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【超危険】スーパーで売られている卵が危険・怖すぎる!鶏と闇育て方とおすすめ安全たまご3選! [食べ物・料理]



「超」がつくほどの危険性はないはずですよ。日本で販売されている卵を食べて、サルモネラ菌で食中毒になったり、癌になるというケースはどれくらいあるのかデータを示して欲しいものです。遺伝子組み換えのとうもろこしを食べて癌になるわけでもありません。ポストハーベストの問題を考えたら、リスクがあるのは卵に限りません。そこまで追求すると日本人が食べているすべてものに危険性を見出さないといけなくなります。

動画で伝えられているようにたしかに動物愛護の視点からも平飼いが理想です。しかし、コストがかかりすぎます。卵が高級品になるのは我々一般庶民が健康を維持するためにはかなり厳しいことになってしまいます。


余談ですが、この手の「なになには危険!」というパターンは不安を煽っておいて、最後に、これを食べれば安心だという方向に持って行きがちです。しかしながら、それによって、本当に安心できるのでしょうか。食費が増えるだけで、懐が淋しくなり、将来不安が高まるだけです。


そういう意味では、こういう動画を見る方が実は危険なんじゃないかと思います。






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【資本主義の本質】「禁欲」と「カネ儲け」の意外な関係性とは?現代人の思考のOS「資本主義」の正体をCOTEN深井龍之介が解説 [資格・学び]



深井龍之介さんは、資本主義はプロテスタンティズムと結びついているというマックス・ウェーバーの超有名な本を紹介してくれています。ウェーバーは資本主義の根底にあるのは宗教であると喝破した人です。教養のある人なら誰でも知っている本ですが、私もそうなのですが、実は読んだことがないという人が多い本です。深井さんによると、読んでも何を言っているのかわからないそうです。翻訳が悪いのかもしれません。

我々は資本主義の時代に生きております。もはや資本主義はやめられない状態です。そんな状態に置かれているにも関わらず、「資本主義とは何か」をわかりやすく説明できる人はほとんどいません。その状態こそが、資本主義の虜囚であるということです。この状態を相対化し、自らを資本主義から解放することができる力となるのがリベラルアーツだと深井さんは言います。

ちょっと前までは、大学では何の役に立つのかわからないリベラルアーツなどいらない、専門科目だけ勉強しておけばいいのだという考えがどういうわけか力を持ってしまいました。私の少し下の学年からなのですが、大学から1、2年次の教養課程がすっかり消えてしまいました。その流れの背景にあるのは、分散的な知識を持っているだけで実践的に活用できないやつはバカで、専門知識を使ってお金儲けする奴のほうが偉いんだという暗黙知だったのでしょう。バブルの末期ですからね。その流れが「いかに人生をハックするか」という現在の主流のOSになっているのだというわけです。

実際のところ、その浅薄な考え方に囚われている限り、時代を進歩させることは不可能です。それが日本が抱えている宿痾です。われわれの持病の根本的原因は教養軽視の姿勢です。

その持病を治療するには、リベラルアーツ(一般教養)を学び直し、物の見方そのものをクリーンインストールする必要があります。自分たちを奴隷化している力を可視化し、そこから逃れる努力をしなければいけません。そのための武器としての教養が決定的に不可欠になるわけです。

私自身、普段からその感覚を共有しています。そのため、自分の話し相手が教養という武器を持っているかどうか、ものの数秒で見分けられます。教養のない人、つまり、自分自身を相対化できないタイプの人間とは、話が合わないし、学べる要素がないので、なるべく付き合わないようにしています。時間の無駄ですからね。

ちなみに、資本主義というのは、「資本」を拡大させる動きそのもののことであり、人の意思とは無関係に自動運転で資本が増大していく現象です。資本主義社会では、人間は主体ではなく、資本(お金)が主体なのです。人間さまは主人公ではなく、ただの脇役です。脇役ならまだしも、ただの道具に過ぎないのです。資本主義社会においては、私も道具の一つです。そこに満足できる人はそれでいいのですが、私には、この状態は不愉快に思えます。

話が少しずれますが、私は社会人を対象としたオープンカレッジも担当させていただいています。中高年の方たちの中には、どうも、私のそういう部分に魅力を感じて、そこから何かを得ようとしてくださっているように感じています。逆にいうと、我々の周りには、いかに教養のない人間しかいないかがわかります。






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