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PCR検査をさせないってどういう論理なんでしょうか [雑感・日記・趣味・カルチャー]

【新型コロナウイルス】今や世界標準のPCR“ドライブスルー”検査 厚労省なぜスルー|日刊ゲンダイDIGITAL

昨日、血液検査を受け、薬をもらうために、クリニックに行ってきました。院内は閑散としており、私が受付を済ませてものの1分も経たないうちに診察室に呼ばれました。

先生に「花粉症の方は大丈夫ですか?」と聞かれました。「市販の薬で何とか」と答えると、「いまは
咳すらできないから、何かあったら、すぐに言ってくださいね」と言われました。

血液検査を済ませ、診察費を支払い、隣の処方箋薬局へ。私の名前が呼ばれて、カウンターに行くと、隣の人が解熱剤を貰いに来たことがわかりました。「もう熱は下がったのですけど」と話しているのが聞こえ、ドキリとしました。もしかしたら彼も感染者かもしれません。私は息を殺して、静かに離れました。

おそらく、日本中に新型コロナウイルスの感染者が広がっていることは間違いないでしょう。国が発表している数字は、PCR検査を受けることを許可された人たちの中での数字ですから、検査をしないで治った人の数字は入っていないはずです。

日本政府は、国民の命を守るよりも、数字を低く見せかけて、五輪が開催できるほど安全な国だと世界中の人々を騙したいのでしょう。

安倍政権というのは、国民の命を軽んじる、恐ろしい政権だということが明確にわかるはずなのですが、なぜかまた支持率が上がっています。日本人というのは、どれほど愚かしい人たちなのか、毎日思い知られています。

どういう論理なのか私にはさっぱりわかりませんが、自称「保守」の方たちはできるだけPCR検査を受けさせないほうがいいと主張しているようです。テレビに出てくる感染症の専門家たちにも卑劣な圧力をかけたりしているとのこと。

自称「保守」って、どれだけ馬鹿なんでしょうか。彼らは何を守りたいのでしょうか。

もし自分自身が高熱になって、肺炎を起こしても、他人に要求するのと同じ論理で、PCR検査を断固拒否するのでしょうか。「自分はコロナウイルスなんてものには罹っていない」と、死んでも主張し続けたいのでしょうか。酔っ払いが、「俺は酔っていない」と言っているようにしか聞こえません。

厚労省がPCR検査を極力受けさせないようにしているのは、医療崩壊を防ぐためと考えているようですが、検査をしても、軽症なら自宅待機になるので、必ずしも医療崩壊になるとは限らないと思います。軽症患者を隔離して、これ以上患者を増やさないことのほうが、医療崩壊を防ぐことになるはずです。

いろいろ利権をめぐる裏事情があるそうですけど、「美しい国」どころか、これほど醜い国はありませんね。