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【司法書士試験】最も辛かった時期は?その乗り越え方 [司法書士]



不動産登記法は確かに鬼門ですね。私は全科目中一番最後に回して、その時点で2周目回してようやく意味がわかるようになりました。あれを民法の後に学習するのが標準コースですが、相当にきついと思います。本当におもしろくないですからね。会社法のほうがまだおもしろいです。

私は今度の7月の司法書士試験を受ける資格はなさそうです。試しに受けるというのもいいんですけど、直前になると焦るだけで、その焦りのせいで時間を浪費してしまう可能性が高いので、今回は余裕の見送りです。じっくり腰を据えて、理解をすることに専念したいと思います。論点をちょっと聞いたくらいで、ああ、あの話ね、と思い出せるくらいのレベルまで今年中には行けるようにしたいです。

そうやってテキストの読み込みをある程度しておけば、過去問を解きやすくなると思います。他の資格のように過去問を最初に見て、テキストは参考書代わりにするというようなことはできる試験ではありません。司法書士合格者の中にも、過去問を先にやれという人がいますが、私なんか、問題文が日本語で書かれているのに何を言っているのかすら解読できないようなものばかりでしたので、そういう芸当は無理ゲーだと思います。そうやって時間の短縮を図ろうとしても、逆に遠回りになると感じています。

勉強仲間はいないほうがいいというのも、私にはよくわかります。自分より後から勉強を始めた人がさくっと受かってしまうようなことが起きると、嫉妬心で精神的なダメージを食らうものです。ライバルは自分自身だと思っておいたほうが健全だと思います。

情報処理速度が上がらないというのは、あまり気にする必要がなかったというのはいろんなことに当てはまりますね。慣れの問題なので、時間をかければかけるほど早くなるものです。時間をかけないようにしようともがけばもがくほど時間がかかるようになるものです。本番は、思いのほか集中力が発揮されて、いつもよりも速く解き終わるものです。ふだんから解答速度を上げようと思っていると雑な理解になるだけなので、ろくなことはありません。そんなふうに悩むポイントが間違ってしまうことはよくあるので、気をつけないといけませんね。

若い人というのは「焦り」に囚われがちですが、私は『サザエさん』の波平さんと同じ年齢ですから、そこは年の功ですかね。焦りなんかありません。3回不合格が続いたら、さすがに焦るとは思いますけど、いまは焦っていません。




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