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母が交通事故 [クルマ]

昨夜、母が弱々しい声で電話をかけてきて、「交通事故を起こしちゃったよ」と話し始めました。ことの顛末を最初から解き起こしながら長々と話していたので、非常にわかりにくかったのですが、最後まで話を遮らずに聞きました。

事故は2日前の12月24日に交差点で起きました。本人を含め当事者は全員無事だったそうです。落ち度は主に相手側にありますが、母親にもあったようです。現場検証は来年行うそうです。

事故は交差点で起きました。母が右折をしようとしていたところに、前方から対向車が猛スピードで突っ込んできて、ともに大破。相手側の車は横転して電柱に衝突して停止したとのこと。一発で廃車です。母親の車もお釈迦となりました。その衝撃音を耳にした近所のガソリンスタンドや会社の従業員が慌てて出てきて、横転した車をひっくり返してくれて、男性は救出されたそうです。頭から血が出ていただけで、大きな怪我はなかったようです。しかし、当事者はみな救急車で運ばれました。母親は胸を打ったたために、苦しい感覚がまだ残っているとのこと。X線写真では骨折してはいないことがわかりました。

ドラレコの映像を見ると、母親は青信号で右折しようとしていたところです。相手側は黄色信号でした。事故後に私の弟が確認しました。ぶつかったのは運転席側。助手席ではなくてよかったです。角度が浅かったために母親の車は横転しなかったようです。ただ、母は助手席に知人を乗せていました。その方に頼まれて買い物に行く途中でした。もうちょっと角度がきつかったら、同乗者を死なせていたかもしれません。

事故が起きた時に、ものすごい衝突音がしたけれども、3人とも大きな怪我をせずに済んだのは軽自動車同士の事故だったからでしょう。相手側が大型車だったら、母親はもうすでにこの世にいないことは間違いありません。

その交差点はよく事故が起きる場所で、田舎にありがちですが、猛スピードで突っ込んでくる車が多いのだそうです。ご存知かもしれませんが、田舎の人のスピード感覚は、都会の人のスピード感覚とはまったく違います。私も実家に帰ると、よく軽自動車にあおられます。私が遅すぎるみたいです。田舎というのは、速度制限が40キロのところで、60から70キロを出すのが当たり前の世界ですから。そんなところを私が40キロで走ったものなら、そりゃあ、「こっちとら、忙しいんだ、こらー」と邪魔者扱いされるのは当然です。そんなところでも、警察はめったに取締りしていません。不思議なものです。

とはいえ、速度狂の人たちがたくさんいるところでも、ふつうの道で事故を起こしている車なんか見たことはありません。そもそもクルマの数が少なく、めったに走っていません。

交差点での事故は、都会でもよくあることです。交差点の構造が悪いのでしょうか。信号が悪いのでしょうか。それとも、クルマの色の視認性が悪いのでしょうか。あるいは、ドライバーの認知力の低下のせいでしょうか。交差点でよく事故が起きるということは、システムの問題の割合の方が、属人的な問題よりも高い気がします。属人的な問題もないわけではありません。私の母親は80代、相手は50代です。事故を起こすことの多い年齢層のようです。

母親は今日、廃車となった車を引き取ってもらった業者に、代車を持ってきてもらうそうです。車がないと生活できないところですから。その業者とは付き合いが長いそうです。業者の相談したら、「これを買ったらいいだろう」とスズキの軽自動車を勧められたそうです。もちろん中古車です。背が高い車だと言っていました。ハスラーではなさそうなので、たぶんエブリイワゴンかスペーシアでしょう。小林幸子さんが購入したラパンだったらびっくりしちゃうなあ。廃車になった車はダイハツのミラジーノでした。丸目のおしゃれな車ですが、華奢なんですよね。私は怖くて乗れません。普通車と衝突したら、自分の方だけが死ぬはずです。そんな車は嫌ですね。とはいうのもの、コペンに憧れているんですけどね。

母親は、今日は、また病院に行って、CTかMRIを撮ってもらえるように頼んでくるとのこと。内臓に何か問題があるかもしれないからと。そういう代金は自動車保険会社に請求すればいいので、この際だからしっかり見てもらうつもりだとのことです。

年末は、危ない運転をする人が増える時期です。明らかに運転に不慣れな人や自分勝手な運転をする人が多いです。あとでまた書こうと思いますが、私も数日前に交差点で危うく人を轢き殺すところだったのを見ました。私は横にいただけで、当事者でもなんでもありませんけどね。



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