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【決算書の読み方】バランスシートの借方と貸方 [簿記]



貸方と借方には意味がないと説明する人が多いですが、やっぱり意味があるんですねえ。目から鱗というか、先ほど英語で何というのかというのかから考えてみたのですが、それと結びつきました。

貸借対照表(バランスシート)の貸方(右)は、お金を貸す側との関係を表しているという説明でやっと腑に落ちました。貸方にいるのは、銀行や株主(会社の所有者)。会社の取締役(俗にいう社長)の役目は、銀行が貸してくれたお金や株主が提供してくれたお金を元手に収益を増やし、支払利息や配当金などで利益を還元することです。

一方、借方(左)は借りる側である取締役(社長)がどういう形で借りたお金(他者資本)や自己資本を運用しているのかを示しています。だからこそ、借方なんですね。借方や貸方には意味がないなんて、嘘を言うなって。

「純資産」は「(総)資産(asset)」から「負債(liability)」を差し引いたものですが、この「純」は「純粋」という意味ではなく、ネット(net)、つまり「正味の」という意味。正味というのは、いろいろ差し引いて残ったものということもこの公認会計士さんは教えてくれています。この程度の知識はほんとうは会社員としては常識なんでしょうけどね。私は良く理解していませんでした。

儲けである「(繰越)利益剰余金」は、配当として株主に還元してもいいけれど、それをさらに運用資金にして企業の儲けを増やしてもいいわけです。株主配当性向の高低で会社の株価が上下することがありますが、そういうことを考えると配当金がないことが必ずしも企業業績が悪いことを示しているとも言えませんね。

TACの予想問題集の仕訳カルタ [簿記]


第160回をあてる TAC直前予想模試 日商簿記3級

第160回をあてる TAC直前予想模試 日商簿記3級

  • 作者: TAC簿記検定講座
  • 出版社/メーカー: TAC出版
  • 発売日: 2021/12/29
  • メディア: 大型本



この予想問題集の付録であるカルタをやってみました。全部で50枚あります。結果はさんざんでした。正解したのは23枚、不正解は17枚です。半分近くがわかっていなかったのです。基礎が全然できていないことが今頃になってわかったわけです。来週の水曜日に受検するというのに、気づくのが遅い!


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このあと、予想問題集のやり残し1問(第3回の問3)をやろうと思っていたのですが、明日にします。今日はもう一度教科書を読んだり、仕訳カルタをやり直します。


追記:くやしいので、できなかったカルタ17枚は解きなおし、すべて理由が説明できるようにカルタに書き込みました。理由がつけられないものはわかっていないということですからね。なんとなくそんな気がするというか、そうだったうような記憶があるですましていると、基礎が身に付きませんね。簿記は算数と同じで、単なる暗記科目ではないんですよね。覚えただけでは不十分で、使い慣れるためのトレーニングに時間が必要です。だから時間さえあれば、私だってなんとかギリギリで合格できると思います。明日は、教科書に戻って、基本問題を解きながら理解が不十分なのところはないか、再確認してみます。誰かに教えられるように学びなおしておきます。これは数学と同じ。「応用問題ができないのは、基礎が完璧にできていないだけ。基礎の組み合わせが応用なのだからね」なんて、偉そうなことを以前、次男によく言っていました。当たり前ですが、いまは次男のほうがはるかに数学ができます。私は恥ずかしながら中学レベルで止まっています。

他人資本 [簿記]

【借方・貸方】は英語でなんて言う?現役の米国公認会計士がやさしく解説!〜英文会計入門シリーズ第5回〜

借方はdebit、貸方はcredit。借方(debit)は資産から払って、貸方(credit)は負債から払う。デビットカードとクレジットカードの違いが分かっていれば、理解は簡単ですね。

asset accounts(資産勘定)
liability accounts(負債勘定)
equity accounts(資本勘定)
revenue accounts(収益勘定)
expense accounts(費用勘定)

じしょでしらべてみると、こう書いてあります。

asset:役に立つもの

equity:純資産額 《担保・課税などを差し引いた価格》, 《株式会社の》 持分; 株主所有権; [pl.] 普通株.


複式簿記とは|単式簿記との違い・決算書との関係【初心者向け】

「負債」というのは、「他人資本」というのですね。もちろん、資本金は自己資本だというのはわかりますが、「他人資本」という表現はわかりやすいですね。だから、英語でliablityというのか。liの部分は「縛る」が語源だそうで、「頼る」を意味するrelyは「硬く縛り付ける」が語源だそうです。山登りをするときに、ロープでお互いしばりつけて誰かが落ちそうになっても、引き上げられるようにすることがありますが、私はあの姿を想起します。なんか、義務というようなネガティブなイメージではなく、運命共同体的な感じというか、頼っているというか、お互い支え合っているようなポジティブな図が浮かびます。「他人資本」か。いい表現ですね。


簿記3級は激ムズ [簿記]

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TAC出版の予想問題集の模試第1回の問3をやりました。損益計算書と貸借対照表を作成するやつです。1時間以上かかりました。激ムズ。売掛金とか消費税の補正を勘定に入れ忘れたら一巻の終わり。私には無理ゲーかも。せめて問1の仕訳で満点が取れるようにしたいです。もし今回落ちたら、すぐ受けなおすことができないので、4月の頭にでも受け直すかもしれません。メンタルヘルスマネジメント検定を3月20日に入れているので、その勉強もしなければいけませんので。


模擬試験を含め、私が持っている問題集の問題はあと1問残すのみとなりました。もう一つは問3で、いまやりおえたばかりのものと同じタイプのものです。今日はそれを夜までに片付けて、明日以降はこれまでやった問題を全部高速で解けるように訓練するしかありません。いくら解説を読んでも理解できないところは捨てます。切羽詰まっています。何度も言いますが、簿記3級がこんなに難しいとは思いませんでした。簿記1級なんて、私にとってはオリンピック選手になるみたいなものですね。すごすぎです。

簿記3級 T勘定基礎の基礎 勘定記入攻略に要チェック! [簿記]



おっしゃることはよくわかるのですが、どちらが借方や貸方に来るのかがわかりにくいので、妙案を思いつきました。T勘定のTの部分をYにするのです。

たとえば、お小遣い帳と同じように現金の出入りを管理する帳面なら、Tの上の部分に現金が来るわけですね。収入がTの左側(借方)、支出が右側(貸方)です。

ここまではいいのですが、初学者にとっては、現金以外の勘定科目で仕訳する場合です。

たとえば、現金100円を払った理由が消耗品費である場合、仕訳はこうなりますよね。

(消耗品費) 100  (現金) 100

これを現金のT勘定にすれば、Tの右に消耗品費100が来るのは初学者でもわかります。しかし、消耗品費をTの上に持ってくると、同じことを表すのに、Tの左側に現金が来ます。それがわからないのです。

そこでTをYにしてみます。現金をYの上、消耗品をYの右に置くのはT勘定と同じです。それをぐるりと反時計回りにして、消耗品費を上にもっていくと、現金は左側(借方)に来ます。これで消耗品費のT勘定で現金が借方に来ると、現金を支払ったことになるわけです。

T勘定の上に現金、左(借方)に売上があったとします。それを「Y勘定」に書き換え、ぐるりと時計回りに回し、売上を主役にすると、右側(貸方」に現金が来ます。

こういう教え方をしている人はいないようですが、自動的化のためのテクニックとして活用できるのではないかと思います。





簿記3級CBT受験申込みました [簿記]

受験日時は2022年2月16日(水) です。場所はTAC大宮校テストセンター (日商簿記特設会場)です。大宮だとその日しか空いていませんでした。所沢とか上尾とか、東京都内のどこかとかへ行けばいくらでも空いているんでしょうけど、いまはあまり長時間電車に乗りたくないですからね。料金は手数料を入れて3,400円(税込)です。電話をかけて予約をするようなところだと2800円くらいらしいのですが、よくわからないのでネットで申し込みできるところを探しました。

いよいよ今度の水曜日に受けるということなので、本腰を入れて勉強したいと思います。今日を入れて残り5日。試験は午後なので、午前中も少しは勉強できるでしょう。


天井に二重にグラスウールを重ねる場合の注意点 [家・DIY・修理]



何か月も前に見た動画を見直しました。私は数週間前に屋根裏にグラスウールの断熱材を重ね敷きしました。その時に袋に穴をあけるか、どうか迷ったのですが、そのまま文字の書かれた防湿シート側を下にして敷きました。直行はやりにくかったので、そのまま既存の断熱材の上に乗せただけです。既存の断熱材は裸のグラスウールです。天井の板の間に透明のビニールシートが敷いてあるので、それが防湿シートなのでしょう。点検口のあたりではわずかに水が溜まっているところがありました。結露ですね。

天井からわずかに上がってきた湿気がグラスウールにたまらないように、既存の断熱材は袋に入っていないのでしょう。その上に、袋入りのグラスウールを重ねると、湿気が溜まって結露して、屋根裏の木材を腐らせることになる危険性もあるとのこと。

ただ、私の場合、裸のグラスウールの上に袋入りのグラスウールを敷いてはいますが、密封シールをしているわけではないので、断熱材と断熱材の間の隙間からおそらく湿気は逃げると思います。やってはいけない施工なのかもしれませんが、大きな問題にはならないと思います。

ただ、問題は、換気棟がないのに、風の出入り口を断熱材でふさいでしまったことです。やはり隙間を開けておけばよかったかもしれません。わざわざ壁に穴をあけて換気扇を取り付けることを検討したのですが、そんなことより、すでに開いている換気口を利用したほうが手間がかかりません。少しでいいので、断熱材をずらして、風がはいって出ていくように両サイドに風の通り道を作っておくべきですかね。

やるなら、暑くなる前です。夏は、天井裏には暑すぎて入れません。外気温が40度近いときは60度くらいになっていると思います。それくらい恐ろしく暑いのです。




要するに、文字が書いてある面にカッターで穴をあければ問題はないということですね。作業が面倒です。