上で、地球温暖化の敵であるトランプとか安倍に卵をぶつけて思いっきり恥をかかせてくれたら、快哉を叫びたいと思います。ブラボー! ブラッバ! ブラッビ!