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シャイニングマンデーと転職 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

自由に休ませもせず、国の号令一下で月曜半休を推奨する「シャイニングマンデー」は、頭の悪い全体主義である | ハーバービジネスオンライン

これを経団連やら経済産業省やらが思っている時点で、壮大な勘違いです。そんなことなら社員に無条件に1万円でも配ったほうがよっぽどカネを使います。要するに、政治家も官僚も労働者を「生産性」でしか考えてなく、「人間」として考え、扱っていないから、この国の経済が回らないのです。


政治家や官僚は、休日が増えれば、消費も増えるという幻想の因果関係に縛られているようですが、消費を増やすには、給料が増えることと、将来不安の除去が必須です。

国の借金はとんでもないことになっていると不安を煽って、増税したり、年金の支給額を減らしたりして、景気にブレーキをかけておいて、「おまえら、消費しろ」というのは、「生産性」の低い人たちの考えそうなことですね。消費をしたくても、私たちには消費に回せるだけの十分な余裕資金がないのです。

私たちも国会議員のように国会で居眠りをするだけで、あるいは詭弁を弄するだけで、年間4000万円ももらえるのならば、いくらでも消費できるのですが。

その前に我々の人権を守って、我々を人間扱いしてください。後生ですから。

さもなければ映画『シャイニング』でジャック・ニコルソンが演じた小説家のように、怨霊に取り憑かれて、殺人を犯すかもしれませんよ。

今日は気持ちが非常に沈んでいます。再び転職を考え始めて、就職情報サイトを見ています。もしかしたら、われわれは人手不足を喜んでいいのかもしれませんが、ただ、どこも給料が低く、いまのままの方が条件が良いように見えるのは、どうしてなのでしょうか。余計に気分が悪くなりました。

でも、いまの仕事に比べたら、どこの企業の就職しても、はるかにマシかも知れません。隣の芝生が青く見えているだけかもしれませんが、少なくとも将来不安は減るでしょう。

話はズレますが、もし私達夫婦に子供がいなければ、今頃はどこかの田舎に移住していたかもしれません。大学時代のゼミの先輩で、結婚直後に、夫婦で八ヶ岳に移住した女性がいます。本人たちはどう思っているかわかりませんが、私の目には彼らは完璧な勝ち組に写ります。もし時間を巻き戻せるのであれば、私も首都圏にこだわらずに、地方に移住したいと思います。

たしかに今は人手不足ゆえに、中小企業が潰れている時代です。私みたいなオジサンでも、そういうスタッフが足りない会社に就職するのは比較的容易になっているかもしれませんね。

しかし、来年、再来年あたりになると、どうなるかわかりません。大不況になって、日本人の大多数が路頭に迷うかもしれません。少なくとも、大学はもう駄目です。大学に未来はありません。