SSブログ

アマゾンに注文した本をキャンセル [本]

アマゾンに注文した本をキャンセルしました。昨日届くはずだったのですが、「配送中に問題が発生したため、商品は返送中」とのこと。しょうがないので、キャンセルしました。「返品処理後、3 - 5営業日以内に返金」してくれるそうです。

買おうと思っていた本は、そのうちどこかの書店に立ち寄った時にでも買うことにします。

この頃、アマゾンはどうかしています。アマゾンのせいではなく、配送業者に問題があるのでしょう。人手が足りず、忙しすぎて、商品の扱いが雑になっているのかも。

今後はなるべく実店舗で現金払いで買おうかな。新しく出版された本は、内容が薄っぺらく、買わなくてもよかったと思えるものが多くなったので、実物を確かめることが最大の節約法になっています。ネットで買ってもらえるポイントなんかに期待するより、そっちのほうがよっぽど効果的です。




共通テーマ:

Shakespeare and Company [本]



"Every book is a gift."

Exactly right!



火曜日の職場には、学習のモチベーションが極端に低い女子学生が多いのですが、どうしたらいいものか、と思案しています。女子は機嫌を損ねると大変ですから、ご機嫌取りに腐心しています。そのせいで、私は成績評価も甘い教員だと見られてしまっているようです。残念ながら、そうではありませんと、授業中に申し上げておきました。

学問(discipline)は才能(gift)を持った先人たちが後代の人たちに贈ってくれたありがたい贈り物です。まさにギフトなのです。その価値が理解できない学生は学生の定義を外れています。少なくとも学生時代に学問(study)と学習(learning)の区別がつかない人は、今後も視野を拡大する可能性を低くしてしまいます。結果、将来何かのトラブルに直面した場合に、自らの視野狭窄的思考が困難の克服を難しくしてしまうことになるでしょう。それは極めて残念なことであり、また、もったいないことです。先人たちに対する敬意の喪失は、ブーメランとして返ってきて自らの首を刎ねます。


数日前から義母との同居生活が始まりました。妻の手術入院中の私と次男のお世話をしてもらうために、妻がわざわざ呼び寄せたのです。しかしながら、腰の曲がった義母は、かなりヨボヨボです。犬の散歩も買い物も、階段の上り下りさえも不自由なのです。私と次男の世話をするだけの体力もありません。逆に私がお義母さんのお世話をしなければいけない状態です。妻は自分の母親がそんなことになっているとはまったく想像もしなかったそうです。想像力のなさには呆れます。私は呼び寄せることを強く反対したんですけどね。妻も後悔しているようです。それではなくても私は忙しいのに、仕事が増やさないでほしいですよ。当たり前ですが、妻がいなくても、私も次男も通常モードで生活できます。妻が何を考えているのかさっぱりわかりません。義母が手伝うことなんかないんですよ。

義母の話はさておき、その日、義理の妹が義母を車で送ってきてくれたそうです。私が帰ってくるまで長い間待ってくれていたようなのですが、私も週6で働いているので、残業をして、いつもより遅く帰宅しました。さすがに待っていられないということで、義理の妹は帰ってしまいました。妻によると、妹は私の部屋を見て感動していたそうです。いろんな楽器がずらりと並んでいるし、英語の本はたくさんあるし、割ときれいに整理整頓してあるし。そういうことで何か私と話したかったそうです。また、何かあったらいつでも来る用意があると言って帰っていったとのこと。むしろ、義母より、彼女のほうが役に立つと思います。ほんと、うちの妻は何を考えているのかさっぱりわかりません。

昨日も変な妄想を語っていました。入院中に、私のことを知らない人物が勝手に病室に入ってくるのが怖いから、完全に面会謝絶にしてほしいとかなんとか。あまりに妄想がひどいので、「そもそも、あなたのことなんか心配している人なんかいませんし、誰も会いに行きませんよ」とぴしゃりと言ってやりました。



共通テーマ:

読書の99%は無駄です [本]

長男の出て行った部屋の本棚の片づけをしていたら、私の本が大量に出てきたので、二度と読まなそうな本、英語学習本などをブックオフに持っていくことにしました。段ボール箱2つ分はありそうです。

私は本に付箋を貼る癖があって、売るためにはそれをいちいちはがさなければいけません。その作業をしているうちに、自分がいかに無駄な勉強をしてきたかを思い知らされました。なぜそんなところに付箋を貼ったのか、いまとなってはまったく思い出せません。付箋を貼った個所だけではなく、そもそもそれがどんな本だったのか、まったく思い出せないものばかりです。思い出せないということは、その本を読んだことには何の意味もなかったということです。

昔は乱読を勧める人が多かったですが、人生の肥やしにはならないと思います。(無能な)作家を儲けさせるだけです。

樺沢紫苑先生は、インプットを無駄にしないようにSNSなどに本の感想を書くことを勧めています。それをアウトプットと称していますが、そんなものはアウトプットではありません。アウトプットというのは、本を書いてお金を稼ぐ活動のほうです。本を読んで感想を書いても、作家の宣伝にしかなりません。ゴミみたいな本を読むのはお金と時間の無駄です。

近頃はAudibleなどという本の朗読サービスがあるそうです。それを契約して、クルマの中や電車の中で聴いて勉強することを勝間和代さんは勧めています。それもあまり時間の有効活用にはならないと思います。マルチタスク作業の一つとして本を読むというのも、消費活動にすぎません。インプットにすらならないと思います。



共通テーマ:

『情報を正しく選択するための認知バイアス事典』 [本]


情報を正しく選択するための認知バイアス事典

情報を正しく選択するための認知バイアス事典

  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2021/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



立ち読みして面白そうと思った本のひとつ。アマゾンのレビューはあまり信用しないほうがいいです。

われわれはいろんなバイアスに支配されており、それらから逃れることは不可能です。それもバイアスの一つかもしれませんが。




共通テーマ:

久しぶりに本屋に行ってきました [本]

昼間、大学受験を来年に控えた次男と二人で近くのショッピングモール内の新刊書店に行って、英語やら国語やら数学の学習参考書を見たり、資格試験の本を見たりして、いろんなことを話して帰ってきました。私は数日前に出たばかりの『令和4年度版 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』(SB Creative、2022年)を買いました。

息子のほうは英文のエッセイを読みながら語彙と作文の勉強ができる単語集を買いました。簡単な文章を読んで、内容を理解して、それを国語の小論文に活かしたいのだそうです。自分は教養がないので、こういう背景的知識を身に着けて、現代文の読解力もつけたいと言っていました。賢いですね。単語が羅列しているだけの単語帳でいくら単語を覚えても使える知識にはなかなかなりませんから、一石二鳥、一石三鳥を狙うその方法のほうが時間はかかりますが、むしろ効果的かもしれません。というか、効果的です。中身を見たら、私が大学1、2年生に教えているようなレベルの英語でした。これを勉強すれば、大学の英語なんか簡単だよ。我々の時代の大学の英語の教科書は難解なものもあったけど、いまはシンプルなものばかりだから、このレベルの英語がわかれば苦労しないよ」と言っておきました。

IMG_20220220_190831_035.jpg

ITパスポートという資格は世間一般では履歴書に書けるほどのものではないとふざけたことを言う人がいます。しかし、本の中身を見たら一目でわかりますが、なかなか難しいです。ちらっと読んだだけでは、何を言っているのかわからないところが3分の2分以上あります。こんなことさえ知っている人を私なら尊敬しちゃいますよ。

個人的には、夏休みに勉強できればいいかなと思っています。知らないコンピュータ用語が出てきたときにチラチラ見て少しずつ頭に入れていく作戦で行こうと思います。こういうのはいっぺんには頭には入りません。本を買うまでは、簡単なプログラミングの知識とかコンピュータの仕組みとか学ぶのかと思っていたら、それだけではありませんでした。最初は株式会社とは何かという話から始まります。間違って、別の資格の本を買ってきたのかと一瞬錯覚しました。

帰りの車の中で、いつものように次男といろんな話をしました。今回の話は、「~は役に立たない」という紋切り型のフレーズを多用する人は、基本的に無教養で無能だと思うという話です。「役に立たない」というのは主観的なものであって、客観的事実ではありません。役に立つかどうかを決めるのは、その人だけに許された特権ではないのです。当人が、役に立たないと思いたいだけかもしれません。そう言うことによって、何かの勉強をしようとしている人を自分より劣った状態に留めておきたいのかもしれませんし、単に自分自身が勉強したくないだけかもしれません。

「そんな資格は役に立たない。もっと上の資格を目指すべきだ」という人もいますが(うちの長男!)、たしかにそうかもしれませんが、上位を目指すなら、その前段階の勉強をしておくことはけっして無駄にはなりません。「東大に入るなら、東大の英語だけ勉強していればいいんだ。中学校の英語なんかやる必要がない。役に立たない」と言っているようなものです。ばかばかしいですね。

昔々、同じネタで同僚と議論をしたことがあるのですが、「役に立つかどうか」という判断基準は視界を曇らせるものであって、本来は役に立つか立たないかではなく、「自分がそれを役に立てるか立てないか」で見るべきだという意見で一致しました。何々は役に立たないという意味は、畢竟、自分にはその知識を役に立てる能力がない、私は無能な人間です、と表明しているに過ぎないということです。我ながらまともなことを言っていたと思います。

いまこの瞬間の自分には役に立たない知識かもしれませんが、環境が変わったときに急に必要になる知識かもしれません。そんなことは誰にもわからないのです。どんな知識でもそれに触れると、目が開かれることもあります。そういう貴重な体験を得る機会をケチ臭い判断基準でドブに捨てるほうがもったいないことです。私も若い頃は彼らのような意見に流されることがありましたが、今なら当時の私自身に「それは間違った考えだ」と説教してやりたいですね。

話が飛びますが、その書店についてGoogleで調べてみたら、「店員はアルバイトばかりで本について詳しくない」などというコメントがついていました。本屋の店員が売り物の本数万点をすべて把握しているとでも思っているのでしょうか。書店員たるもの、店内のすべての本を読んで内容まで理解していなければいけないかのような言い草です。「どこにそんな優秀な店員がいるんだよ。いるなら、ここに連れてこい!」と言いたくなるコメントです。けっこうめちゃくちゃな客はいますよね。私も店員のアルバイトをしたことがあるからわかります。現にそういう客から受けたカスハラはいまだに忘れられません! 小さな商店やコンビニくらいの商品点数ならまあなんとかどこになにがあるのかくらいはわかるかもしれません。さすがに大型書店のアルバイト店員にそういう芸当を求めること自体間違っています。いちいちそういう苦情を言う人というのはよっぽど教養のない人なんでしょうね。私だって、自分の専門に関わる研究書のすべてを読んだわけでもないし、読んだものだってけっこう忘れています。何々の専門家と名乗っていても、所詮その程度です。私だけではないはずです。

不平不満を他人に言う人というのは、相手への要求度が無駄に高いとメンタルヘルスマネジメントで学びましたが、本当にそうですね。彼らは、ああすべき、こうすべきという「すべき思考」にもとらわれているタイプでもあるそうです。きっと家族や知人にも法外な要求をする輩なのでしょう。困ったものです。

飲食店の口コミサイトである「ぐるなび」がそんな奇妙奇天烈なマインドの方々のせいで信頼を失っているそうです。「ぐるなびなんかいらない。Googleさえあればいいんだ」という評論家もいます。とんでもない勘違いです。ご存じのように、Googleも広告費を払ってくれたサイトを検索結果の上位に持ってくるし、口コミも操作しているはずです。営利目的なんですから、当たり前です。ぐるなびがダメなら、Googleだなんて主張する人はやはり同様に無教養な人たちなんでしょう。

お前だって無教養だろうという批判は甘んじて受けます。しかし、ソクラテスではないですが、「自分が無知であることくらいは十分に自覚しています。その点で、あなたよりは遥かにましです」と反論したいですね。

ついでに書いておきますが、私は英語を教える仕事をしていますが、いまだに英語を教えることを専門にしているとは思っていません。しばしば志の高い学生に「先生のおすすめの学習参考書を教えてください」と聞かれるのですが、「私は予備校講師ではないので、学習参考書の研究はしておりませんし、書店であれこれ買って読んでいるわけでもありませんから、どんな新刊が出ているのかなんてまったく知りません。ご自分でわかりやすいものを探してください」と事実を述べるようにしています。英語の先生はみな英語の学習参考書や英語の辞書に詳しいと思っていること自体が思い込みですよ。他には、(英語学習のために)役に立つおすすめの映画を教えてほしいというバージョンもありますが、「自分の好きな映画を英語字幕で見ればいいと思うよ」と言っています。映画の好みなんて人それぞれですからね。ゾンビ映画が好きなら、ゾンビ映画で英語を学べばいいじゃないですか。

話があっちこっちに飛びますが、今日のメンタルヘルスマネジメントの勉強は、YouTubeで関連動画を何本も見て、ああ、それ参考書に書いてあったことだ、そういうことだったのか、と確認していく作業をしています。単に過去問を解いて答えを暗記するだけなら、試験直前の1週間前からでも十分ですからね。考え方や用語の意味などを体に浸透させるというか、腹落ちさせる作業も必要です。



共通テーマ:

欲しい資格本4冊 [本]



イメージで攻略 わかる! 受かる! ! 日商簿記3級 テキスト&問題集 2021年度版

イメージで攻略 わかる! 受かる! ! 日商簿記3級 テキスト&問題集 2021年度版

  • 作者: 滝澤 ななみ
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2021/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)









安全衛生教科書 メンタルヘルス・マネジメント(R)検定II種・III種 テキスト&問題集 第3版

安全衛生教科書 メンタルヘルス・マネジメント(R)検定II種・III種 テキスト&問題集 第3版

  • 作者: 一般社団法人国際EAP協会日本支部
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2021/07/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)







過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド

過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド

  • 作者: 幸男, 鈴木
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: 単行本







みんなが欲しかった! ITパスポートの教科書&問題集 2022年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)

みんなが欲しかった! ITパスポートの教科書&問題集 2022年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)

  • 作者: TAC出版情報処理試験研究会
  • 出版社/メーカー: TAC出版
  • 発売日: 2021/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



他には、第2種電気工事士の資格の技能試験関連の本を1冊買う予定です。

来年度は電気工事士とFP3級を含めて6つ取ることを目指します。馬鹿みたいに忙しくなるだけですけどね。


共通テーマ:

【私の本棚】時代を超える影響力 浅田彰著『構造と力 記号論を超えて』 - 産経ニュース [本]

【私の本棚】時代を超える影響力 浅田彰著『構造と力 記号論を超えて』 - 産経ニュース

〈シラケつつノリ、ノリつつシラケること、これである〉

そうでした、そうでした。この通り、香川リカ氏によるニューアカやポスト構造主義の解釈は間違っています。サブカルに関して知らんけど。


【菅政権】「自爆のぶん投げ」の全真相 万策つきた菅首相、辞任の必然<上>|日刊ゲンダイDIGITAL

20人の推薦人さえも集まらないとは、悲劇ですね。恫喝人事で人望を失った男にブーメランが返ってきた形です。総選挙でも首相経験者が落選の憂き目に遭うことは間違いなので、議員を引退する可能性大ですね。

安倍のガードマンだった爺さんがたまたま首相の椅子に座ってそのまま立ち上がれなくなっただけで、総理大臣のタマではなかったのです。勘違いも甚だしいです。何がパンケーキ好きの「令和オジサン」ですか。

冗談はさておき、菅政権下で14,000人もコロナで死んでいるんですね。となると、安倍のときは2,000人ほどだったということです。菅政権のコロナ対策のひどさは目に余るものがあると言っても過言ではありません。菅義偉は14,000人以上の日本人を殺した男として歴史に刻まれることが決定しました。


共通テーマ:

冨島佑允、『数学独習法』 (講談社現代新書、2021年) [本]


数学独習法 (講談社現代新書)

数学独習法 (講談社現代新書)

  • 作者: 冨島 佑允
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/06/16
  • メディア: 新書



7月末に注文した本ですが、なかなか読む気になれませんでした。数日前にようやく奮起して読み始め、先ほど読み終わりました。この本の趣旨は、数学の全体像を文系の人にも理解してもらうことです。とはいえ、文系の私には、わかったようなわからなかったような状態です。

タイトルも『数学独習法』とありますが、「独習って何?」という印象です。内容を的確に表しているタイトルではない気がします。それはそうとして、数学の苦手な私にでもわかったことを簡単にまとめておきます。

数学には4つのカテゴリーがあり、代数学、幾何学、微分積分、統計学に分かれています。もちろんお互い有機的につながっています。代数学は仮説で考える学問。幾何学は図形にして考える学問。微分積分は変化する物事を単純化して考える学問。統計学は全体(の傾向)を見る学問。さすがにそれくらいのことは本を読む前から、私でもわかっていました。著者はこういう考え方をビジネスに応用することを勧めています。それも会社勤めの方たちはすでに知っていることでしょう。

特に私が「へえ」と思ったのは統計学についてです。統計学には3つの分野があって、記述統計学、推測統計学、ベイズ統計学に分かれています。記述統計学はデータの特徴をわかりやすく記述するもので、統計学の土台。推測統計学はアンケート調査のように一部から全体を推測するもの。ベイズ統計学は新しいデータをその都度学習し、将来の予測をするもの。ベイズ統計学がビッグデータ分析、AI予測、自動運転、迷惑メールのフィルター、がん検診などに使われているわけです。

この本は今年の6月に出たばかりということもあり、新型コロナウイルス感染症を例に取って説明してくれているところがあります。その工夫は良いと思いますが、残念ながら私の頭では理解できませんでした。

以前、消化不良の状態です。高校で数学をいま学んでいて、こんなことを学んでいて何の役に立つの?という疑問をいだいてしまった人たちには一読をおすすめします。

いい忘れましたが、「三角関数」のところも面白かったです。私にはその面白さを伝える能力がないので、是非ご自身で読んでみてください。

共通テーマ:

宮坂昌之『新型コロナワクチン 本当の「真実」』 (講談社現代新書、2021/8/18) [本]


新型コロナワクチン 本当の「真実」 (講談社現代新書)

新型コロナワクチン 本当の「真実」 (講談社現代新書)

  • 作者: 宮坂 昌之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/08/18
  • メディア: 新書



免疫学の第一人者が書いたワクチン接種推奨本だそうです。レビューを読むだけで満足しました。本を買って読むほどではなさそうです。

私はワクチンを2回接種しましたが、いまだに安心感は得られません。このまま逃げきれるという自信は全くありません。とにかく今は他人とは接触しないように心がけるくらいしかできません。

ワクチン接種後でも消すことができない感染への不安を解消するためには、環境面での整備が不可欠なんだと思います。

1つは、満員電車での通勤など、人混みで過ごさなければいけない状態を解消してもらうこと。2つ目は、コロナに感染してもすぐに治療が受けられるような医療体制の整備です。もちろん治療薬も重要です。3つ目としては、周囲の人間がワクチン接種者ばかりになることです。

日本ではようやく2回の接種を終えた人が4割になったそうですが、我が家では妻や次男は1回も打っていませんし、いまのところ妻は打つ気が全くありません。「殺人ワクチン」だと信じ込んでいます。長男はモデルナを打ちましたが、まだ1回目です。私の家で私のみ抗体ができているということですが、周りには抗体を持つ人がいないので、守られていないという感覚が強いです。

妻はコロナに感染することよりも、首都直下の大地震や富士山の噴火の方を恐れています。スーパーに行くたびにペットボトルの水を大量買いしてきます。階段の踊り場がどんどん狭くなってきています。水さえあれば生きていけると思っているのでしょうか。私には理解できない不思議な感覚です。



共通テーマ: