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何のために働くのか? お金に変わる価値とは [健康・メンタルヘルス]



コロナ禍を経て、「他人は他人、自分は自分」と多様性を認められる人が増えてきた結果、「何のために働くの」という疑問を抱く人が増えてきたと益田先生は感じておられます。私も「他人は他人、自分は自分」として適切なソーシャルディスタンスを取るメタ認知を持って生きていますが、何のために生きているのかという疑問は浮かびません。

あえて言うならば、私が働く理由は自己満足です。益田先生と同じです。お金を稼げれば、物を買えるし、美味しいものを食べられるし、いろんなところに行けます。お金のことを心配しなくなるので、心の安定が図れます。何かやりたいことや買いたいものがあっても、お金があるので、限度はありますが、だいたいは実行できます。お金を稼ぐために忙しく働かなければいけないという感覚ではなく、もちろん暇な時間は減るのですが、自分で自分をコントロールしている感覚を得て、他人に振り回されて嫌な思いをする状況から脱することができるのです。つまり、自己満足度が高ければ高いほど、自分の人生を生きていると実感できるようになるのです。

他人に支配されないと、もっと高いところから世界を見ることができるようになります。困っている人にも目が行くようになるし、そういう人を助けて自己満足の感情に浸る余裕さえ生まれます。この助けるという感覚、真っ暗闇の中で出口を求めて彷徨っているような人たちの手を握って一緒に行きましょうかと誘って、安心感を与える行為によって得られる自己満足は、自分自身の心を満たすだけではなく、この社会を生きやすい場所に変えるきっかけにもなります。そういう活動をしつつ、お金を稼げれば、誰にも文句を言うことはできません。

何のために働くのかという問いに対する私の答えは、やはり、自己満足です。それでいいんじゃないでしょうか。他人の犠牲になるために生まれてきたとしたら、我々は奴隷と同じです。自分で自分を律することができる環境に身を置けるようになると、幸福度が高くなります。私は今ある程度その感覚を得られていますので、幸福度はやや高い感じです。







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