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「復讐するは我にあり」「マランゴニ対流」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

“倍返し”する人が知らない「復讐するは我にあり」の意味【佐藤優】 - 青春オンライン

新沼謙治、じゃなくて、杉浦直樹、じゃなくて、半沢直樹シリーズは読んだことも、見たこともありません。どういう話なのかも知りませんし、知りたくもありません。「倍返し」という復讐心を煽るような言葉を聞いただけで怖気だってしまって、それっきりです。確かに佐藤優さんの言う通り、ハムラビ法典の「目には目を」は被害を受けたら倍にして返してやれという意味ではなく、限度を弁えろという意味なのであって、目をやられただけで、相手を殺してもいいというわけではないのです。「復讐するは我にあり」の我は神自身を指しており、人間は自分で復讐するな。復讐は神に任せろ、という意味だったとは知りませんでした。さすが、同志社大学神学部出身ですね。この一節は新約聖書(ローマ人への手紙・第12章第19節)にあるそうです。そういえば、緒形拳主演の同名の映画もあったなあ。観てませんけど。原作は佐木隆三で、監督は今村昌平だったんですね。今村昌平は『にあんちゃん』(1959年)や『豚と軍艦』(1961年)を撮った監督です。『楢山節考』(1983年)も撮っていますが、そっちは観ていません。私が観たことがある『楢山節考』は1958年の木下惠介監督作品のほうです。主演の田中絹代が当時まだ49歳だったのに前歯を何本か抜いて老婆を演じたという伝説の作品です。独特の色彩美が印象的な作品でした。

勉強をする場所の学校で行事がある理由は?現場教師の考察 | 幻冬舎ゴールドライフオンライン

何度も書いていますが、私は幼稚園と小学校と中学校の行事に関して良い記憶がまったくないので、あれが子どもたちを成長させるものとして機能しているとは思えません。生徒はやらされているだけだと思います。教師は、子どもたちの自主性、独創性を否定し、これまでそうやってきたのだからと思考停止して、機械のように同じことを繰り返しているだけに思えます。それを心地よいと感じる教師と生徒の共犯で成り立っているものが学校行事だといまだに思っています。

加熱中の食材がフライパンにくっつく原因をついに解明! 油表面に「マランゴニ対流」が発生? - ナゾロジー

フライパンにおける「マランゴニ対流(Marangoni-flow)」とは、煎じ詰めると、敷いた油が中央から外周に逃げていく現象ということになりますね。「温度の高いところで油の表面張力が小さくなり、反対に温度の低いところで表面張力が大きく」なるせいで、高温から低温へ油が逃げるということだそうです。結果、中央付近は油がなくなるので焦げるわけです。わかったような、わからないような。

私はもっぱら自分専用の(自分で育てた)鋳鉄スキレットを使っているので、焦げ付くことは一切ありません。鉄板の厚みと熱伝導率の問題でしょう。

お湯が冷水よりも早く凍る「ムペンバ効果」のナゾが解明される! - ナゾロジー

これも不思議ですよね。

森喜朗会長がJOC会議で“女性差別”丸出し発言し国際問題化必至! 山口香、高橋尚子ら女性理事が理事会密室化に反対したことへの腹いせか|LITERA/リテラ

密室で総理になった森さんは密室が本当に好きなんですね。

菅の常套句で返せばネトウヨも絡む気なくす! 想田和弘監督の実験が証明した“菅官房長官語”の非人間性|LITERA/リテラ

5年も前の記事ですけど、再読する価値はあると思います。我々が菅にムカついていた理由を思い出しましょう。

官房長官時代の菅さんの答弁は「小児型強弁」というもので、そういうことをする人物によくありがちな性格的原因として、『詭弁論理学』の著者である野崎昭弘氏は以下の5点を挙げているそうです。(『詭弁論理学』は昔読みましたよ!)

(1)自分の意見がまちがっているかもしれないなどと、考えたこともない。
(2)他人の気持ちがわからない。
(3)他人への迷惑を考えない。
(4)世間の常識など眼中にない。
(5)自分が前にいったことすら忘れてしまう。

これは安倍・菅そのものじゃないですか。そんな人たちをリーダーに立てて、我々はどこへ向かいたいんですか。明らかに破滅への道ですよね。リテラは「様々な証拠から安倍首相がサイコパス的であることを指摘してきたが、菅官房長官の場合はサイコパスというより、そもそも人間でないと言ったほうがいいかもしれない。」と書いていますが、いまだにその主張は覆されませんね。