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江戸の防犯~家に鍵をかける必要ナシ!驚異の防犯システムとは~ [資格・学び]



江戸の町は英語でいうGated Communitiesだったというお話です。要するに、夜中にコミュニティー間の移動ができない状態にして、不審者の侵入を防いでいたということです。アメリカはそういう地区はもっぱら大金持ちが住んでいるのですが、江戸では貧乏な庶民が住んでいるところがそうだったわけです。おかげで治安が保たれていたというのはなんとも面白い話です。

私は10年以上前に江戸関連本にはまり、大量にその手の知識を仕入れていたので、この話は知っていました。落語好きでもあるので、常識中の常識です。でも、こういうことって世間一般ではまったく知られていないのでしょうね。

しかも、昭和時代までは明治政府の洗脳教育で、江戸時代は暗黒時代だったというイメージが固定化されてしまい、時代劇も犯罪ものばかりですから、高齢者の多くは江戸時代は犯罪率が高かったと信じて疑わないように思われます。そういう間違った知識を正すのはきわめて困難ですね。





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最も癒しの効果が高い趣味は?【精神科医・樺沢紫苑】 [健康・メンタルヘルス]



最も癒し効果の高い趣味は? それは「フロー体験」が得られる趣味とのこと。フロー体験というのは、時間を忘れて没頭・没入できる状態を指すものです。仕事でも遊びでも趣味でもなんでもいいけれど、そういうフロー状態をたくさん持てる人こそが幸せな気分でいられるという研究があるそうです。

受動的にテレビやスマホを見るようなものではなく、能動的に行えて上達具合がつかみやすい趣味(楽器演奏・武道など)がもっとも癒し効果が高いそうです。全面的に同意します。


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森麻季 ヨハン・シュトラウス「春の声」 [音楽・楽器]



この曲を聴くと、春を感じます。

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メンタルヘルスマネジメントIII種の過去問に着手 [健康・メンタルヘルス]

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メンタルヘルスマネジメント検定III種(セルフケア)の過去問題集の2章の途中まで進みました。調子が良ければ今日中に3章まで進めるかもしれません。全部で6章まであるのですが、問題数はさほど多くはないので、だらだらやっても明後日までには解き終えられると思います。これが終わったらすぐさま、II種(ラインケア)の過去問に入ります。さっさと全部やってしまって、できなかったところを数回解きなおせば、余裕で受かるでしょう。

難易度ははっきり言って低いですね。見たこともない数字が出てくることがありますが、それは過去問なので、昔のデータがそのまま使われているからのようです。解説のところに、その旨が書かれているので、だったら、そんな問題は削除してもいいんじゃないかと思うほどです。同じ内容を問う問題が何回も出てくるので少々うんざりするところもあります。見たこともない問題でも、なんとなくこれは間違いっぽいなというのが日本語のニュアンスでわかるようにできているようです。

誤記に関してですが、21ページの第10問の③の「(ア)精神疾患のみならず」は解答のほうでは、「精神疾患にとどまらず」になっています。同じ意味ですからいいんですけどね。また、24ページの第16問には「陰性感清」という言葉があります。確実に「陰性感情」の間違いです。

出版社のウェブサイトをチェックしたのですが、正誤表は上がっていなかったので気づいていないのか、誰も指摘していないのでしょう。

話は変わりますが、日中陽気が良くなったので数か月ぶりに自転車でポタリングを楽しみました。タイヤに空気を入れ忘れて、ペダルをこぐのが大変でした。しかも帰路は南からの向かい風でヘトヘト。今日はよく寝られそうです。

また話が飛びますが、長男は4月から北陸地方に行って仕事をすることになりました。会社の借り上げマンションかアパートに住むことになります。独り者なのに2DKとか3DKなのです。贅沢ですよねえ。いくつか候補の中から第3候補まで選べと会社から言われたそうで、優先順位をつける手伝いをしました。

もちろん鉄筋コンクリート造りのマンションが第1候補です。しかも、2階以上です。1階はダメです。雪国だから、雪で埋もれてしまうかもしれませんからね。そもそも雪かきはどうするんでしょうね。私は雪国に住んだことがないのでわかりません。

最寄りの駅からは110分もかかるところらしく、本当に田舎の中の田舎です。バス停から近いところに住めるらしいし、タクシーも無料で使わせてくれるとのことなのですが、絶対にクルマは必要だと言っておきました。でも、自分は若いからクルマはなくてもなんとかないと言って私のアドバイスを聴こうともしません。でも、もし欲しくなったら、私の愛車を譲って、私のほうが車を買い替えるので、いつでも言ってくれと言っておきました。

われわれは東京に近い首都圏で暮らしていて、クルマなしの生活でもまったく不便ではないので、息子には田舎暮らしが想像できないのでしょう。北国の厳しい冬を味わったら、きっとクルマなしの生活は死に直結するということに気づくと思います。



メンタルヘルス・マネジメント検定試験 Ⅲ種セルフケアコース 過去問題集<2021年度版>

メンタルヘルス・マネジメント検定試験 Ⅲ種セルフケアコース 過去問題集<2021年度版>

  • 作者: 春日 未歩子
  • 出版社/メーカー: 中央経済社
  • 発売日: 2021/09/25
  • メディア: 単行本



追記(21:28):面白いので第4章まで進めてしまいました。明日5、6章を終えればIII種の過去問は終わりです。また誤字を見つけてしまいました。65ページの文章の2行目に「定例会識」とありますが「定例会議」の間違いです。知識の「識」になっています。さらに10行目には「士日」とありますが、「土日」の間違いです。武士の「士」になっています。

追記(21:55):勢いがついて5章の途中までやってしまいました。残りは明日中に確実に終わりますね。ここまでの印象ですが、およそ9割以上が正解しています。紛らわしいところもないこともないのですが、そんな問題はごくごく少ないです。ストレートなものなので、これで落ちることはないでしょうね。7割取れればいいんですからね。

アマゾンのレビューに「古い過去問ばかり掲載している」という苦情を書いている人がいますが、的外れです。試験は年に2回しかないのですから、古いものも寄せ集めないと問題集が作れません。同じ系統の問題を続けざまに出題する設計にして、学習者の頭に残るようにする配慮をしていることに感謝すべきです。経験上、アマゾンのレビューの半分以上は信用なりませんが、その人のレビューは完全に間違っています。もちろん、古いデータを使った問題も含まれてしまいますが、解説のほうでフォローアップしているので、それはそれでよいと思います。


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【バブル遺産】北関東の有名温泉地に行ったら、廃墟と空き地が広がっていた。その理由とは? [お出かけ]



温泉地が疲弊した原因は交通や経済状況の変化であることはその通りだと思います。しかしながら、個人的にはライフスタイルの影響がかなり大きいと思っています。私に限ったことではないと思いますが、自宅のほうが清潔ですし、快適です。風呂も他人と共有することもないのできれいです。温泉そのものの効果というのもさほど大きいものではないと思います。また、家には寝心地が良いベッドもあります。旅館の布団では腰が痛くなったりするので、私は苦手です。ホテルで味わえる程度の料理なら、近所でファミレスや回転寿司で間に合います。むしろ、旅館より上ということのほうが多いと思います。

観光地というのは、その字が示すように、光を観る場所です。輝かしい場所なのです。しかし、日本の観光地の多くは、京都や奈良は別格として、啓発される要素、勉強になるところはほとんどありません。光はまったく見えず、昼間なのに暗闇ばかり視界に入ります。リラックスすることを目的に旅館や宿に宿泊しても、いろいろネガティヴな状況にさらされるだけで正直落ち着けません。それなら、日帰り温泉のほうが活気があって、生気を養えます。

私の友人で、日帰り旅行は絶対しないという人がいます。アルコールが飲めないからだそうです。夫婦そろって酒好きなので、地酒を片手においしい料理を堪能し、酔って寝てしまうのがリラックス法とのこと。私たち夫婦は酒を飲まないので、そういう発想はありませんでした。

話を戻しますが、我々の一般人の多くは、旅行に使えるほどの経済的余裕もなくなったし、近所の日帰り温泉でも十分おいしいものを食べてのんびりできるので、わざわざ車や電車で遠くへ行かなくても済むようになりました。何時間もかけて遠くへ行っても帰ってこなければいけないので、それを考えるだけで疲れます。海外旅行も面倒だし、お金も恐ろしくかかるので、行く気になりません。

私みたいな考えの人が増えたせいで、日本の観光地はますます疲弊していくのでしょう。今後、再生可能な場所は一部の観光地に限られると思います。あとはみな廃墟化するのは必然です。それはそれで仕方がないことです。

小津安二郎監督の『東京物語』には、尾道から東京に出てきた老夫婦が、東京の娘や息子たちに厄介者扱いされて、熱海の大旅館に泊まらせられるシーンがあります。当時はみなそうだったのでしょうが、大旅館では夜中まで麻雀や宴会が続き、老夫婦は眠れない苦痛を味わい、宿泊を早々に切り上げて東京に戻ると、娘の杉村春子に「なんでそんなに早く帰ってきちゃったの? もっとゆっくりしてきてもよかったのに」と小言を言われるのです。

映画の話は置いておきますが、昭和30年代や40年代の温泉旅館というのは、かくも居心地の悪いところだったのかと思いました。かろうじて私もバブル期前後の温泉地の雰囲気を知っていますが、あのような風景を取り戻そうというのは無理ですし、そうなって欲しくもありません。

結局のところ、温泉地を再生したいのならば、お金のある人たちをターゲットにして、ブランドイメージを高めることしかありません。星野リゾート的ビジネスです。それを中核に新興の小規模ホテル群が取り囲む形になるのでしょう。いわば「星野リゾート城下町」です。

ただ、日本人は貧しくなることはあっても、豊かになることはなさそうなので、コロナ禍が収まった後はまたぞろ外国人を相手にしないと生きていけなくなるんでしょう。そう考えただけでも、寒気がします。


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傾聴デモンストレーション(カウンセリング) [健康・メンタルヘルス]



カウンセラーの役目は「傾聴」し、鏡であることに徹するというお話。参考になります。絶対的な決まりはないけれども、カウンセラーの仕事は、相談者の話を遮ることなく、ある程度の話を要約したり、整理したりしてまとめてやり(相談者自身が自分はそういうことを考えているのだと改めて知ることができる!)、その間に相談者に考える時間を作ったり、受容してもらっているんだという安心感を与え、さらに自ら話せるような環境を作っていくこと。むりやり質問して、「なぜ、どうして?」と警察のように追いつめる質問(詰問)はしません。(かつての警察はそうして自分が手に入れたい物語をでっちあげ、犯人に仕立て上げるのが好きで、無数の冤罪を生みましたね!)相談者の話そうとしている内容の解釈も一切しません。「面白い」とか「あなたはこういう人ですね」などと言うと、寄り添うというより、上から目線になって、アドバイスする側にランクが上がってしまいます。解釈は相談者側に委ねることによって、同じランクにいることを演じるわけです。

以上が、カウンセリングのやり方について、私が理解したことです。以下は、相談者を演じる学生さんの話の内容について少し語りたいと思います。

まず、決めつける人に対する怒りを感じるということに対して、私は強く共感します。「こうではなくてはダメなんだ、これが正しいんだ、俺のやり方に従え、さもなければ、必ず失敗する」という人はどこにでもいるでしょう。周囲の人全員に自分の意見を押し付ける人もいますし、自分より弱い立場の人に対してだけそのような態度を取る人もいます。この学生さん自身の解釈で、それは相手をコントロールしようとしているように見えるゆえに、怒りがわいてくるとのことです。自分もコントロールされ、自分の自由な考えを否定されるんじゃないかという不安に起因しているのかもしれません。私も同じような経験を長い人生の中で何度も受けているので、そういう部分に共感します。

私自身、(学生を含む)他人に対してはまったく支配的な態度を取っていないという自負がありますが、100%その姿勢を貫き通してはいません。息子たちに対してもそういう態度は控えています。むしろ、長男なんかは私に意見を押し付けようとすることもあるくらいです。反省しなければいけないのは私の妻に対する姿勢です。妻は義理の父親に似て恐ろしく頑固なので、私の意見は一切聞きません。一切です。むしろ、ネットで拾ったインチキ情報や昔々手に入れた古臭い知識を信じていつも騙されています。長い目で見れば、私のほうが比較的まともなこと言っているのはわかってくれると思うのですが、一度信じてしまったことを否定することは自分自身を否定することにつながるとでも妻は錯覚しているのかもしれません。そんな妻の様子を見ると、私はついうっかり決めつけるようなことを言ってしまいます。昨日も、義父の介護や認知症の問題について断定的なことを言って、不快にさせたかもしれません。他人に対しては他人は他人だと割り切って冷たく突き放せるのですが、配偶者に対してはどうもお節介をしがちです。そういう態度を控える訓練をしないといけないのかなと、この動画を見て反省しました。対策としては、「~はこうだとか、こうしなければいけない」という論法ではなく、「~によると、~だそうだよ」という程度の情報を提供するコミュニケーションに徹したほうがいいのかもしれません。誰だってそうですが、誰かに意見を押し付けられることが好きな人はいませんからね。


話は変わりますが、昨日は翔泳社のメンタルヘルスマネジメントの参考書の2周目を終えました。日からは、公式の問題集、というか過去問を解いていきます。まずはIII種(セルフケア)からです。何度も言いますけど、メンタルヘルスマネジメントは人生の役に立つ知識が得られ、不安も解消され、自信もつきます。学んでいるとどんどん精神状態が安定していくような気がします。終活に役に立たないという意見もあるようですが、会社の人事部に所属したい人は必須の知識です。有益な資格ではないわけがありませんよ。あの資格は取得しても何の役にも立たないだなんて偉そうに言う人がネット上にはたくさんいますが、それって単に「あなたの意見に過ぎないでしょ?客観的事実なの?データはあるの?あったとしてそのデータに主観は反映されていないの?」とけんか腰で追いつめるように質問していきたくなっちゃいます。それくらい、メンタルヘルス・マネジメント検定の受検はおすすめしたいです。


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