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テキトーと適当 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「適当」は逆の意味が2つある!?正しい意味、使い方、語源を解説 - WURK

「適当に処理する」と口で言うと、いい加減に処理するみたいに受け取られかねないから、その場合は「適切に」を使うことが多いと思います。(今日、仕事のメールでその言葉を使ったので、気になりました。)「いい加減」にも適切という意味もあって紛らわしいですね。「テキトー」の語源に関しては諸説あるそうで、上記のページに紹介されています。いい加減でテキトーな語源かもしれませんから、信用しないほうが無難です。

それにしても、世の中にはテキトーな人が多いようです。彼らは自分の憶測だけで物事を判断し、全体(文脈)を意識することがありません。どこかの国の首相もそうですね。エヴィデンスや専門家の意見を踏まえて云々と言うくせに、自分に都合が悪いことや自分が信じたくないことは、エヴィデンスがないと言って突っぱねるようなテキトーな感覚で政治をしているのですから呆れます。そんなテキトーな人というのは教養がないんでしょうね。教養と良いのは、全体を見渡す能力のことです。文脈を正しく捉えられる能力です。

無教養な人を選んでしまう無教養な日本人は何事においても本当にテキトーです。気合や根性でなんとかなるとか、脳みそのついていない昔のスポーツ選手みたいなことを言う人がいまだにけっこういます。平和な時や好景気のときはそれでも良いのでしょうが、今はそれが通用しない難しい時代です。高田純次はテキトーに生きられるのでしょうけど、彼以外の日本人は全員テキトーには生きられません。