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2年ぶりにユーザー車検に行ってきました [クルマ]

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ここは春日部自動車検査事務所です。受付開始の8時45分に間に合うように家を出たのですが、渋滞があって5分ほど遅れました。到着した時点で、すでに検車場の中にも渋滞ができていました。2月、3月は決算期ということで、クルマを買う人が多くなります。そのせいで、どうしても車検場が混んでしまうようです。

到着早々、必要書類と印鑑を持参して、まずは自賠責保険の窓口へ直行。行ったはいいのですが、クルマのシートに財布を置き忘れてしまい、いったん取りに帰るというトラブルに見舞われました。一瞬、家に戻らないといけないのかと思って冷や汗が出ましたが、駐車場に戻ると、運転席のシートの上に財布が無防備に転がっておりました。ズボンがゆるゆるなので、お尻のポケットから財布がよく落ちるのです。困ったものです。

再び窓口に戻り、自賠責保険の支払いを済ませてから、隣の建物に移動。ユーザー車検の窓口には2年前よりも多くの人がいました。ユーザー車検を利用する人が増えているのかもしれません。とりもなおさす、日本人の貧困化の影響でしょう。車の整備が好きな人が急に増えたはずはありません。

窓口の女性に「この書類に必要事項を記入して窓口に出してください」と笑顔で指示されました。見本を見ながら、もらった書類にあれこれと記入し、再度、窓口に持って行くと、「自動車税の印紙を書類に貼り付けてから持ってきてください」と言われました。まったく、手続きを覚えていませんでした。2年ぶりですから、仕方がありません。以前は、走行距離をメモしていかないといけなかったのですが、今回からは必要なくなったようです。

隣の棟に移動して、「自動車税を支払いたいのですが」と言うと、「今年1年分ですか?」と言われ、「?」

「自動車重量税ですね。」と言い直してようやく理解してもらえました。支払いを終え、印紙を書類に貼り付けてもらったので、またユーザー車検の窓口へ。書類を点検してもらって、判を押してもらい、いよいよ検査ラインに入る許可を受けました。そこまでで20分以上かかりました。

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車に乗って、検査ラインに並ぶと、すでに15台分ほどの渋滞。第4レーンは点検のために封鎖中。2年前と同じ第5レーンに並びました。今回の混雑は、第4レーンが封鎖されていることが原因のようでした。

検査場の建物に入る前に、ランプ類がきちんと点灯するか、ウォッシャー液が出るかワイパーが動くかなど検査されました。エンジンを切っていたため、ウィンカーがつかず、エンジンを掛けてくださいと言われ、またもや焦りました。

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そんなこんなで、建物に入る前に、第1ラウンドの10時15分になってしまい、検査員たちは休憩に突入しました。13分後に再開しました。私は第2ラウンドの3台目になりました。

ガイドの方がついてくれたのですが、ちょっとぶっきらぼうな人で、またもや緊張。

前回落とされたサイドスリップとヘッドライトに関しては何の問題もなく通りました。

しかし、前回すんなり通った、40キロのところでパッシングを出す速度の検査のところでなぜか手間取って、ガイドに叱られてしまいました。

「ダメだよ。ゆっくりやってよ。長くやらないと。」

40キロを維持できず、すぐに速度が超過してしまう上に、パッシングする時間が短いというのです。

ガイドのオジサンは、見かねてというか、呆れて、クルマの窓から手を入れて私の代わりにパッシングしてくれてました。時速40キロをキープしながら、パッシングするという、2つのことを同時にするのができない自分に私自身も呆れました。

その後、次の検査に移動しようとしたら、なぜかアクセルを踏んでも、回転台(?)から、抜け出せません。ブーン、ブーンいうのですが、ちっとも動きません。クルマにパワーがないのでしょうか、それともタイヤがハマった場所が悪かったのでしょうか、あるいは私がアクセルを踏み込む力が弱いのでしょうか。結局、ガイドさんに後ろからクルマを押してもらって、脱出できました。またもやみっともない姿を晒しました。車検場には魔物が住んでいるようです。

その後は、下回りの点検。カンカンカンカンとハンマーで叩く音が響きました。問題なしとのこと。

結果は、一発合格でした。今回はテスター屋さんに行かずに済みました。足回りもいじっていないし(前回はショックアブソーバーを交換しました!)、ヘッドライトのバルブも交換していないので、当然ですね。

費用の内訳

自賠責保険 25,830円
自動車税印紙 24,600円
検査登録印紙 400円
審査証紙 1,300円

合計 52,130円

車検前の整備では、エンジンオイル、オイルフィルター、ポジションバルブ、エアーフィルター、エアコンフィルターを交換しています。自分でやっているので、費用は6000円ほど。不調のスターター(セルモーター)はまだ交換していませんが、その代金(中古パーツ)がおよそ5000円。なんだかんだで、プラス1万円としても、6万円台で収まりました。

民間車検場を利用すれば、おそらくこの2倍はかかるでしょう。12万円くらいかな。安くたって8万円です。ディーラーへ行けば、あれこれパーツの交換が必要ですと脅されて、15万円くらいに跳ね上がるはずです。その点、ユーザー車検というのは、貧乏人には助かります。

しかし、窓口の手続きが煩雑で無駄が多すぎます。半日潰れますからね。業務のほとんどのことはオンライン化できるはずです。検査も、検査員がクルマに乗り込んでやったほうが早い気がします。よく考えたら、車検制度というのは、化石のようなお役所仕事ですね。大改革が必要だと思います。5万円といえども、貧乏人には少々税金が高すぎます。

今度クルマを買うときは、中古の軽自動車にするしかありません。それなら3万円台で収まるでしょう。

ご多分に漏れず、我が家も極端に貧困化しているので、もはやクルマは買えそうもありません。買えたとしても、諸経費込みで20万円とかでしょうね。リースという手もありますけど、どうなんでしょうね。


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忘れていましたが、もうひとつトラブルがありました。このステッカーをうっかり微妙に斜めに張ってしまい、一度張り直したのですが、それでも斜めのままでした。面倒くさいので、そのままにしました。あと2年我慢するしかないですね。


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