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リアスプリング [クルマ]

フィット(GE6)のリアスプリングの純正部品の品番(52441-TF0-J02)がわかったので、新品はいくらくらいするのかと調べてみて驚いた。1本6,156円もする。

10年も乗っていれば、ショックアブソーバーだけではなく、スプリングもへたるものだから、交換しようかと思ったのだけれど、高くて手が出ない。さすがにスプリングの中古は買いたくない。

諦めよう。


HONDA (ホンダ) 純正部品 スプリング リヤー フィット 品番52441-TF0-J02

HONDA (ホンダ) 純正部品 スプリング リヤー フィット 品番52441-TF0-J02

  • 出版社/メーカー: Honda(ホンダ)
  • メディア: Automotive



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漆喰を塗る作業を開始 [家・DIY・修理]

長男の部屋の壁に漆喰を塗る作業をようやく開始しました。

作業時間は、9時過ぎから15時頃までの5時間(1時間は昼休み)。

残念ながら、今日は4分の1程度しか進みませんでした。

老眼なので、マスキングテープで養生する作業が思いのほか大変だったからです。

がんばれば、2日で終わりそうなものですが、気力がもちませんでした。これでは3日はかかりそうです。受験が終わって暇を持て余しているはずの長男は、妻の冷たい性格を受け継いだらしく、私を手伝おうなんて一切思わないらしいですし。

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作業が進まなかった原因は、妻にもあります。

うちの妻は、他人のやる気を失わせることにかけては、この世では右に出るものがいないという人なので、話しかけられたり、近くに寄られるだけで、とたんに不愉快な気持ちになって、身も心も萎えてしまうのです。

いつも理由なく、怒ってばかりいます。この20年ずっと更年期障害なのか、それとも生まれつきの性格なのかわかりませんけど、何かしらプリプリ怒っているのです。「ああ、何々しておけばよかった」という愚痴とともに、妻の怒りは死ぬまで続くのでしょう。

皮肉を言わせてもらいますが、私はそんな妻がいなくなってくれるだけで、心から幸せな気分になれるのですから、世界一の幸せ者かもしれません。妻が先に死んでくれたら、あまりに嬉しくて、1週間ぶっ通しでパーティーをするかもしれません。



エアコンはこうして外すのですね。自分でもできそうです。やりませんけど。

漆喰を塗る作業が終わったら、今度は、エアコンの内部洗浄をするつもりです。中を覗いてみたら、黒カビがびっしり。長男が、年中アレルギーで鼻をかんでいるのは、こういうカビのせいではないかと思います。アレルギーの原因は、布団に潜むダニやダニの糞だけではなく、エアコンのカビの可能性もあるはずです。

技術立国の日本のエアコンは、アジアに普及してきていると、日本を盲目的に礼賛するニュースをどこかで見たことがあります。しかし、実際のところ、アレルギーを世界中に広めているようなものではないでしょうかねえ。いつか恨まれるのではないかと心配です。

冷房はいまのところエアコンを使うしかないですが、暖房の場合は、空気を汚さないし、乾燥させないデロンギのオイルヒーターのようなもののほうが本当はいいのかもしれません。



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黒澤明監督、『わが青春に悔なし』(1946年) [映画]

わが青春に悔なし - Wikipedia

いまこそ日本の人々が見るべき映画だと思う。

「学問の自由」の文部省による弾圧に抵抗する京都大学の八木原教授(大河内傳次郎)が大学を追われる。

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八木原教授の娘の幸枝(原節子)は、学生運動のリーダー野毛隆吉(藤田進)と、しぶしぶ彼に付き従う糸川(河野秋武)と三角関係の中で思いが揺れていたが、野毛は警察に逮捕されてしまうと、自分がほんとうに愛しているのは、野毛であることを悟る。数年後、出所した野毛は人が変わったように温厚な性格になって戻ってきたように思われたが、幸枝は野毛が猫を被っていることを見抜く。

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野毛のあとを追って東京に出た幸枝は、ようやく彼の居所を突き止め、彼の妻になる。

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野毛は、戦争を防ぎ、日中関係を良好にしようという運動を行っていた。それがために「戦争妨害」の罪(!)で当局に再び逮捕されてしまう。同居していた幸枝も事情を知っているはずだと睨まれ、数日間、身柄を拘束され、取り調べを受ける。

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幸枝は迎えに来た父親に引き取られる。京都に戻った直後、野毛が獄死したことを知らされ、乱心する。

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野毛は「自分は10年後にみんなに感謝されることをしているのだ」と生前に話していた。幸枝はそんな野毛の妻であることを心から誇りに思い、野毛の両親の家に押しかけ、農家の「嫁」として無理やり働かせてもらう。

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野毛の家は、村の衆から「スパイの家」とされ、国賊扱いされている。

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野毛の父親(高堂国典)も母親(杉村春子)も、身分違いの女性が突然訪問してきて、息子の嫁であると言って家に居座ることが受け入れられない。

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幸枝を売国奴扱いする村の人々は、ネトウヨを髣髴とさせる。このシーンは恐ろしいほどの迫力を感じさせる。

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幸枝は、慣れない田んぼ仕事を、野毛の母親とともに行うだが、村の人々によって、せっかく植えた稲をめちゃくちゃに踏み荒らされてしまう。

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それでも、二人は、野毛一家を中傷する看板を引っこ抜き、稲を起こしていく。その姿に、ショックでオシのように黙って身動きができずにいた父親が立ち上がり、一緒に稲を起こしていくのだ。

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国家の手先のような検事となった糸川が、野毛の家を訪ねてくる。そこで、農家の嫁として働く幸枝を見て腰を抜かす。糸川は、野毛の墓参りをさせてもらいに来たのだが、幸枝は断固拒否する。

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そして、敗戦。日本に再び自由が戻ってくる。

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八木原教授は、京都大学に戻り、「君たちの座っているところにかつて野毛という男がいた。彼は身を賭して日本を守ろうとした。君たちも彼のような人間になってもらいたい」と、学生たちに訓示する。

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幸枝は、野毛の実家で、村の女性たちの生活を改善するための活動をし、村の人々にとって必要不可欠な人間として敬意を持って受け入れられていることを母親に伝える。

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「わが青春に悔なし」などと、私に言える日は来るのだろうか。



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