SSブログ

「安物ではないと銭を失う」 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

th_IMG_20190917_061425.jpg

早朝、仕事に出るためにベルトを引っ張り出したら、こんな状態になっていました。これしかないので、青カビを拭き取って、ズボンにつけて仕事に行きました。

スマホで電車の運行確認をすると、相当な遅れがあるとのことでいつもより早く家を出たのですが、職場に着いたのは、いつもよりはるかに遅く、授業開始10分前でした。いつもは1時間位前に着くので、損した気持ちになって、今日は早めに授業を切り上げて帰ってきました。

夕食はからあげ弁当です。わびしいです。

食事を終えて一階でのんびりしていたら、二階の台所付近からガッチャーンというすさまじい音が聞こえてきました。後で見てみると、破片が袋に入れられてゴミ箱の後ろに隠されていました。私は割れ物について一切言及せず、見て見ぬ振りをしていると、妻は自分が犬の餌の皿を割ったと白状しました。その餌皿は私と次男がホームセンターに行って4年ほど前に買ったものです。食器類を壊すのはいつも妻です。「安物買いの銭失い」ということわざがありますが、うちの場合は「安物ではないと銭を失う」というのを家訓にしようと思います。どうせ破壊神にぶっ壊されるのだから、できるだけ安い物を買っておけ。

何年か前にわざわざ陶器市に行って買ってきた陶器はすべて妻に割られました。ショックだったのは、次男と私用に買ったおそろいのご飯茶碗を粉々にされたことです。それを指摘したら、「私が割ったのではなく、勝手に割れたの。壊れやすいものを買ったあなたが悪いの」と逆ギレされました。そういう詭弁を弄する人は無敵ですね。サポートセンターの人を震撼させるクレーマーです。それ以来、恐怖のあまり、妻が何を壊しても、私は何も言えなくなりました。悪いのはつねに他人という考えの人はよくいますが、彼女はその一人です。

それで思い出しましたが、昨日、日帰りで妻に実家に帰省しました。改めて、妻は義父にそっくりであることを再確認してきました。義父はすべて悪いのは他人と自分の妻というDV夫です。近頃では近所の人トラブル(警察が呼ばれたこともあります!)をよく引き起こしているそうで、ますます近づきがたい存在になってきています。アルコール依存症と認知症のせいで、若い頃よりもよりいっそう身勝手で攻撃的になっています。痴呆も進んでいるようで、会話も噛み合いません。同じことばかり繰り返し話すし、言葉が思い出せず、クイズ大会みたいになってしまうそうです。完全に治療が必要な段階なのですが、義父は頑固ですし、プライドが高い人なので自分は病気ではない、自分は酔っていないと主張するはずです。周りの人間にはどうすることもできません。焼酎に睡眠薬でも入れておいて、眠ったら、そのまま救急車に来てもらって病院に連れて行って強制入院させてしまおうかという極秘プランがあることを義母がしてくれました。

その血を受け継いだのがうちの妻です。「悪いのはつねに他人という考えの人はよくいるよね」というセリフは、実は、昨日妻が吐いたものです。自分もその血をしっかり受け継いでいるという自覚が妻にはないようです。これでは年をとったら、私が殺されそうです。殺される前に殺すか、死んでしまうしかありません。

認知症とアルコール依存症で攻撃的になった人に対して、周囲の人間は、いちいち感情的に反応してしまうものですが、病気なんだから仕方がないと思って、物理的にも精神的にも距離を置くことが重要なんだと、ウェブの記事に書いてありました。私も経験則から、長年妻に対してそういう態度で接しています(ほぼコンタクトしていないので、接するという表現は当てはまりませんが)。

少しぼやき混じりに、妻が席を外したすきに、義母と義理の妹に、妻が義父にそっくりで、攻撃的で怒りの塊だという話をしたら、義理の妹は信じられないと言っていました。でも、彼女は「きょうだいだからそういう偏見があるのかもしれないですね」と自分で言ってくれました。その言葉が私にとって大きな慰めになりました。うちの妻は他人の前ではいい顔をするのですが、私の前では他人の悪口やネガティブなことしか言わないのです。他人を褒めることはありません。これは義父とまったく一緒です。妻は私の自尊心をボロボロにするような人なので、私は妻に近づかないように心がけています。(義父は、長男の自尊心をボロボロにしたせいで、いまは中高年引きこもりです。私もその気持が良くわかります。義兄が父親から距離を置くために自分の部屋に引きこもっているのと同じように、私も妻と距離を置くために自分の部屋に引きこもっています。)

妻の実家に帰省しないのもそのせいなのですが、妻の実家には私が一緒に帰省しないことで、義母も義妹も私が妻に対してひどい扱いをしていると誤解していたようです。事実は、その逆です。彼女たちにはそう伝えておきました。生きる気力を失わせるような妻の言動で、私はすでにズタボロです。早く死にたいです。