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「年賀状じまい」:"I Message" or "You Message" [雑感・日記・趣味・カルチャー]

「年賀状じまい」に否定的な意見 縁切りのようなメッセージは不快? - ライブドアニュース

私も今年から年賀状を出すのを止めることにしました。「年賀状じまい」の年賀状は送っていません。親には電話で伝えておきました。毎年年賀状をくれる弟や叔父にもその旨を伝えておいてほしいと言っておきました。もうひとりは、ほとんど付き合いもないのに、なぜか義理堅く毎年送ってくれる例の「電通」の社員がいて、彼も数年前からやめたがっていたようなので、私から止めることにしました。

年末の忙しい時期に年賀状を書くような暇は一般の労働者にとってはないでしょうから、私は嫌われ者になることを承知で年賀状を出すことを止めることにしました。私のためでもありますし、相手のためでもあります。年賀状を出さないからという理由で縁遠くなるのであれば、それはそういう縁だったのでしょう。

この記事に取り上げられている"I Message" or You Message"ですが、これは他人をコントロールするための技術として理解しておくことが重要だと言われています。

「〜しておいてね」と命令されるより、「〜してくれたら嬉しいな」と言われる方がやってあげたくなると思います。前者が"You Message"で、後者が"I Message"です。私の妻は、"You Message"ばかり使うので、不愉快です。いちいち説教して、"You Message"を使うことを強制するのは、私も"You Message"を使うことになるので、その効力に自ら気がつくようになるまでじっと耐えています。

私は息子や学生には、「〜しておいてくれると助かるんだけど(ありがたいんだけど)」と言うようにしています。その方がちゃんと仕事をしてくれる確率が高いことを経験上わかっているからです。

年賀状に関しても、送ってくれないほうが私は助かりますね。もちろん、年賀状のやりとりはやりたい人は未来永劫続けてもいいでしょうけど、私はもうやりたくないですね。うちでは今年年賀状を出したのは妻だけでした。息子たちは何年も前から出していません。私もこの5年くらいの間はコンビニで年賀状を4枚ほど買って、宛名を書いて送るだけでしたから、単に面倒くさいだけでした。宛名だけでは無粋ですから、メッセージを書くのですが、それを考えるのも面倒でした。書く内容はスマホのショートメッセージで事足りるような軽い内容です。わざわざ年賀状にしたためるようなものではありません。いまの時代は電話もメールもSNSもあるので、年に1回の年賀状のやりとりの存在意義が失われているような気がします。年賀状の未来は、どうなんでしょうね。