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カラクイを削ってみました [音楽・楽器]

三線のカラクイをヤスリで少し削ってみました。

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削ったのは女絃のカラクイだけです。それだけがギリギリとして、調弦しにくかったのですが、ヌルヌルとした感じになってくれました。

少し削りすぎたようで、カラクイが2ミリほど奥に入りました。絃を通す穴がおかしくて、絃をカラクイに巻くと壁に擦れてしまい、D以上には上げられなかったのですが、削ったおかげで解消しました。

カラクイを横に揺らしてみると、削ったものは動きません。安定しています。それに対して、元のものはガタガタしていて不安定です。折れそうで怖いので、今晩、残りの二本も削ってみようと思います。

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ついでに、乳袋や棹を拭き掃除しました。界面活性剤の入っている洗剤をキッチンペーパーにつけてこすってみると、たちまち紙が茶色になりました。何度か拭いていると色落ちしなくなりました。

汚れたキッチンペーパーからはタバコのニオイがするので、もしかしてヤニ(タールとかニコチン?)がべっとり付着していたのかもしれません。私の三線はヤフオクで6500円で買ったものですが、どこかの沖縄料理の店の壁に飾られていたものかもしれません。棹に少し傷はありますが、弾き込まれた感じもありません。少し古いかもしれませんが、作られてから、せいぜい10年くらいしか経っていないように見えます。

その後、オレンジオイルを棹全体に塗りました。オレンジオイルは楽器用のものですが、ラベルにはwood Cleaner&Polishと書かれています。おそらく三線の棹にも使って良いものだと思います。

ローポジションのあたりは、いつも触っているせいか、艶がなくなって白濁していたのですが、オレンジオイルの効果でツヤツヤになりました。さらに、すべすべになってくれたので、ポジションの移動がしやすくなりました。

太鼓の部分は強化張りです。我が家にやってきたときには、蛇の鱗が、おばさんの肌のようにガサガサになっていました。女性用のスキンクリームを塗り込んでおいたのですが、匂いが嫌な感じでした。あれから半年くらい経ちますが、またガサガサしてきたので、オレンジオイルを塗っておきました。本来の使い方ではないですが、どうせ安物ですから、それくらいの扱いでいいんです。



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