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われわれが幸せになる唯一の方法 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

楽しい人生を送るために「今すぐやめるべき5つのこと」|「マイナビウーマン」

せっかく生まれてきたのだから、自分を苦しませることよりも、自分や自分を取り巻く人たちを楽しませることを優先して生きていきたいと考えるのは当たり前のことです。「若いときの苦労は買ってでもせよ」とは言いますが、人生の後半を生きる老人の場合は、苦労を買う必要はないと思います。お金を使うのは、苦労するためではなく、楽しむためにすべきです。

金融庁は、来るかどうかわからない将来の地獄(老後の資金の不足)に備えるために、貯蓄に励めと警告していますが、お金を溜め込めばまたもや国内にお金が回らなくなり、デフレが進行します。デフレが進行すれば、国内経済が疲弊し、給料も上がらず、必ずや地獄がやってきます。

下衆の勘繰りかもしれませんが、金融庁の警告は、彼らの意図に反しますが、逆説的に、無能な安倍政権を潰せという意味だと捉えるべきなのかもしれません。

ちなみに、上掲のサイトには、お金は天下の周りものですから、貯金をすると不幸になると書いてあります。私もそう思います。日本人の貯蓄率は高すぎます。銀行に預ければ預けるほど、国民は借金を増やすのです。銀行は顧客からタダ同然で(利子はほぼゼロ!)預かったお金で国債を買うのです。国債は、国民の借金になります。また、銀行が企業にお金を貸すことは減っているようです。企業は利益を内部留保に回し、銀行から借りずに済むようにしているからです。その内部留保は、従業員がもらえるはずのものです。またその内部留保で自社株買いをしたり、株式の配当に回されるので、儲かるのはお金持ちだけです。これが貧乏なくせに貯蓄に励む庶民がますます貧乏になる理由です。貯蓄は不幸になるだけです。

金融庁は本当は貯蓄ではなく、NISAなどで投資をしろと言っているようなのですが、素人が株式や投資信託を購入しても、宝くじや馬券を買うようなものですから、儲かる保証はありません。むしろ損失を出す可能性が高いと思われます。

したがって、個人が貯蓄も投資など一切せず、将来の不安に苛まれることなく生きていける社会を作っていくことを国に求めるのが筋なのではないかと思います。

10月に予定されている消費税増税でよりいっそうモノが売れなくなり、デフレが進行すると予想されています。本来は、軽いインフレによって、モノやサービスの値段も給料も上昇していくことが健康な状態です。それを阻止しているのが、財務省です。消費をすれば罰を与えるという税制を政権と一緒になってやめようとしない官僚たちに考えを改めさせるためには、安倍政権を選挙で敗北させることしかありません。それがわれわれが幸せになる唯一の方法であることはかなり不幸なことかもしれません。