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なんとかペイと富士登山はどうにかすべきです [雑感・日記・趣味・カルチャー]

ナントカペイ的なサービスに、店舗から思うこと - sunawachi.com「レザー・コラム」

なんとかペイは、店舗としては設置にお金がかからないし、現金払いに慣れていないと言われている外国人観光客にも便利だとマスコミは歪んだ報道をしていますが、店舗側から言うと、他にいろんな問題が生じるのですから、なるべく利用したくないのは明らかです。基本的には、サービス利用で店側に利用代金を請求し、さらに顧客の個人情報を集めてどこか怪しい組織にビッグデータとして売ることが目的のビジネスモデルらしいですから、そんな連中に利用されたくないですね。

先日、とあるホームセンターに行ったときに、「PayPayをご利用される方はサービスカウンターにお越しください」と書いてありました。店側にとっても、利用されたくないのは一目瞭然でした。これでは顧客としても使いにくいでしょうね。偽札が横行し、貨幣が信用できないという中国で一般化した日本のQRコード技術を使った決済方法は、偽札が流通しない日本では流行しないと思います。QRコードを使った決済システムなんか、Amazon Goが一般化するかもしれないことを考えたら、もはや呆れ返るほど時代遅れだと思います。ちなみに、使っている人を私は見たことがありません。私の場合は、クレジットカード払いができない場合は、電子マネーのSUICA決済をするので、PayPayやら楽天ペイやらを利用する予定はまったくありません。

富士登山の「頂上ご来光」を見直す時期なのではないか | 経営と登山のあいだ

ご来光を名目に深夜から早朝の登山が行われ続けているは、山小屋の既得権益を守るためではないかと私には思えます。夏の間の1ヶ月学生が山小屋でバイトすると30万円も稼げるのだそうです。それくらい儲かる商売だということでしょう。頂上の山小屋の豚汁は、大してうまくもないのに、800円ですからね。夏の2ヶ月間商売すれば、残りの10ヶ月は遊んで暮らせるのかもしれません。(登山ツアーのガイドさんの日当は2万円だったと聞いていますが、彼らの労力を考えたら、そちらは安すぎるかもしれません。)

私が宿泊した山小屋の食事は、レトルトと思しきハンバーグとカレーでした。コンビニ弁当以下です。食事を食べ終わると、まもなく消灯の時間です。仮眠の時間は21時から2時まで。50センチ幅のスペースにぎゅうぎゅうに押し込められて、知らない人の横で雑魚寝するのですから、肝の座った人ではなければそうそう眠れるものではありません。当然、寝られない子供は親とおしゃべりをしだすし、うるさいのなんのって。私が泊まったときは、バイトが窓を開け忘れて、蒸し風呂状態になりました。仮眠すら取れる環境ではないのです。そんなサービスであっても、山小屋には数千円の宿泊料がかかります。マゾヒストではなければ富士山の山小屋には泊まるべきではないと思います。

確かに、0度前後の早朝の寒さに耐えながらご来光を待ち続け、雲海の上に太陽がちらりと見えた瞬間の高揚感は何ものにも代えがたいものがあります。俗世間のしがらみで腐りきってしまった心が洗われるようです。しかし、登山はご来光だけが楽しみではありません。他の山の場合、ご来光目当てに、深夜に危険な岩山を登るようなことはまずしません。ありえないことです。それを考えたら、ご来光を過剰に重視する富士登山の習慣はそろそろ一部のマニアだけがするものにすべきでしょう。ツアーを組むのは止めたほうが良いと思います。

富士山は10時間もあれば往復できる山ですから、一般の人は早朝に出発し、夕方戻ってくる方法を取るべきだと思います。それが一番お金がかかりません。8合目以上の夜の渋滞(追い抜くマナーの悪い人がいるので落石の危険性が非常に高いです!)にハマることもありません。明るい間に登山をするほうが危険を避けることができるはずです。山小屋の組合の人たちは、山小屋泊ではないと高山病の危険性があると主張します。しかし、山小屋に宿泊すれば、高山病の危険性がないという根拠はないのですから、その主張は論理的ではありません。本当に登山客の人たちの安全を考えているのかはなはだ疑問に思います。