SSブログ

中高年の年齢当てゲームは難しい [雑感・日記・趣味・カルチャー]

昨夕、テレ朝の『人生の楽園』を見ていたら、驚いたことがありました。その回の主人公は、脱サラして、茨城県の田園に移住された男性でした。見た目は65歳位です。悠々自適に暮らされているのかもしれません。髪の毛は白髪ですが、髪の毛が少なくなっていて、縦にピンピンと生えているだけです。眉毛はぶっとくて、ほぼ真っ黒。漫画のキャラクターそっくりです。亡くなった私の祖父にも似ています。

自転車が趣味だそうで、マウンテンバイクでダウンヒルを楽しむ様子がなかなか格好よいのです。背筋もピンとしていて、歩き方もしゃきっとしていて、年齢の割にはずいぶん若く感じました。なんて、ぼんやり見ていたら、実は私より1歳上だったのです。えーっと、ソファーからずり落ちそうになりました。その方が、地元のお年寄りたちの中に混じってお話をしている光景があったのですが、70歳あたりの方と一緒にいても違和感がありません。どう見てもほぼ同年齢です。実年齢より10歳か、15歳位上に見えていたのです。

コンビニでは客の買い物傾向を分析するために、レジ係がお客のだいたいの年齢を打ち込むという話ですが、きっとあの方は、60代以上だと思われていると思います。

私の知り合いにも、髪の毛の生え方から判断して、私よりずっと上だと思っていた人がいます。その方があるとき新聞に載り(良いことですよ!)、年齢を初めて知りました。私より5歳も若かったのです。私は腰を抜かしました。

若い人たちの年齢当てゲームをしても、大きく外すことはないと思います。誤差はせいぜい5歳程度でしょう。しかし、中高年になってくると、ものすごく難しくなってきますね。

そばにいた妻に、『人生の楽園』の主人公の年齢を伝えて、「オレより1歳上なんだって、びっくりだよね」と話しかけたら、「ふーん」という相槌だけが返ってきました。それってどういう反応なんでしょうか。解釈が難しいです。