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時代遅れすぎて腹立たしいもの [雑感・日記・趣味・カルチャー]

犬の散歩から返ってきた折、ふと自宅の屋根を見上げたら、アンテナの馬の下に白い物がベトッと広がっているのが目に入りました。早速デジタル一眼レフカメラに望遠レンズをつけ、撮影してみました。

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どうやら鳥の糞のようです。広く飛び散っているので、けっこう目立ちます。

この糞も大雪が降るか、嵐でも来れば、きれいに流れてくれるのでしょうが、しばらくはこのままの状態が続くのでしょう。

それはそうと、八木アンテナという代物も時代遅れのような気がします。いまは白くて四角い形の洗練されたタイプのアンテナをよく見かけるようになりました。屋根の上に、このような針金みたいなものを載せている家は徐々に減ってきている気がします。我が家では地デジ化する前にアンテナを取り付けたので、UHFとVHFの2つのアンテナが屋根にあります。アンテナの寿命は15年くらいと聞いたことがあるので、あと5年もすれば、折れる素子も出てくるかもしれません。そのときは、思い切って外してしまっても良い気がします。その頃には、テレビ自体も時代遅れの代物になっているかもしれませんし。

時代遅れで思い出すのは、コンパクトデジカメです。近いうちに、次男が学校の遠足だかなんだかで東京都内をグループで歩くらしいのですが、そのときに、見てきたところデジカメで撮影し、レポートを作る必要があるのだそうです。いまどきコンパクトデジカメなんか持っている家庭は少ないと思います。我が家にもありません。たいていはスマホで写真を撮るので、処分したところも多いはずです。しかし、学校では建前上、スマホは禁止。ということで、持っていけるカメラがないと困っています。一眼レフを持っていくことを提案してみたのですが、大きくて邪魔になるし、ぶつけて壊しそうだから駄目だと妻に言われました。

数年前にも高校で長男がニュージーランドにホームステイに行った折、スマホを持っていけず、画素が荒い10年以上前のデジカメを物持ちの良いおばあちゃんから借りて持っていきました。おかげでろくな写真が撮れず、思い出のアルバムが作れませんでした。事程左様に、学校というところは、いつまでも時代に取り残されているところなのかもしれません。

学校といえば、私の勤めるある大学の話なのですが、なにかあると、すぐに私のスマホに電話をかけてくるのです。たいていの場合、私は忙しかったり、他の用事をしていて、電話に出られません。私はスマートフォンを年がら年中見ているわけではないのです。そんなことなら最初から電子メールで済ませばいいのに、といつも思います。電子メールであれば、時間はかかりますが、要件はきれいに整理して伝えることができるので、コミュニケーションが楽です。電話で唐突に質問されたり、要求されると、とっさの判断をしなければいけませんから、あとで修正しなければならくなることもり、ストレスが溜まります。そうなると、かえってメールよりも時間がかかるものです。いまどき電話が最優先のコミュニケーションのツールにしているところは、もうだめなのではないでしょうか。堀江貴文も同じことを言っていましたが、その点に関しては、100%同意します。

さらに、印鑑も時代遅れです。何かの書類には、本人確認のためなのか、なんなのか全く理解できませんが、必ず印鑑を押すことが求められます。印鑑に何の意味があるのでしょうか。バカみたいです。そういうものは、時代遅れも甚だしいだけではなく、時間の無駄だし、迷惑です。