SSブログ

弓の状態 [家・DIY・修理]

th_IMG_20200124_121831.jpg

昨日より弓の先端部分が少し浮いてきてしまったようでです。意図の結び目が見えてしまっています。

th_IMG_20200124_121819.jpg

フロッグの末端のネジがこれくらいで、弓がふつうの緩み方になりました。

th_IMG_20200124_121811.jpg

つまり、弓の先端が少し引っ張られて外れかかっているということを示しているのかもしれません。

もし外れたら、楔を作り直さないといけません。




共通テーマ:音楽

薬を飲むことになりました [雑感・日記・趣味・カルチャー]

血液検査の結果、2型糖尿病の薬を処方されました。朝食後に1錠飲むように言われました。正月にゴロゴロしていたのが良くなかったのでしょう。

薬を処方された直接の理由は、HbA1c (NGSP)の値が3か月前に比べて0.2上昇してしまったからです。6.6から6.8への上昇です。HbA1c (NGSP)の上限は6.0です(かつての値は5.8)。

HbA1cとは、ヘモグロビンエーワンシーと読みます。これは1、2か月前の血糖値を示す数値です。この値が高いと血糖値が高いという意味になります。NGSPは、従来の基準ではなく、新しく設定された国際的な値ということです。

HbA1cの算出方法は、「糖と結合してしまったヘモグロビン」を「すべてのヘモグロビンの量」で割るというものです。

こうして薬に頼らなければならなくなったということは、私にとって敗北を表しています。これまで運動や食事だけで懸命に対抗してきたのですが、もはや薬に頼らないといかんともしがたい年齢になったことを示しているからです。医者は、「薬を飲めばすぐ良くなりますよ」と言っていました。そりゃあ、薬を常に服用していれば数値が改善するのは当たり前でしょう。でも、薬に頼らずにいられるようになることはもうできないのかもしれません。

処方されたのはグラクティブ錠というもの。かの有名な小野薬品工業が作っているDPP-4阻害薬です。DPP-4阻害薬とは、「体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬」とのこと。インスリンは血液中の糖分(血糖)を下げる働きのあるホルモン物質です。

DPP-4阻害薬の効果は、インスリン分泌を促すGLP-1という物質を分解するDPP-4という酵素を阻害しGLP-1の作用を増強し、インスリン分泌を促進させるというものです。これは新薬であり、後発のジェネリック医薬品はないそうです。

薬剤師の方の説明によると、グラクティブを服用しても低血糖にはなりにくいそうです。低血糖の状態になると、死んでしまうかもしれないと思うほど、辛いです。低血糖はもちろん空腹に起因します。症状としては、手の震え、冷や汗、気持ちが悪くなったりすることがあります。授業中にそうなったら、もう集中力が途切れてしまいます。いままで一度もありませんが、昼休み直前の授業中は常に恐怖を感じています。

恐怖を感じるのは、夕食前の帰宅時です。ここ数ヶ月の間に、仕事からの帰りの電車の中で低血糖になったのは2回。車内の暖房がきつすぎるせいで、低血糖を加速させたような感じがしました。低血糖になったときはすぐに甘いものを口にしないといけませんが、私は飴などを携行する習慣はないので、カバンに潜ませておいたナッツを食べて耐えました。これからは万が一に備えて、妻が常備している飴を携行することにします。飴は好きではないので、使わないに越したことはありませんけれど。

うちの犬も糖尿病で朝晩食後にインスリン注射をしています。おかげで元気になって、昔のように、リードを引っ張るようになりました。さすがに階段は登れなくなりましたが、すこぶる元気そうです。私もいまから薬を飲むようになったら、同じように元気になれるかもしれません。