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脱「脱ゆとり教育」:哲学を学ぶべき [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「脱ゆとり教育」も効果は?…日本人の読解力が急落していた | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン

「読解力」の定義を、文章が意図していることを正確に分析・理解し、その内容を批判的に評価し、それについて自分の意見を述べることができる能力とするのなら、私が英語の授業でやっていることはまさに「読解力」の育成です。しかし、最近の英語の授業では、時間を掛けずに速読し、その上で内容を正確に捉えたかどうかのT or Fの問題をやって終わりになっています。しかも、辞書すら使うなという命令がくだされます。それが英語を英語で理解する授業だそうです。アホをよりいっそうアホにする授業がグローバル化に対応するための授業と捉えられているようです。愚民化政策ここに極まれりです。そんな愚民たちの代表である愚民(言い訳が得意なヤツ)が6年もの間宰相を務めているのですから、日本は悲劇的です。「脱ゆとり教育」が失敗したことを受け入れ、「ゆとり教育」の目標を今一度思い出すべきでしょう。世間では入試改革の方法とおなじみの自民党議員の利権に批判が集まっていますが、最優先すべきことは、貧乏暇なしの生活の結果、思考停止している大多数の日本国民に自分の頭で考えさせる教育を施すことです。その際に、フランスの入試(バカロレア)を見習うことです。日本国民は「哲学」を学ぶことを必須としなければいけません。フランスの大統領は、学問の中心である哲学を学んでいなければ、なれないそうです。一方、東大法学部が牛耳っており、前例主義に支配されている国が将来発展し、「文明」を持つことはなさそうです。



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