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情報商材屋デビューしたマコなり社長の養分になる人達について [マネー・買い物]



私は自己啓発本も読みませんので、情報商材屋に引っかかることはありません。でも、ああいう連中を教祖とか先生とかといって奉る人がたくさんいるんですね。金儲けをする方法を教えてもらおうとして、悪い奴にお金を吸い取られて終わるだけだと思いますが。自分たちが自己啓発セミナーやオンライン動画をエナジードリンクみたいに消費して、情報商材屋をお金持ちにさせるボランティア活動をしているという認識はないのでしょうか。

とはいえ、私の両親にも似たようなところがあります。母親は私には浪費に見える消費をします。バカみたいに高額な入浴剤を買って我々に配ってみたり、トイレを新調するのに知り合いに頼んで20万円も支払ってみたり。

母親になにゆえそんな無駄遣いをするのかと聞いたら、「付き合い」のためなんだそうです。田舎というのはそういう消費の仕方をするんですよねえ。だから、田舎なんですけど。父親も天井の照明の交換ごときで古い付き合いの電気屋に来てもらって数万円も払うんですよ。自分にはそんな難しいことはできないと本気で思い込んでいるのかもしれませんが、それも一種の「付き合い」の消費なのかもしれません。私の感覚とはまったく違います。

話は飛びますが、ボロ家投資の話をしてみたら、父親にそんなことをすることは考えられないと一蹴されました。元公務員ですから、石橋をたたいても絶対に渡らない人です。冒険心は皆無の人です。最初から、自分の住んでいる地域の範囲内でしか視界に入っていないので、この近所ではそんなことをしても儲からないと決めつけるのです。近所ではそうかもしれませんが、別のところだったらどうなのでしょう。それも全否定なのでしょうか。いくら話しても父親を説得できないことはわかっているので、私はそれ以上突っ込みませんでした。そういう田舎の人の視野の狭さが、若い頃の私は腹立たしくて耐えられなかったのですが、この頃はようやく受け入れられるようになりました。私が両親と同じ考えになることは絶対にありませんけどね。

とにかく、世の中にはいろんな消費の仕方があるものです。私には想像もできないような理由があることは認めざるをえません。商品よりも安心安全、自信を買うことに興味がある人や、付き合いを買う人もいてもいいと思います。私は付き合いにお金なんか介在させたくありません。こういう考え方が絶対的に正しいものと言うわけではないことも十分承知しております。


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『すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2022』 [電気工事士]


すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2022 (すぃ~っと合格赤のハンディ)

すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2022 (すぃ~っと合格赤のハンディ)

  • 作者: 藤瀧和弘
  • 出版社/メーカー: ツールボックス
  • 発売日: 2022/01/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



この問題集には、直近8年15回分の過去問が563題収録されています。届いたばかりですが、さっそく最初の105問まで解いてみました。左側に問題あって、右側にその答えと解説があるスタイルなので勉強しやすいです。答えと解説を見るために本の後ろを何度もめくらなければいけないという問題集は最悪です。あれは是非とも駆逐したいです。隣のページに答えが書いてあると目に入ってしまうと文句を言う人がいますが、目がいいのでしょうね。私は目が悪いので、全然見えません。

アマゾンのレビューで配線図の文字が小さすぎるというのがありました。私は近眼で老眼ですので、眼鏡をはずせば、ふつうに見えます。ただの老眼の人にはきついかもしれません。若い人にとっては何の問題もないでしょう。

本のサイズはB6になるのかな。昔よく使われていたB5のコピー用紙を半分に折ったような感じです。小説でよくある単行本のサイズを一回り小さくしたようなものです。このサイズなら持ち運びにも便利ですし、手に持って勉強するにもちょうどいいです。この頃流行の雑誌サイズの問題集は机の上に広げないと邪魔です。

この過去問を全部解けるようになれば、合格点は軽々取れるでしょう。裏表紙に「2週間で短期仕上げ」と書いてありますが、まじめにやったら本当に2週間で学習し終えてしまうかもしれません。しかし、試験日はまだ2か月も先なので、焦らず、ちびりちびりとやっていこうと思います。

過去問を中心に解いて、わからないところは問題集の解説や参考書で調べるというやり方は「アウトプット型学習」と言われます。資格試験の学習ではしばしば推奨されます。実際に問題を解いてみて、解けなかったときに感じる悔しさが記憶の定着を促すのかもしれません。また、何度も何度も同じ問題を解くことで、無理やり頑張って暗記しようとしなくても、自然に覚えてしまうことができます。それがアウトプット型学習です。

一方、参考書を読んで理解することに学習時間の多くを割くのはインプット型学習です。こちらはよほど頭が良い人ではないと、読んで覚えるということは難しいです。私みたいな凡人はアウトプット型のほうがいいですね。

昨日実家にとんぼ返りで帰省したのですが、別れ際に、うちの息子たちは、祖父母や叔父や叔母に「頑張ってね」と声をかけられました。私まで頑張ってと言われました。私はすかさず「もう十分に頑張っているので、頑張りたくないよ」と言い返してしまいました。

仕事もそうでしょうけど、勉強というのは頑張ったら負けなんですよ。受験生などにしばしば「頑張ってね」と声をかける人がいますが、それは間違っています。とはいえ、「頑張るな」と言うのもおかしいでし、「頑張りすぎないでね」というのも気持ちが悪いです。英語なら、Take it easyとかTake careとか言えばいいので楽ですが、日本語にはない表現ですから、困ります。

「頑張る」というのは、禁欲的にいろんなことを我慢して、やりたくないけれどもやらねばいけないことに持っているリソースを一時的に大量注入するという意味です。そんなことは長続きはしません。だから、すぐにあきらめて、敗北するのです。そういう努力をしている人は、残念ながら成績が上がることはありません。最初から終わっているのです。楽しめない人は向いていないのです。

私は絶対に他の人に「頑張ってください」とは言いません。バカげた表現でし、非常に不快な気持ちになります。うつ病の患者にもそういうことは言ってはいけないと言いますが、うつ病ではない人にも言ってはいけないと思います。

「頑張ってね」と言って励ましているつもりなのでしょうが、その人は頑張るという意識もなく、ただ楽しくて勉強しているとしたら、何を言っているのかわからないと思うでしょう。私がまさにそうなのです。楽しいことを頑張るというのは表現として不釣り合いに感じるのです。

その人はいろんなことを我慢して勉強をしているのだろうと決めつける行為は傲慢ですし、決めつけられる側にとっては不愉快極まりません。楽しいと思えるからこそ学習が捗るのであって、つらい修行みたいなことをしても、学習効果はほぼ期待できませんから、そんなアホなことはしませんよ、と反論したくなるだけです。

「頑張ってね」というやり取りは、情緒的なコミュニケーションや自己充足的なコミュニケーションとしては成立しますが、情報的コミュニケーションとしては無意味です。道具的コミュニケーションとしてはかなり有害です。やる気を失わせるだけです。

ことほど左様に、世の中には勉強と趣味を対立させて考える人が多すぎる気がします。私は研究者の端くれですから、学ぶことが楽しくて仕方がないので、頑張るという意識はゼロです。そういう人は極端に少ないのだと思います。うちの次男は勉強が趣味なので、私と同じ感覚の持ち主のようです。昨日もクルマの中で、星や星座の名前を英語で言ったりしていました。それが楽しいからやっているだけで、テストに出るから覚えようとしているわけではないのです。たとえば花や魚の名前をたくさん覚えている人に向かって、「頑張ってね」という表現が似つかわしくないし、何の意味もないのは理解してもらえると思います。我々の側にとって、勉強というのは、そういうものなのです。頑張ることとは無縁の行為です。勉強は頑張るものではないのです。



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ストレス耐性を強めるな!【精神科医・樺沢紫苑】 [健康・メンタルヘルス]



すごくいい話です。ストレス耐性はつけるな。ストレスは耐えるものではなく、テキトーに受け流すもの。自分にものすごい勢いで向かってくる猛牛をひらりとかわす闘牛士のようになれ。セロトニンが少ない人がストレスに弱い。いつもカリカリしている人はセロトニンが少ない。セロトニンをたくさん出すためには朝散歩が一番。いつもの答えですが、参考になりました。レジリエンスと言うのは打たれ強さと解釈されることが多いのですが、そうではなく、受け流す力、バネのように跳ね返す力なんですね。

過去を振り返ると、コロナ禍以前の私は相当にカリカリしていました。コロナのおかげで、すごく暮らしやすくなり、日常のイライラが恐ろしく減りました。一方で、私の周りには、以前よりよりいっそうイライラを募らせている人がいます。そういう人をなだめるにはどうすればいいのでしょうね。

樺沢先生のおっしゃっていることの大部分はメンタルヘルスマネジメント検定の問題でも取り入れられています。先生も同じことをおっしゃっていると思いました。



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『オーディオ・ゴミ屋敷』探訪 (真空管アンプ、スピーカー、無線機) [家・DIY・修理]



素敵な「ゴミ屋敷」ですね。もちろん、ほめ言葉ですけど。

ミニマリストと自称する人たちの何もないがらんどうの、住宅展示場のモデルルームのような部屋を見て、何かインスピレーションが湧くでしょうか。ワクワクするでしょうか。その人からお話をたくさん伺いたいと思うでしょうか。

私は部屋の中にいろんなものが雑然と置いている人のほうに魅力を感じます。きっと話題が豊富で、付き合って楽しいのだろうと想像します。一方、部屋が空っぽな人は、頭も空っぽなんだろうと思います。

他人の家に行ったとき、まず私はその人の本棚を見ます。本棚を見れば、その人がどういう人か一瞬でわかるからです。本がなければ、趣味のものを見ます。万が一それすらなかったら、その人には何を聞いても無駄だと思って、さっさと話を切り上げて帰ってしまうでしょう。頭が空っぽではなくても、仕事のことか金儲けのことしか考えていないんだろうと思います。そういう人の話が面白いわけがないのです。



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洗濯機の水栓交換 [家・DIY・修理]

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昨日、注文しておいた洗濯機用の水栓が届いたので、今朝、ホームセンターに行ってシールテープを買ってきて、さっさと取り付けました。

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家にあるウォーターポンププライヤーを使いました。これが正しいやり方かわかりませんが、簡単に回せました。この水栓は当初からついていたものです。いまどき洗濯機の水栓でこのタイプを使っているところないでしょう。水漏れしていたせいで、緑青が生えていました。この写真には写っていないですが、それは数日前に洗濯機の分解掃除をしたときに、錆取りをしたからです。

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新しい水栓のネジの部分にシールテープを巻いたのですが、逆方法だったのであとでまき直しました。

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水栓を取り外した穴に、指を突っ込んだら、水がドバドバ出てしまい、洗濯機の横がも水浸しになりました。ちゃんと水道の元栓は締めていたのですが、配管の中に水が残っていたのでしょう。洗濯機の横には手も入らないし、洗濯機自体が重すぎて動かせないので、そのままにしました。ライトを当てて覗いてみたら、なにやら、真っ黒なホコリがびっしり。さらにボールペンまで落ちていました。もちろん拾えません。洗濯機を新調するときにでも掃除をするしかありません。アマゾンで見ていたら、洗濯機を乗せる台が3000円前後で販売されていました。洗濯機を上に載せておけば、移動が簡単になるので、掃除もしやすくなりますね。ほしくなりました。

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無事取付完了。水漏れもありません。すっきりして、見た目がきれいです。

この製品にはINAXと書かれているので、LIXILになる前に作られた古い在庫品です。LIXILと書かれているまったく同じ製品よりも2000円も安いです。開閉レバーのところもステンレスなので、白いプラスチックとは違って劣化で変色することはないでしょう。










逆止弁がついているので、ホースが外れても、水が噴き出すことがないというので、取り付けた後、わざわざ実験してみました。あたりまえですが、水は噴き出ませんでした。


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行政書士と司法書士取るならどっち?資格マニアがよく勘違いされる二つの資格を徹底比較します [資格・学び]



うちの次男は4月から高校3年生になるのですが、大学は法学部に入って、司法書士の資格を取り、将来は独立開業したいと話していました。私は以前、社会学や心理学の学科に行けば学問として面白いよと話したこともあったのですが、そちらはあまり興味がないそうです。不動産取引の際に同席する司法書士の話をしたこともありますが、それが印象に一番強く残ったようです。将来性のある選択肢だと思います。

司法書士の勉強時間は3000時間だそうで、日本人にとって英語の習得にかかる時間と同じくらいです。大学在学中なら長期休暇もありますから、なんとか捻出できるはず。司法書士の資格があれば、企業内で活躍することもでき、経験を積んだ後は、独立開業を果たすことも可能です。

一方、弁護士の学習時間は1万時間だそうです。それはなかなか大変そうです。大学在学中にアルバイトすらできないかもしれません。

勉強時間に関して比較すると、行政書士は600時間から1000時間、宅建士は300から400時間。宅建士なら、オジサンでも働きながら取れるかもしれません。




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2年ぶりの帰省 [お出かけ]

昨日、長男と次男を連れて実家に日帰りで帰省しました。2年ぶりに(雨の中)墓参りをし、両親と積もる話をし、夜は弟家族も一緒にファミレスに行って、帰りは日帰り温泉に入って2年分の疲れを癒してきました。ふつうの生活に戻った感じです。今回の帰省で感染したり、感染させたりしてしまったら、残念ですが、99%大丈夫でしょう。私も息子たちもここ数日家にこもっていたし、感染していたらすでに発症しているはずです。それはないので、感染させるリスクはほぼゼロです。感染症の流行が収まったら規制しようと思っていたのですが、だらだら2年も経ってしまいました。でも、今がこれまで一番感染者数が多いという皮肉な状況です。

昨日、急遽帰省したのは、就職が決まった長男が遠くへ行ってしまい、なかなか祖父母に会えなくなるため、挨拶をさせることが主な目的でした。また、卒業まで支援してくれたことに感謝するためでもあります。

もう一つの目的は、両親の生存確認。体調も良さそうで、頭もしっかりしていました。まったくボケていなくてよかったです。母親より2歳しか年上ではない義理の父は認知症になってしまったので心配でした。しかし、両親ともに以前と変わらず、しっかり話が通じますし、記憶力も記銘力も年相応にありました。同じ話を何度も繰り返すようなこともありません。

一方、義父は朝から晩までアルコールとニコチンとテレビ漬けの、禁欲とはまったく無縁の生活で、夕食の用意や洗濯、風呂のお湯張りに至るまで何から何まで妻任せでしたから、ボケない理由がなかったのでしょう。認知症を防ぐための対策を講じる知識もなく、意識も低かったということです。「俺はもう頭が狂ってしまった」と自分で言っているくらいですから、まだ完全にボケているわけではありませんが、すでにふつうの人のような日常生活を送ることは不可能です。うちの両親はまだまだそういう状態にはならないでしょう。近くに弟家族も住んでいるので、安心です。

両親とは家の話もしました。実家は昭和40年代の初期に買った建売住宅です。その後、改築を繰り返しました。購入価格は140万円ほどだったそうです。道路を挟んだ向かいの家は、これまで数家族がかわるがわる住んで、そのたびに1000万円くらいで売買されていたのですが、今回は買いたたかれて140万円で売却されたそうです。そして、たまたま昨日、買い取った業者が解体作業をしていました。昔、私の友人が住んでいた家は基礎のコンクリートのみを残して跡形もなくなっていました。

「140万円だなんて、大損だ」と母親が言うものですから、わざわざ実家の購入価格を確認した次第です。「140万円で買ったものを140万円で売ったのであれば、ぜんぜん大損とは思えないんだけど」と言ったら、母親は黙って笑っていました。

実家のある自治体は人口が年々減少しているので、私が若い頃には1時間に2,3本あった路線バスも10年以上前に完全廃止。自家用車を利用できない老人はタクシーを利用するか、歩くくらいしか方法はありません。毎回タクシーを利用するわけにもいかないので、片道1時間くらいかけて近所のスーパーに行って買い物をして帰ってくるという健脚なお婆さんもいるそうです。実家のある住宅団地には移動販売車も来るのでそれを利用できるのですが、おやつや嗜好品は買えないので、そういうものは自分で買いに行くしかないとのこと。

話ついでに、近所の新築の建売住宅の広告を見せてもらいました。広大な敷地に4LDKの家が建っているのですが、たった2,000万円です。埼玉なら4,000万円、東京なら6000万円以上でしょう。しかしながら、驚くべきことに、「駅までバスで10分」ではなく「駅まで徒歩30分」と書いてあるのです。子供の頃から自分が住んでいるところは相当な田舎だと思っていましたが、田舎の中の田舎、ド田舎になってしまいました。本当にクルマがなくては生活できないところです。都会に住む想像力のない人間には思いを馳せることが不可能なくらいのド田舎です。ジブリの世界に出てくる田舎とは違いますが。

こんな話以外にも、この2年の間に起きた、家の修繕(トイレなど)の話、親戚にまつわる事件とかいろいろ話をしてきました。やはり親と話すといろいろ勉強になります。自分の知らなかったこと、自分が興味を持つことがなかったようなことを次々と教えてくれて、頭が活性化しました。

5、6年ぶりに訪れた海の見える日帰り温泉も最高でした。



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