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口コミ見るのをやめようと思った話 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



グーグルやアマゾンのレビューは、あまり当てになりません。特に、クリニックと飲食店に関しては、まったく信用できません。

口コミというシステムは、性善説をベースにしているのでしょうが、それが害悪を生み出す原因になっているように思えます。わざわざレビューを書く人というのは、考えが偏っているために、解釈がおかしかったり、普段から何かに不満を抱えているために客観的に状況を判断できず、自分の気持ちを他人に転移しがちな、考えの浅い人が多いと思います。そういう人が書く悪意に満ちた意見を、なんの検証もせずに、掲載してしまうというのは営業妨害でしかありません。研究者が思い込みに満ちた考えを論文にして、第三者のチャックがないまま雑誌に発表されても業績にはなりませんし、誰も相手にしないものですが、アマゾンやグーグルのレビューの場合は、信頼してしまう人が多いのが不思議です。

昔は、プロのレビューアーに依頼して、まともなレビューを書いてもらうケースが多かったと思いますが、今はド素人が、自分の思い込みだけであれこれ書いて、自分の価値判断基準を押し付けてくることが多くなりました。そんな「便所の落書き」を真に受けるのは、真に受ける側のほうが悪いのでしょう。

アマゾンでボロクソを書いている人は、ほとんど事実を書くことがありません。彼らは自分の経験したことを客観的に描写することができません。単純に感情を吐き出して、自分の気持ちをわかってほしいと言っているだけなのでいくだけなので、その承認欲求に対して不愉快な気持ちになるだけです。感情に流される文章は思いのほか影響力があるので、リテラシーのない人は信じてしまいがちです。他人の意見に振り回されていることに気付けないと自分も不幸になりますし、他人を不幸にさせます。誰にとっても良いことではないので、口コミを疑えない人は、まずは自分自身を客観的に分析するレビューを書いたほうがよいと思います。

経験上、実際に評価が低くても、試してみたら、そこまで悪くなかったということがよくあります。評価の高い飲食店に行っても、「リピートはないな」ということもあります。とはいえ、あまり外食しませんけどね。結局、他人の意見は当てにならないということです。『孤独のグルメ』の主人公、ガラケーユーザーの井之頭五郎のように、自分自身の直感に従ってその店に入ってみるというのが良いのでしょう。判断基準を他人任せにするのではなく、DIY(どうなってもいいからやってみよう)の精神で何でも試してみて、自分自身で価値判断基準を作り上げていくというのが大人のやるべきことだと思います。若い人に多いような気がしますが、何でもスマホで検索して、評価の高いところだけに立ち寄るような旅は下品で下劣だと思います。せっかくの旅なのに、何の学びもないと思います。他人が歩いたところをなぞっているだけです。ああ、インスタで見たことがある、で終わりです。そういうのを無教養というのです。









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リクエストにお応えして不合格だった私の敗因を分析したお話ですー [司法書士]




テキストを読み込むだけではなく、出るとこで基礎を固める。正確な知識が重要だとよく言われますが、ポイントはそこですよね。


ようやく、不動産登記法IIの2周目を終えました。1ヶ月くらいかかった気がします。私は根元先生の『合格ゾーン』を使っています。独学なら山本先生のオートマじゃなきゃ駄目だと言われますが、どうなんでしょうね。私は民法の3冊分を購入して入るのですが、Iの途中で挫折しています。話がくどくて、おもしろくないんですよね。この女性が「そのテキストじゃ駄目」と言われたのはどのテキストなんでしょうか。他の人も同じようなことを言っていましたが、具体的に名前を出してくれないので、気になります。『合格ゾーン』だったりして。

『合格ゾーン』は過去問のほうはいいと褒められることが多いですが、テキストについてはほとんど言及がないような気がします。わりとわかりやすい気がするんですけど、テキストについている過去問の解説が簡潔すぎて、それがわかりにくいんですよ。2周目になって、だいたい何を言っているのかわかるようになって、1周目のときに書き込んでおいた理屈が間違っていることに気づいたところもたくさんありました。不動産登記法はとにかく我慢しどころみたいですね。民法や刑法、憲法のような面白さはないですから。

このあとは会社法に戻ります。


次男はITパスポートを受験してきました。ギリギリ合格だったそうです。これでうちは私と長男と次男がITパスポートの合格者になりました。妻には無理でしょうね。



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