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Ⅲ種-⑬メンタルヘルス不調とさまざまな精神疾患について [健康・メンタルヘルス]



従来型のうつ病は自責的で、休養と服薬が効果的ですが、新型うつ病というものがあって、そちらは他責的で、休養も服薬も効果がなく、カウンセリングが必要になってくるとのこと。若い人の多いそうです。メンタルヘルスマネジメントの参考書で「他人のせいにするのは若い人に多い、未熟さの現れ」というフレーズがあったことを記憶していますが、そのことについての言及なのでしょう。ヤフコメでも他責的・他罰的なコメントが数多くみられますが、彼らは新型うつ病なのかもしれません。




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久しぶりに本屋に行ってきました [本]

昼間、大学受験を来年に控えた次男と二人で近くのショッピングモール内の新刊書店に行って、英語やら国語やら数学の学習参考書を見たり、資格試験の本を見たりして、いろんなことを話して帰ってきました。私は数日前に出たばかりの『令和4年度版 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』(SB Creative、2022年)を買いました。

息子のほうは英文のエッセイを読みながら語彙と作文の勉強ができる単語集を買いました。簡単な文章を読んで、内容を理解して、それを国語の小論文に活かしたいのだそうです。自分は教養がないので、こういう背景的知識を身に着けて、現代文の読解力もつけたいと言っていました。賢いですね。単語が羅列しているだけの単語帳でいくら単語を覚えても使える知識にはなかなかなりませんから、一石二鳥、一石三鳥を狙うその方法のほうが時間はかかりますが、むしろ効果的かもしれません。というか、効果的です。中身を見たら、私が大学1、2年生に教えているようなレベルの英語でした。これを勉強すれば、大学の英語なんか簡単だよ。我々の時代の大学の英語の教科書は難解なものもあったけど、いまはシンプルなものばかりだから、このレベルの英語がわかれば苦労しないよ」と言っておきました。

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ITパスポートという資格は世間一般では履歴書に書けるほどのものではないとふざけたことを言う人がいます。しかし、本の中身を見たら一目でわかりますが、なかなか難しいです。ちらっと読んだだけでは、何を言っているのかわからないところが3分の2分以上あります。こんなことさえ知っている人を私なら尊敬しちゃいますよ。

個人的には、夏休みに勉強できればいいかなと思っています。知らないコンピュータ用語が出てきたときにチラチラ見て少しずつ頭に入れていく作戦で行こうと思います。こういうのはいっぺんには頭には入りません。本を買うまでは、簡単なプログラミングの知識とかコンピュータの仕組みとか学ぶのかと思っていたら、それだけではありませんでした。最初は株式会社とは何かという話から始まります。間違って、別の資格の本を買ってきたのかと一瞬錯覚しました。

帰りの車の中で、いつものように次男といろんな話をしました。今回の話は、「~は役に立たない」という紋切り型のフレーズを多用する人は、基本的に無教養で無能だと思うという話です。「役に立たない」というのは主観的なものであって、客観的事実ではありません。役に立つかどうかを決めるのは、その人だけに許された特権ではないのです。当人が、役に立たないと思いたいだけかもしれません。そう言うことによって、何かの勉強をしようとしている人を自分より劣った状態に留めておきたいのかもしれませんし、単に自分自身が勉強したくないだけかもしれません。

「そんな資格は役に立たない。もっと上の資格を目指すべきだ」という人もいますが(うちの長男!)、たしかにそうかもしれませんが、上位を目指すなら、その前段階の勉強をしておくことはけっして無駄にはなりません。「東大に入るなら、東大の英語だけ勉強していればいいんだ。中学校の英語なんかやる必要がない。役に立たない」と言っているようなものです。ばかばかしいですね。

昔々、同じネタで同僚と議論をしたことがあるのですが、「役に立つかどうか」という判断基準は視界を曇らせるものであって、本来は役に立つか立たないかではなく、「自分がそれを役に立てるか立てないか」で見るべきだという意見で一致しました。何々は役に立たないという意味は、畢竟、自分にはその知識を役に立てる能力がない、私は無能な人間です、と表明しているに過ぎないということです。我ながらまともなことを言っていたと思います。

いまこの瞬間の自分には役に立たない知識かもしれませんが、環境が変わったときに急に必要になる知識かもしれません。そんなことは誰にもわからないのです。どんな知識でもそれに触れると、目が開かれることもあります。そういう貴重な体験を得る機会をケチ臭い判断基準でドブに捨てるほうがもったいないことです。私も若い頃は彼らのような意見に流されることがありましたが、今なら当時の私自身に「それは間違った考えだ」と説教してやりたいですね。

話が飛びますが、その書店についてGoogleで調べてみたら、「店員はアルバイトばかりで本について詳しくない」などというコメントがついていました。本屋の店員が売り物の本数万点をすべて把握しているとでも思っているのでしょうか。書店員たるもの、店内のすべての本を読んで内容まで理解していなければいけないかのような言い草です。「どこにそんな優秀な店員がいるんだよ。いるなら、ここに連れてこい!」と言いたくなるコメントです。けっこうめちゃくちゃな客はいますよね。私も店員のアルバイトをしたことがあるからわかります。現にそういう客から受けたカスハラはいまだに忘れられません! 小さな商店やコンビニくらいの商品点数ならまあなんとかどこになにがあるのかくらいはわかるかもしれません。さすがに大型書店のアルバイト店員にそういう芸当を求めること自体間違っています。いちいちそういう苦情を言う人というのはよっぽど教養のない人なんでしょうね。私だって、自分の専門に関わる研究書のすべてを読んだわけでもないし、読んだものだってけっこう忘れています。何々の専門家と名乗っていても、所詮その程度です。私だけではないはずです。

不平不満を他人に言う人というのは、相手への要求度が無駄に高いとメンタルヘルスマネジメントで学びましたが、本当にそうですね。彼らは、ああすべき、こうすべきという「すべき思考」にもとらわれているタイプでもあるそうです。きっと家族や知人にも法外な要求をする輩なのでしょう。困ったものです。

飲食店の口コミサイトである「ぐるなび」がそんな奇妙奇天烈なマインドの方々のせいで信頼を失っているそうです。「ぐるなびなんかいらない。Googleさえあればいいんだ」という評論家もいます。とんでもない勘違いです。ご存じのように、Googleも広告費を払ってくれたサイトを検索結果の上位に持ってくるし、口コミも操作しているはずです。営利目的なんですから、当たり前です。ぐるなびがダメなら、Googleだなんて主張する人はやはり同様に無教養な人たちなんでしょう。

お前だって無教養だろうという批判は甘んじて受けます。しかし、ソクラテスではないですが、「自分が無知であることくらいは十分に自覚しています。その点で、あなたよりは遥かにましです」と反論したいですね。

ついでに書いておきますが、私は英語を教える仕事をしていますが、いまだに英語を教えることを専門にしているとは思っていません。しばしば志の高い学生に「先生のおすすめの学習参考書を教えてください」と聞かれるのですが、「私は予備校講師ではないので、学習参考書の研究はしておりませんし、書店であれこれ買って読んでいるわけでもありませんから、どんな新刊が出ているのかなんてまったく知りません。ご自分でわかりやすいものを探してください」と事実を述べるようにしています。英語の先生はみな英語の学習参考書や英語の辞書に詳しいと思っていること自体が思い込みですよ。他には、(英語学習のために)役に立つおすすめの映画を教えてほしいというバージョンもありますが、「自分の好きな映画を英語字幕で見ればいいと思うよ」と言っています。映画の好みなんて人それぞれですからね。ゾンビ映画が好きなら、ゾンビ映画で英語を学べばいいじゃないですか。

話があっちこっちに飛びますが、今日のメンタルヘルスマネジメントの勉強は、YouTubeで関連動画を何本も見て、ああ、それ参考書に書いてあったことだ、そういうことだったのか、と確認していく作業をしています。単に過去問を解いて答えを暗記するだけなら、試験直前の1週間前からでも十分ですからね。考え方や用語の意味などを体に浸透させるというか、腹落ちさせる作業も必要です。



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新型コロナ時代の対人支援①ストレスコーピングとSPACEモデル【宮越大樹コーチング動画】 [健康・メンタルヘルス]



例のやつ、SPACEモデルって言うんですね。Social Context, Physiology, Action, Cognition, Emotionsの中で、変えやすいのは認知と行動なので、効果的なストレス対処法は、考え方と行動を変えること。メンタルヘルスマネジメントの内容にもありますが、コーチングの世界でも取り入れられているんですね。




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15年落ち300万円のキャンピングカー納車後そのまま車中泊!千葉のレトロ自販機をめぐる! [お出かけ]



いい感じのご夫婦ですね。キャンピングカー旅は楽しそうだなあ。




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金剛山 のライブ配信 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

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ときどき金剛山のライブ配信を見ています。金剛山は大阪の山ですよね。大阪市内から近いので、東京だと高尾山みたいな感覚なのかな。高尾山は山全体が神社みたいなものだし、お店もたくさんあって、もっとにぎやかですけどね。

先日夜中に見たときに、こっそり雪だるまというか、このスクリーンショットのイカみたいな雪像を作っているお兄さんがいました。




概要欄に、「見ている人が不快でしかない自粛警察行為を禁止します。見つけ次第、退場処分にします。」と書いてあるのですが、これは非常の良いことです。コロナ禍の初期の頃もけっこう見ていたのですが、コメント欄に「こういう奴らがいるからコロナ感染が拡大するんだ」と登山客をののしるような人がいて、私はなんどか反論を書いたことがあります。

「学校や職場、電車の中より山の上のほうがはるかに安全ですよ。山のてっぺんで風邪をうつされたことがあるんですか」と。

この頃はそういうクレイジーな人がいなくなってよかったですね。でも、逆に、「コロナは風邪だとかインフルエンザなんだから町医者で見てもらえるようにしろ。感染対策より、経済をなんとかしろ」という声が大きくなってきました。それもどうかと思います。





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ナルコレプシーの症状・診断・治療 [健康・メンタルヘルス]

ナルコレプシーの症状・診断・治療

ナルコレプシーとは、昼間、ストンと睡眠に落ちてしまうような症状のこと。名前は聞いたことはありますし、メンタルヘルスマネジメントのテキストにも載っているものですが、よく知りませんでした。

金縛りというのも、ナルコレプシーの症状の一つだそうです。金縛りは霊に取り憑かれている証拠だなどと安易に考えずに、ナルコレプシーの可能性があるので、病院の精神科を受診されることがよいでしょう。自称霊能者にお祓いしてもらうよりも、薬物治療のほうが快復が早いと私も思います。



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【危険物乙種】物質量・モル(mol)が大嫌い!4つのルールで得点源に変換しよう! [危険物取扱者乙種4類(乙4)]



私もいずれ取りたいと思っています。こんな簡単な問題ばかりだったらいいんですけど、もっと覚えることが多いみたいですね。私の場合は、取得するまでに最短でも1か月の学習期間が必要かも。

法令とか物理と化学のまとめ動画も見てみました。30年以上前に覚えたような知識も含まれてはいますが、ほとんど忘れているので、かなり覚えにくいです。現役高校生だったら、簡単なのかもしれませんどね。


逆上がり、ドッジボール… 運動が苦手な人たちを追い詰める「体育の授業」の苦い思い出

面白い記事があったので紹介しておきます。

私も体育の時間が一番嫌いでした。体を動かすことが嫌いなわけではなく、体育の授業が嫌いだったのです。

なぜかというと、運動音痴の人がますます自信を無くすような設計のカリキュラムだったからです。どうすれば上手になるのか、という視点はまったく存在せず、最初から得意な人だけが賞賛され、できない人は放置され、侮辱的な扱いをされるだけだったのです。泳げない子供を泳げるように指導するのが体育だと思うのですが、そういう指導は一切ないのです。泳げないことでひたすら屈辱的な時間を過ごすことを余儀なくされるのです。

ドッジボールも人間性の低いゲームで、あれは最悪でしたね。弱そうなやつ、鈍そうなやつを見つけて、攻撃するのです。きわめて不健全なゲームです。ドッジというのはDodgeですから、ひょいひょいとかわすという意味ですが、印象としては前後左右からボールをぶつけられて痛い思いをするゲームというものでした。

あんな残忍なスポーツがどうして教育的なのか私には理解不能です。だったら「ポートボール」なるバスケットボールの亜種のほうが健全なスポーツだと思います。

とにかく、昔の体育の教師というのはすべて指導法がデタラメで、ただやらせているだけ。ケガを防ごうなんてこともすら考えません。水も飲ませてもらえなかったのですから、非科学的です。当時から、あんな仕事は知識がなくても誰でもできると思っていました。現に、中学時代は、国語教師に体育を3年教わりました。2人の先生です。二人とも体育の免状は持っていませんでした。

マラソンの指導も最悪でしたね。私は30代後半から友人に誘われてマラソンを始め、ハーフマラソン大会にも何度も出場しましたが、別段、遅いわけでもありませんでした。年齢的には標準的なタイムでした。そういう大会に出るためにジョギングをするのが本当に楽しかったです。小学校から高校までのマラソンというのはただの苦行にすぎませんでした。この差は何なのか、よくジョギング中に考えました。

おそらく、指導法云々以前の問題で、教員の考え方があまりに未熟だったのでしょうね。彼らの頭にあるのは「走れるようにするためには無理やり走らせればいいんだ」という程度です。「勉強ができるようになるためには勉強すればいいんだ」というのと同じです。中には勉強時間を増やせばいいだけと思っているアホもいたはずです。我々世代は、アホな教員の犠牲者です。

世間一般では、なぜか昔と比べて教員のレベルが落ちていると信じられていますが、昔は今とは比べ物にならないほど酷い教師ばかりでしたよ。高校時代の物理や化学や数学の教師も奇人変人でした。何を言っているか一言もわかりませんでした。そうなると、自分で参考書を読んで勉強するしかありません。私が独学を好むようになったのは、皮肉を言いますけど、彼らのおかげかもしれません。

とにかく、今の教育を受けている子供たちは幸せだと思います。担当教員がアホでも、代わりにYouTubeで質の良い講義を無料で受けることもできますからね。我々の時代は、教師はみな強権的で、文句のひとつも言えない状態でした。教員の暴力(体罰)について親に相談しても、お前が悪いと言われて終わりでしたし、我々には「危険物」からの逃げ場がありませんでした。ひどい時代でしたね。大学時代もセクハラやパワハラは当たり前に存在していました。体質的にアルコールが弱いのに、無理やり飲めない酒を飲まされるというのもあったし、歌いたくないのにカラオケをやらされたり、人権意識の低い人たちばかりでしたね。私の上の世代までは特にひどかった。



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