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強要罪 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

昨晩はさいたま市周辺で雷が発生。洪水注意報も出て、肝を冷やしました。千葉県の多くの地域では台風の影響で送電線や電線が切れたり、電柱が倒れたりして、いまだに停電や断水が続いております。さらには熱中症で亡くなった方もおり、非常に気の毒に思います。私の親戚のところは、特に連絡もないので、幸運なことに停電も断水もなかっようです。

ちなみに私の部屋は、西日が一切入ってこないように窓に断熱材(スタイロフォーム)と防音材を入れているので、外が36℃位になっていても、部屋の中は30度から31度で収まっています。その加工をしていなかったときは、かなり暑くなっていました。熱中症を防ぐには、西日を防ぐことが重要なのかもしれません。

それにしても、なぜ近頃の日本の家やマンションの多くは西日を取り込むように作っているのでしょうね。昔、不動産屋さんに質問してみたことがあったのですが、帰宅時間が遅い人のために、夕方まで部屋の奥まで日が差すように設計しているとのこと。その結果、エアコンの効きが悪くなり、熱中症で死ぬこともあるわけですから、その説が正しいのかどうかわかりません。

家はやはり「北向き」に作るべきです。南向き至上主義は百姓の考えです。作家の志賀直哉は、日当たりの良い南向きの部屋は家人に与えて、自分は北側の部屋で執筆活動をしたそうです。北側の光は均一ですし、十分明るいです。しかも、北側に花壇があると、花が美しく見えます。

話を戻します。こういう災害があるたびに思うのですが、公共交通機関のみに頼るのではなく、その代替手段としての自動車があるのと同じように、電気も東京電力などの企業に依存し切るのではなく、その電気の一部は自宅で作ることも重要ではないでしょうか。私は以前から自作太陽光発電システムに興味を持っているのですが、太陽光パネルと船舶用バッテリーを使った簡単なシステムの構築でも5万円近くかかるので、二の足を踏んでいます。しかし、もし電気が止まったら、確実に我が家のコリドラスと金魚は死にます。テレビは見られなくてもいいですけど、最低限、エアコンと冷蔵庫が使えるような状態にしておかないと不安かもしれません。

ついでに言うと、日本を後進国の風景のままにしている電線と電信柱の洪水もなんとかしなければいけません。そうとう前から電柱は地中化すべきだと言われていますが、いまだに観光地の一部くらいしか実現していません。東日本大震災のときも、電信柱が大きく揺れて、非常に怖い思いをしました。今回の台風15号の被害でも、倒れた電柱で家が壊されたところもありました。電柱は犬のトイレとしては便利ですが、人間にとっては凶器ですね。交通事故の原因にもなっていますし。

ここ数ヶ月、キャッシュレス社会の実現を目指して、なんとかPayの洪水になっていますが、電気が使えない状態では使えなくなりそうですから、やはりリアルなマネーも使えるようにしておかないと安心できません。とにかく、日本は年がら年中災害が起きる国だと、改めて思わされました。

自然災害の話はここで終わり。

本日山登りに行くことを予告していましたが、午後から雷雨のところもあるというので、潔く延期しました。とはいえ、今週中に行くつもりですけど。来週から仕事が始まってしまうので、山登りという気分にはなれないでしょう。行くとしても、谷川岳とか尾瀬とか、そういうところはなく、ほとんどお金を掛けずに、気軽に登れる埼玉の低山にしておきます。

強要罪 - Wikipedia

常磐道のあおり運転殴打事件の加害者である宮崎容疑者が「強要罪」で再逮捕されたそうです。強要罪とは、義務ではないことを脅迫や暴力などによって強要する罪のことだそうです。他者の意思を尊重せずに、自己都合で他者の権利を侵害するという罪ということであれば、多くの人が強要罪で逮捕されてもおかしくはないと思います。日本の首相を始め、与党の国会議員は全員ですし、企業経営者も全員、学校の先生も全員、親も全員、そしてうちの妻もね。

またまた、あおり運転の衝撃的な映像がニュースになりました。神奈川県の高速道路上で前の車にエアガンで撃って車体を凹ませたという事件が発生しました。まるで安っぽいアメリカ映画を見ているようです。その横浜ナンバーのクルマを運転していた容疑者は今日か明日中には捕まって、顔が晒され、ネットやテレビでボコボコにされるはずです。彼もまた宮崎容疑者同様に強要罪に問われることになるとのこと。

またまたドライブレコーダー(ダッシュボードカメラ)が売り上げが伸びるのでしょう。うちのクルマには、後方録画中のステッカーを貼っていますが、実際はハッタリで、撮影していません。貧乏なので、買えないのです。

私は警察にスピード違反で罰金を強奪されるのが怖いので、法定速度を守って運転しています。メルセデスの高級車で法定速度を守っていたら、周囲のクルマを怖がらせることもできるのでしょうが、安い車ではそういう威厳はありません。したがって、クルマを運転するたびに必ずあおられます。私があおりの原因を作っているのですが、私があおられる原因を作っているのは警察なので、制限速度を極端に遅く設定していることを批判すべきだと思います。あおり運転の問題を、個人の資質に限定せず、交通ルールの見直しも必要かもしれません。

エアガンといえば、さいたま市や川口市で歩行中の中学生がエアガン男で撃たれたそうです。今はドラレコを慌てて取り付ける人が増えているようですが、今後はさらに、すべての人がウェアラブルカメラを装着し、仕事中も買い物に行っている間も、つねに映像記録を残すようにして、犯罪被害や事故被害を防ぐ時代になるのでしょうかね。