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初詣は子の権現(ねのごんげん)へ [お出かけ]

長男のリクエストで川越の喜多院か川越氷川神社あたりに行くつもりでしたが、喜多院の駐車場への入り口が渋滞していたので、あっさり諦めて、飯能にある「子の権現天龍寺」へ行くことにしました。巨大なわらじが飾られていることで有名なお寺です。そのわらじが何で作られているのか、この目で確かめてきたかったというのも、初詣の場所に選んだ理由の一つです。

初詣の前の腹ごしらえは、ここ数年爆発的に増殖している激安台湾料理系の店にて。私は担々刀削麺にしました。

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出発から免許取り立ての息子に運転させて行きました。第二産業道路や16号線など、頻繁に車線変更や合流をしなければいけないところは、初心者ドライバーにはきつかったようで、1時間ほどで音を上げてしまい、途中のコンビニで飲み物を購入してからは私が運転を代わってやりました。しかし、子の権現に行く道は交通量も少なかったので、再び交代して息子に運転させてみました。山奥にありがちな狭い道で、左側が崖になっていて、ちょっと間違うと、落っこちてしまうほどでした。そのため、途中で対向車とすれ違うことができず、息子がパニックになってしまったので、急遽私が代わることになりました。それ以降は、帰宅する前ずっと私が運転することになりました。私はけっこう運転が好きだったので、免許取り立ての頃は、よく弟を連れて、母親のMTの軽自動車で冒険したものですが、長男はできれば運転したくないような様子です。

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子の権現は山の頂上にあります。国道を起点にすると駐車場までの道は3キロほど。完全に山道です。車で登るのも大変なのに、中には歩く人もいるようです。駐車場から見える地上の風景にまず感動します。人間たちがアリみたいにうじゃうじゃ動いているに違いない世界を上から見下ろすというのは実に気分がいいものです。傲慢かもしれませんが、他人を見下ろすことの気持ちよさを、ほとんどの人はわかってくれるはずです。

参拝客が少ないのもまた気分を高めてくれる。参拝客が少なさが、神様との距離を近づけてくれるような気がします。私達が行ったときは、参拝客の半数はサイクリストと登山客でした。サイクリスト用のバイクラックが境内に2箇所あり、サイクリストの聖地の一つにもなっているようです。登山用のザックを背負っている人たちは、子の権現から70分ほど先にある竹寺を目指すのでしょう。iPadを片手に、地図で登山道を確認している人たちもいました。

空気はひんやりしてはいましたが、日差しもあって穏やかでした。冬とはいえ、なかなかの登山日和。私は、テレビのニュースで放送されるような参拝客でごったがえす神社より、子の権現のようなのんびりした、山寺のほうが好みです。柏手(かしわで)を打って、「一礼二拍手一礼」みたいな定形の参拝方法がある神社は鬱陶しいです。拍手で打って、鈴をジャラジャラ鳴らして、神さまを呼び出すみたいな傲慢な態度も嫌ですね。それはそうと、あんな小うるさい作法は、昔はなかった気がします。

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短い参道ですが、3軒ほど、土産物屋とそば食堂がありました。

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右が阿(あ)で、左が吽(うん)ですね。

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ジョギングを止めてからというもの(左の半月板損傷!)、足腰がだいぶ弱ってきているのを痛切に感じます。右足は1ヶ月前から、スネの筋肉が弱ってしまって、ペタペタ歩きが治りません。もはや神頼みしかありません。

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阿!

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吽!

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さすがに飯能まで来てしまうと、山々が南側の視界を遮って富士山は見えませんが、入間あたりまでなら、埼玉からは富士山がきれいに見えます。東京や神奈川よりも離れているので、冬場は特に白い富士山が裾野まできれいに見えます。

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茅葺き屋根は風情があっていいです。

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巨大なわらじに後光が差しています。このわらじは鉄製でした。鉄の上に、金色のペンキが塗ってありました。ペンキが剥がれて、サビが出ているところがあったので、鉄に間違いないです。私は藁で作られているのかもしれないと思っていたのですが、そんなわけはありませんでした。

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この夫婦下駄はどのたかが寄贈したものだそうです。

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なぜか巨大なハイヒールがありました。

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次男が100円で線香を買って、お供えしていました。来年、志望校に入れるといいのですが。

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山道を登ると奥の院があります。

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奥の院には鐘つき堂があります。鐘を打つのは、昼間だけ、30秒の1回ずつにしてくださいと書いてありました。サステインが1分くらい続くので、驚きました。

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写真ではわからないかもしれませんが、スカイツリーが見えました。東京タワーはわかりません。デジタル一眼レフカメラを持っていけば良かったです。

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このあと、武甲温泉で日帰り入浴を楽しみました。昼間だったせいか、入浴客もさほどいなくて、のんびりできました。そのあと、妻の希望で道の駅秩父に立ち寄りました。その後家に直行しようと思っていたのですが、息子のためにわざわざ川越の蔵の街の通りを訪れました。5時半を過ぎていたので、ほとんどの店は閉店の準備をしていました。息子の目的は箸を買うことでした。私や妻は数百円の箸で満足していますが、長男は昔の私に似て、そういうことになぜかこだわるようです。私も若い頃は高級な津軽塗の箸を使っていました。いまは食洗機で使える300円のものを使っています。けっこうお金を使ったので、夕飯は、サイゼリアで済ませ、20時頃帰ってきました。

今年の初詣は、人混みに酔うこともなく、ゆっくり過ごせました。思い出に残る初詣でした。私は人で溢れかえっているところや、大声を上げている人たちがいる場所が大嫌いなので、なるべく仕事の時以外はそういう下品な場所には近づかないようにしています。

今日は気を良くして、珍しくお守りまで買ってきました。子の権現は足腰守護の神仏として信仰を集めているそうで、自転車やバイクにつけるプラスチック製のお守りまで販売されています。私と長男が買ったのは、山登りのお守りです。親子だからでしょうか、趣味が似ているようです。

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子の権現が良かったので、機会があったら今度は思い切って竹寺まで歩いてみたいと思います。

話は変わりますが、予想通り、2019年最初の日経平均株価は大暴落でしたね。一時700円以上下げて、それから300円ほど戻して、452円81銭安(-2.26%)の1万9561円96銭。

川越の公衆トイレで次男が用を足す間待っていたら、外で日本人の観光客が話をしているのが耳に入りました。友人が700万円分の株を持っていたのですが、100万円損失を出し、600万円になってしまったらしいのです。2018年の株式市場で資金を溶かしてしまった投資家はたくさんいるのでしょう。

現在、私は株を持っていないので、虎視眈々と獲物を狙っているところです。日経平均が17000円くらいまで下げないと、まだまだ買えないです。しばらくはローラーコースターのような乱高下が続くと思いますので、見ているだけにしています。

もし買うなら、神戸物産やウェルシアあたりの内需株でしょう。内需株と言っても、ホームセンター系はどこも下げていますから、怖くて手が出せません。私の同僚が所有しているイオンもかなり下げています。ショッピングモールのビジネスは、率直に言って、将来性はないでしょうね。アメリカではとっくの昔にコケています。郊外に巨大なショッピングモールを作っても、貧乏な客が暇つぶしに行くだけです。イオンは八王子にも作る予定のようですが、ぜったいに止めたほうがいいと思います。



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生活改善 昔の日本 [雑感・日記・趣味・カルチャー]





うちの爺さんも、市役所で、農民たちの生活改善に取り組んでいたので、勉強になります。



こういう映画が作られるということは、昔も明らかにマナーの悪い人が多数いたということ。昔の日本人は礼儀正しかったというのは、嘘っぱちですね。今も昔も同じというか、昔のほうがはるかにひどい。「江戸しぐさ」とか、ありえないです。幻想です。



私の子供時代の風景ですね。


#とb [音楽・楽器]

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同じ押え方のコードなのに名前(コード・ネーム)が違うのがあるのはなぜ?/ BJのウクレレ講座 No.322

同じ音なのに、#がついていたり、bがついている理由はキーの違いによるという話。こういう基本的な話はためになります。

EとBには、#がつかない理由は、Eの半音上はF、Bの半音上はCだから。FとCには、bがつかないのは、Fの半音下はE、Cの半音下はBということも知っていましたけど、丁寧に説明してもらうと勉強になります。



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