トマトときゅうり [食べ物・料理]
トマトときゅうりを一緒に食べてはいけない!?噂の真相を探る! | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし
一頃、トマトときゅうりを一緒に食べてはいけないという説が流布しました。私もしばらく気にして一緒にするのは避けていましたが、この5年くらいの間は完全に無視していました。一緒に食べると美味しいからです。栄養がどうのというのを気にしていると、飯がまずくなるので、そういう話はすべて相手にしないことにしました。
これもそうですが、たいていしばらくすると、あれは間違いだったと主張する人が出てきます。コーヒーもそうです。コーヒーは体に悪いとか、体に良いとか、常にコロコロと話が変わります。かつて卵も1日1個に制限せよとかよく言われましたが、あれも嘘でした。信じているのは年寄ばかりです。栄養学関係の話は、ほぼ信用できません。バカバカしくて付き合っていられません。
明日も対面授業をする予定なのですが、学生から、明日はどうするのですかというメールが来ました。東京が緊急事態宣言を発令しているので、オンラインにしてくれというつもりなのかもしれません。私には勝手にオンラインにする権限はありませんので、死んでも対面でやらなければいけないようです。
この先どうなるのかわかりませんが、ますます感染者数が増えていき、埼玉、神奈川、千葉も緊急事態宣言を発令するかもしれません。そのときはさすがにキャンパスは入構禁止になって、授業はオンラインにするように大学側から要請されるでしょう。東京は仕方がありませんが、「そのへんの草」を食って生きている人々が住んでいる埼玉までそうならなければいいのですけどね。
話はコロコロ変わりますが、妻がなぜか群馬の荒船山に登りたいなどと言い出しました。クレヨンしんちゃんの作者が死んでいることを知らなかったらしく、荒船山で崖から落ちて亡くなった話をしたら、陰謀論に染まっている妻は、事故とは思えない。自殺かもしれないとか、殺されたのかもしれない」などとわけのわからないことを言い出しました。山好きの人間が山に自殺しに行くわけがないだろうが、と笑ってやったのですが、今度は暗殺を疑いだしています。本当に、被害妄想がひどすぎるので、心療内科に連れて行ったほうが良いのかもしれません。ヤバすぎです。
一頃、トマトときゅうりを一緒に食べてはいけないという説が流布しました。私もしばらく気にして一緒にするのは避けていましたが、この5年くらいの間は完全に無視していました。一緒に食べると美味しいからです。栄養がどうのというのを気にしていると、飯がまずくなるので、そういう話はすべて相手にしないことにしました。
これもそうですが、たいていしばらくすると、あれは間違いだったと主張する人が出てきます。コーヒーもそうです。コーヒーは体に悪いとか、体に良いとか、常にコロコロと話が変わります。かつて卵も1日1個に制限せよとかよく言われましたが、あれも嘘でした。信じているのは年寄ばかりです。栄養学関係の話は、ほぼ信用できません。バカバカしくて付き合っていられません。
明日も対面授業をする予定なのですが、学生から、明日はどうするのですかというメールが来ました。東京が緊急事態宣言を発令しているので、オンラインにしてくれというつもりなのかもしれません。私には勝手にオンラインにする権限はありませんので、死んでも対面でやらなければいけないようです。
この先どうなるのかわかりませんが、ますます感染者数が増えていき、埼玉、神奈川、千葉も緊急事態宣言を発令するかもしれません。そのときはさすがにキャンパスは入構禁止になって、授業はオンラインにするように大学側から要請されるでしょう。東京は仕方がありませんが、「そのへんの草」を食って生きている人々が住んでいる埼玉までそうならなければいいのですけどね。
話はコロコロ変わりますが、妻がなぜか群馬の荒船山に登りたいなどと言い出しました。クレヨンしんちゃんの作者が死んでいることを知らなかったらしく、荒船山で崖から落ちて亡くなった話をしたら、陰謀論に染まっている妻は、事故とは思えない。自殺かもしれないとか、殺されたのかもしれない」などとわけのわからないことを言い出しました。山好きの人間が山に自殺しに行くわけがないだろうが、と笑ってやったのですが、今度は暗殺を疑いだしています。本当に、被害妄想がひどすぎるので、心療内科に連れて行ったほうが良いのかもしれません。ヤバすぎです。
Andrea Bocelli, Céline Dion - The Prayer [音楽・楽器]
こんなに美しい歌を聴いたことがありません。その場にいたら、泣き出してしまっていたかもしれません。
『ヴァイオリン ソロで楽しむJ-POP定番コレクション』(シンコーミュージック スコア編集部、2020/10/22) [音楽・楽器]
またもやバイオリンの楽譜を買っちゃいました。アウトレットだったので、定価より800円ほど安く購入できました。表紙に大きな傷があるとは書いてありましたが、擦り傷程度で、ワタシ的には全くなんの問題もありません。いまは本当にうるさい消費者が多すぎて、アマゾンも過剰に反応しているのでしょうね。
今日は気持ちの良い天気だったので、自転車で散歩してきました。人のいないところではマスクを外しました。畑の菜の花の匂いをしっかり嗅いできました。
復路で、いい気分で、ふらふらペダルを漕いでいたら、向こうから超かわいいお姉さんが走ってきたので(ジョギング!)、ふとマスクを外していたことを思い出して、慌てて自転車を止めて、マスクをしました。
これから散歩している人が多いところを走り抜けなければいけないので、マスクを着用しただけなんですが、可愛いお姉さんは私がバイキン扱いしたかのように錯覚したらしく、怪訝な顔をしていました。お姉さんはマスクをしていなかったから、余計に気分を害してしまったかもしれません。以前、私も同じことを、どこかのオジサンにされて、嫌な気分になったことがあったのですが、それを思い出して、申し訳なく思いました。
【森永卓郎の本音】総理を惑わしているのは誰か : スポーツ報知
確かに、モリタクさんがおっしゃっているように、菅総理は大きな勘違いをしています。飲食店が主な感染源であり、PCR検査は重点的に行うべきであるという2つの非科学的な思い込みです。私のようなバカでも最初から、その2つの考えが誤りであるとわかっていました。風邪と同じようなものであるとすれば、飲食店だけで感染するわけではないのは当然です。むしろ飲食店より、職場や学校、電車、バスのほうが危険です。ショッピングセンターやスーパー、路上、あるいは人気(ひとけ)のない山の中で風邪をうつされるという経験は一度もありません。そういうありえない場所まで、外出禁止だというのであれば、通勤通学を禁止したほうが良いに決まっています。さらに、人流を止めてしまえば、経済活動を止めることになり、社会が破壊されてしまいます。したがって、経済と感染予防対策を両立させるには、検査体制を充実させ、感染者を隔離し、感染していない人たちで経済を回すしかないのです。そんなことはバカでもわかります。それすらわからないバカが総理大臣をやっているのですから、日本は終わったも同然です。
プロがKing Gnu/白日をチェロだけで弾いてみた [音楽・楽器]
この曲もいいですね。楽譜を探すと、これが見つかりました。でも、他の曲は、私が持っている楽譜にも収録されているので、買う気になれないんですよね。楽譜集ってそんなことばかりです。アレンジやキーが違うので、どれも同じではないのですけどね。
チェロで弾きたい カッコイイ曲あつめました。[保存版](カラオケCD2枚付)
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2020/10/08
- メディア: 楽譜
マスクは2枚重ね? [雑感・日記・趣味・カルチャー]
不織布マスク1枚でOK…富岳で検証 : 注目動画 : 動画 : 読売新聞オンライン
私の周辺では、なぜかマスクを2枚重ねしている人が多いようです。先日、母親と電話で話した時もマスクを二枚重ねにすることを勧められました。その効果は高いのでしょうか? かなり疑問です。
知り合いのマスクの着用の仕方を観察していて気づいたのですが、ふつうのプリーツ不織布マスクの上に分厚い布マスクや薄手のウレタンマスク、または通気性の良さそうな素材のマスクを重ねている人もいますし、単純に不織布マスクを2枚重ねにしている人もいます。外国人の教師の中には、N95などの医療用のマスクをし、烏天狗みたいになっている人もいます。日本人の先生で1人だけ目撃しましたが、不織布のマスクを着用した上で、フェイスガードで目を守っている方もおられました。まるで医者のようです。彼はそのうち医療用の防護服でも着てくるのに違いありません。一方、学生の多くは普通の不織布マスク1枚か、ウレタンマスク1枚が多いようです。だいたいは白ですが、灰色とか黒とかベージュとか青とか色とりどりのマスクを着用しているので、オシャレの一部のように扱っているのかもしれません。
私は授業中には息苦しくなるし、外を歩くときには暑苦しく感じるし、紐が当たって耳の裏が痛くなるので、白の不織布マスク1枚で済ませています。冬なら我慢できたでしょうが、だんだん暑くなってくると、不織布マスク1枚でも呼吸困難になるかもしれません。すでに、授業中に話している途中で息切れし、死にそうになったことがあります。また、話すときには、マスクが唇に擦れるので、痛くなってしょうがないです。今も上唇の先端にかさぶたができています。
富岳のシミュレーションが正しいのかどうかわかりませんが、2枚重ねにしたところで、飛沫の飛散を防ぐ効果はさほど高まることはないようです。飛沫自体は、室内では1メートル以内に落ちるそうなので、話すときには他人に近づかないことを優先すれば大丈夫でしょう。
そもそも、ウイルスは不織布の隙間をすり抜けてしまうものだと思います。近所でタバコを吸っている人がいれば、マスクをしていてもニオイを感じるのですから、煙の粒子よりも小さなウイルスを不織布で食い止めることは不可能です。それより大きな粒子である花粉でさえ、マスクをしていても鼻の中に入り込んで、鼻詰まりやくしゃみを誘発します。花粉症の方ならわかっていると思います。その程度の効果しかないのですから、マスクを二枚重ねにしたところで、効果が劇的に上がることはないでしょう。ゴミが増えるだけです。
私の周辺では、なぜかマスクを2枚重ねしている人が多いようです。先日、母親と電話で話した時もマスクを二枚重ねにすることを勧められました。その効果は高いのでしょうか? かなり疑問です。
知り合いのマスクの着用の仕方を観察していて気づいたのですが、ふつうのプリーツ不織布マスクの上に分厚い布マスクや薄手のウレタンマスク、または通気性の良さそうな素材のマスクを重ねている人もいますし、単純に不織布マスクを2枚重ねにしている人もいます。外国人の教師の中には、N95などの医療用のマスクをし、烏天狗みたいになっている人もいます。日本人の先生で1人だけ目撃しましたが、不織布のマスクを着用した上で、フェイスガードで目を守っている方もおられました。まるで医者のようです。彼はそのうち医療用の防護服でも着てくるのに違いありません。一方、学生の多くは普通の不織布マスク1枚か、ウレタンマスク1枚が多いようです。だいたいは白ですが、灰色とか黒とかベージュとか青とか色とりどりのマスクを着用しているので、オシャレの一部のように扱っているのかもしれません。
私は授業中には息苦しくなるし、外を歩くときには暑苦しく感じるし、紐が当たって耳の裏が痛くなるので、白の不織布マスク1枚で済ませています。冬なら我慢できたでしょうが、だんだん暑くなってくると、不織布マスク1枚でも呼吸困難になるかもしれません。すでに、授業中に話している途中で息切れし、死にそうになったことがあります。また、話すときには、マスクが唇に擦れるので、痛くなってしょうがないです。今も上唇の先端にかさぶたができています。
富岳のシミュレーションが正しいのかどうかわかりませんが、2枚重ねにしたところで、飛沫の飛散を防ぐ効果はさほど高まることはないようです。飛沫自体は、室内では1メートル以内に落ちるそうなので、話すときには他人に近づかないことを優先すれば大丈夫でしょう。
そもそも、ウイルスは不織布の隙間をすり抜けてしまうものだと思います。近所でタバコを吸っている人がいれば、マスクをしていてもニオイを感じるのですから、煙の粒子よりも小さなウイルスを不織布で食い止めることは不可能です。それより大きな粒子である花粉でさえ、マスクをしていても鼻の中に入り込んで、鼻詰まりやくしゃみを誘発します。花粉症の方ならわかっていると思います。その程度の効果しかないのですから、マスクを二枚重ねにしたところで、効果が劇的に上がることはないでしょう。ゴミが増えるだけです。
2021-04-25 09:23
いまさら感 [雑感・日記・趣味・カルチャー]
本日4月25日(日)、緊急事態宣言が東京、大阪、京都、兵庫に発令されました。緊急事態は、1年以上続いているので、「いまさら感」があります。逆に言うと、いつの時期が緊急事態ではなかったか、はっきりと思い出せないくらいです。この緊急事態という非日常がすでに日常になってしまったので、宣言が発令されても驚きは一切ありません。休業要請された店舗や施設にお勤めの方以外の労働者は、みなさん、ふつうに通勤通学されることと思われます。
私の家がある埼玉は「まん延防止等重点措置」が取られていますが、だからといって、以前と何ら変わりない生活を送っています。学校や大学が休校になったりしているわけではなく、私の高校生の息子も対面授業のままです。ただ、東京の緊急事態宣言を受けて、授業開始時間は30分遅れ、55分授業が50分授業になるそうです。
私が勤める東京のある大学から、授業をオンラインにしてくれという連絡が来ました。その命令に従って、「緊急事態」中の2週間は、オンデマンドの授業にしたいと思っています。5月4日も授業があるという非情なスケジュールだったので、休講にしようかと思っていたところでした。まさに「渡りに船」です。
また、別の東京の大学からは、大学としては、通学に不安を感じている学生には対面授業への出席を強制しない方針だとの連絡が来ました。一方、教員は死んでもいいから教室に来てもらうつもりだそうです。彼らは私が死んでも一切の責任を取ることはないのは明白です。従業員よりお客様が大事なのです。それがいまの大学の醜悪な姿です。バカバカしくてやっていられません。というか、私にも生活がありますので、自分の命の危険を顧みず、勝てない相手(新型コロナウイルス)と負け戦を戦わざるを得ないのです。
政府は17日後の5月11日に宣言を解除する予定ですが、その頃はおそらく、今よりも感染者数が増え、私もお陀仏になっている可能性があります。病院が野戦病院のようになって、病院の外にも重症患者が溢れ出し、感染者のほとんどが治療を受けられず、自宅療養を強いられ、そのうちにバタバタと死んでいくのでしょう。学校、大学、職場でも、クラスター(集団感染)が大量発生し、もはやニュースにもならない事態になっているかもしれません。
コロナ対策の完全な失敗を政府や自治体は認めようとしませんが、本来はPCR検査、抗体検査をかんたんに受けられるようにし、感染者を隔離するという方法をとるべきでした。コロナ禍の初めの頃から言われていたものです。それをせずに、むだに飲食店イジメをしたり(パチンコ屋イジメもありました!)、「GoToトラベル」で感染者を地方に大量に送り込んだり、海外からの感染者の流入を野放しにしたり、聖火リレーを強行して感染拡大を促したり、感染を食い止めるどころか、促進するだけの政策を場当たり的に行ってきました。その思いつきだけの、非科学的な対策しか取れない為政者に対して、私はすでに呆れ果てています。怒りの感情すら覚えなくなりました。
ヤフーニュースのコメント欄(ヤフコメ)を読んでいると、政府を擁護する書き込みはまったくありません。初期の頃は、そういうものもありましたが、いまは政府や都知事への憤りを吐き出すものばかりです。
人間は異常な事態に遭遇すると、まずは(そんなものは存在しない。幻想だなどと)否定し、その後、(それが否定し得ない事実であること受け入れ)反発や怒りの感情を覚えます。怒りが収まると、次は(自分の無力さに)失望したり、(何をしても仕方がないという)諦めの感情に移行します。そこで自殺をする人も出てくるのです。最終的に、事態をありのままに受け入れ、すべてを許す境地に達する人もいます。そこにたどり着くのは相当にハードルが高いと思われます。
ヤフコメの住人は、いま怒りのステージにいます。それは「五輪を中止せよ!」という叫び声に如実にあらわれています。同じ人達が何度も書き込んでる可能性が高いのですが、それでも、日本人の大半は五輪開催は無理だと思っているはずです。国民の命も守らず、経済も破壊している政府や都への怒りをぶちまけるのは当然です。
ただ、ひとつ心配なことがあります。五輪の中止が決定した場合、ヤフコメで怒りを爆発させている人たちは、鉾をおさめなければいけなくなります。その鋭い切っ先は、自分自身に向かうようなことがあれば、ヤバい状況になります。お祭り騒ぎにように、ギャーギャー言っていられるうちが花です。怒りの対象を失ったときに、彼らはどうするのでしょうか。中止になったからと言って、怒りは収まらないというのであれば、まだ健康的かもしれませんが。
私の家がある埼玉は「まん延防止等重点措置」が取られていますが、だからといって、以前と何ら変わりない生活を送っています。学校や大学が休校になったりしているわけではなく、私の高校生の息子も対面授業のままです。ただ、東京の緊急事態宣言を受けて、授業開始時間は30分遅れ、55分授業が50分授業になるそうです。
私が勤める東京のある大学から、授業をオンラインにしてくれという連絡が来ました。その命令に従って、「緊急事態」中の2週間は、オンデマンドの授業にしたいと思っています。5月4日も授業があるという非情なスケジュールだったので、休講にしようかと思っていたところでした。まさに「渡りに船」です。
また、別の東京の大学からは、大学としては、通学に不安を感じている学生には対面授業への出席を強制しない方針だとの連絡が来ました。一方、教員は死んでもいいから教室に来てもらうつもりだそうです。彼らは私が死んでも一切の責任を取ることはないのは明白です。従業員よりお客様が大事なのです。それがいまの大学の醜悪な姿です。バカバカしくてやっていられません。というか、私にも生活がありますので、自分の命の危険を顧みず、勝てない相手(新型コロナウイルス)と負け戦を戦わざるを得ないのです。
政府は17日後の5月11日に宣言を解除する予定ですが、その頃はおそらく、今よりも感染者数が増え、私もお陀仏になっている可能性があります。病院が野戦病院のようになって、病院の外にも重症患者が溢れ出し、感染者のほとんどが治療を受けられず、自宅療養を強いられ、そのうちにバタバタと死んでいくのでしょう。学校、大学、職場でも、クラスター(集団感染)が大量発生し、もはやニュースにもならない事態になっているかもしれません。
コロナ対策の完全な失敗を政府や自治体は認めようとしませんが、本来はPCR検査、抗体検査をかんたんに受けられるようにし、感染者を隔離するという方法をとるべきでした。コロナ禍の初めの頃から言われていたものです。それをせずに、むだに飲食店イジメをしたり(パチンコ屋イジメもありました!)、「GoToトラベル」で感染者を地方に大量に送り込んだり、海外からの感染者の流入を野放しにしたり、聖火リレーを強行して感染拡大を促したり、感染を食い止めるどころか、促進するだけの政策を場当たり的に行ってきました。その思いつきだけの、非科学的な対策しか取れない為政者に対して、私はすでに呆れ果てています。怒りの感情すら覚えなくなりました。
ヤフーニュースのコメント欄(ヤフコメ)を読んでいると、政府を擁護する書き込みはまったくありません。初期の頃は、そういうものもありましたが、いまは政府や都知事への憤りを吐き出すものばかりです。
人間は異常な事態に遭遇すると、まずは(そんなものは存在しない。幻想だなどと)否定し、その後、(それが否定し得ない事実であること受け入れ)反発や怒りの感情を覚えます。怒りが収まると、次は(自分の無力さに)失望したり、(何をしても仕方がないという)諦めの感情に移行します。そこで自殺をする人も出てくるのです。最終的に、事態をありのままに受け入れ、すべてを許す境地に達する人もいます。そこにたどり着くのは相当にハードルが高いと思われます。
ヤフコメの住人は、いま怒りのステージにいます。それは「五輪を中止せよ!」という叫び声に如実にあらわれています。同じ人達が何度も書き込んでる可能性が高いのですが、それでも、日本人の大半は五輪開催は無理だと思っているはずです。国民の命も守らず、経済も破壊している政府や都への怒りをぶちまけるのは当然です。
ただ、ひとつ心配なことがあります。五輪の中止が決定した場合、ヤフコメで怒りを爆発させている人たちは、鉾をおさめなければいけなくなります。その鋭い切っ先は、自分自身に向かうようなことがあれば、ヤバい状況になります。お祭り騒ぎにように、ギャーギャー言っていられるうちが花です。怒りの対象を失ったときに、彼らはどうするのでしょうか。中止になったからと言って、怒りは収まらないというのであれば、まだ健康的かもしれませんが。
2021-04-25 07:13