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石破さん一択か [雑感・日記・趣味・カルチャー]

自民 総裁選9月15日軸に調整 - Yahoo!ニュース

総裁選をするのかあ。森元総理のように密室で決めるのだとしたら、菅官房長官だと思っていたのですが、それならば、次期総理は石破さん一択でしょう。前言撤回になりますが、菅官房長官はないでしょう。菅さんは71歳だし、他の候補者に比べたら、年齢のハンディキャップもあります。安倍路線を踏襲する人ですから、総理大臣にはなってはいけません。

河野太郎は若い人に人気があるようですが、あの人は閣僚になってからは、原発賛成派に回った人です。昔々、彼のブログ「ごまめの歯ぎしり」はよく読んでいました。リベラル派で好感が持てましたが、閣僚になってから態度が偉そうになって、顔つきが悪くなりましたね。

茂木さんは可能性はゼロです。

石破さんは原発ムラの住人であることはつとに有名。原発賛成派であることだけで、私は好感を持つことはできませんが、現実的な選択肢としては、今回の総裁選は石破vs岸田になるのでしょう。63歳同士の対決ですね。この中では一番キャラが立っているのも石破さんです。国民の人気も高いので、自民党の国会議員たちも、自民党員の意見に従うかもしれません。さもないと、時期、総選挙で、自民党が大敗するかもしれないからです。石破さんなら、野党勢力に戦えるでしょう。

堀江貴文氏が次期首相について解説「一番有力なのは菅官房長官」 (2020年8月28日掲載) - ライブドアニュース

堀江さんは嫌いなので、動画を見るきはないですが、自民党の論理では菅官房長官が総理大臣になる可能性は非常に高いと思います。しかし、それでは衆院選には勝てないでしょう。総裁選で決めるということなので、総選挙で勝てる人を総裁にしないと、またぞろ自民党は下野することになりかねません。

安倍総理の辞任報道に関する違和感 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

日本のニュースサイトを見ていると、安倍総理の辞任のニュースだらけになっていて、なんだか違和感を覚えます。一方、英米では扱いは小さいです。イギリスのガーディアンやBBCのサイトを見ると、ガーディアンからは安倍総理の記事は消え、BBCは昨日の速報のままです。アメリカのワシントン・ポストもチェックしましたが、安倍総理の記事は1本のみ。オピニオン記事でした。ニューヨークタイムズは下の方に安倍総理が頭を下げている写真が掲載されていました。日本人の記者2人が書いたものです。いずれにせよ、アジアの小国のお話で、世界にはなんの影響もないと捉えられていることがわかります。

日本の大手メディアは街頭インタビューを載せていますが、概ね「安倍さんに総理を続けてほしかった」「安倍総理のおかげで安心して暮らせていたのに残念」という好意的なものと、「辞めなければいけないほど体が悪かったなんて知らなかった。これからはゆっくりやすんで治療に専念してください」という体調を気遣うものばかりです。

ちょっと前のアンケートでは、60%以上の人がいますぐ辞任すべきだという結果だったはずですし、不支持率も60%を越えていたのです。支持率は30%台前半でした。街頭インタビューでは、辞任を好意的に捉える人が6割で、残念がる人が3割程度にならないと、本来はバランスが悪いはずです。もし街頭インタビューで全員が安倍総理の辞任を残念がっているのであれば、それは支持率調査がデタラメなのか、安倍総理に好意的な街頭インタビューだけを集めているかのどちらかです。

メディアによっては、街頭インタビューを流すときに、アナウンサーが「いろんな意見が聞かれました」と前置きをしておきながら、安倍総理に好意的な意見しか流しませんでした。何かがおかしいですね。メディアは、もう少し冷静になって、全体像を見ないといけないと思います。

辞任にびっくりしたという人が多かったように報道していますが、辞任は予想通りです。少し前から、安倍総理が慶応病院に「追加検査」に行く様子をメディアに流させていました。人間ドックに追加検査などありません。また、閣僚たちに「安倍総理は疲れている」アピールをさんざんさせていました。憲法違反であることを知りながら、国会も開きませんでした。コロナ対策に関する記者会見も6月以降まったくしませんでした。歩く姿も明らかに足取りが重く、よたよたしていました。顔にマスクの跡がついていることから、日焼けしていたのもわかりますが、それにしても病的なほどどす黒い顔色でした。さらにアベノマスクの着用を止め、顔の半分を隠せるようなサイズの巨大なマスクに変えたのも非常に怪しい動きでした。

安倍総理は2期目で辞めてしまえば、株価を上昇させた総理として記憶に残ったのでしょうが、自民党の人材不足で運悪く3期目までやらされてしまい、その3期目で不運なことばかり立て続けに起き、晩節を汚す結果になって、辞めるに辞められない状態になっていました。レガシーがひとつもないのです。オリンピックもレガシーになりません。来年も延期されたオリンピックが開催できないことも確定的になったので、それも辞任するきっかけになったのでしょう。

アベノミクスで景気が回復したかのように国民に錯覚させることには成功しましたが、在任期間中に実質賃金は大きく下がりました。景気回復はしていません。とにかく、これ以上総理の座に恋々としがみついていても、事態は改善する余地もないし、コロナ対策も批判されまくっていますので、ぶん投げたかったのでしょう。

そこで体調悪化アピールをさんざんやらせていたわけです。辞任は政治的な無能さによる失政の責任をとったためではなく、持病のせいであるという演出を安倍総理の秘書官が思いついたのでしょう。それがパフォーマンスであるということは一部のメディアが目ざとく指摘していました。だから、内田樹さんが、新聞社2社から安倍総理が辞任を発表する前に、辞任についての記事を書いてくれと頼まれたことを暴露し、辞任の確度は高いと言ったときに、私は驚かなかったし、28日に記者会見をするという報告があったときに、辞任の発表をするのだろうな、と思いました。

安倍総理の在任期間中に株価が上がりましたが、その原資は、国民の年金の財源と税金です。国が大企業の株式を買って、中国共産党のように企業を国有化しただけです。中国共産党と安倍総理が仲良しなのはよくわかりますね。安倍総理の正体は共産主義者なのです。国民にそのお金を返すときは、株価が大暴落するわけですから、彼は完全に出口を塞ぎました。この道しかないと言って選んだ道の終点は破滅なのです。行き着く先は、国民にお金を返さないということです。安倍総理はギャンブルにお金をつぎ込み、すってしまったわけです。

国民はアベノミクスを過大評価し過ぎです。株価だって30年前のバブルの頃の株価を超えていないのです。結局のところ、物価と税金ばかり上がって、給料も減ったのですよ。

これから安倍政権の功罪について、続々と記事が書かれると思います。いまは好意的なものが多いようですが、数日中に、安倍政権を酷評する記事であふれかえることは間違いありません。安倍総理がどういう形で日本を自滅させたのかを国民が認識する日が迫ってきています。安倍総理の辞任は、世界の政治にも経済にも何の影響も与えませんが、日本人の生活には悪影響しかありません。

話がとっちらかりましたが、安倍総理の辞任報道に関して、私が違和感を抱いているのはそういうことです。

勝間和代の、「バランス良く」の呪いを解こう。時間の使い方も、お金の使い方も、仕事の仕方も、もっと自分が好きなようにしたほうがいい。 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



私も以前から「バランスよく」というのはどういう意味なのかわからないと同僚にふっかけて、失笑をかっていました。ようやく私と同じことを言ってくださる方が現れました。

そもそも「バランス」な取れた状態というのは、ある一定の基準があるはずです。その基準を基準にすべきという根拠を明確にしないまま、バランスが良いことは良いことだ、という主張に反論することもないまま思考停止状態で受けいてきた人が多いと思います。

たとえば食事のバランスですが、誰かが炭水化物を6割にして、うんぬんと決めたわけです。しかし、その割合で食事を摂ることがバランスが良いのかどうかということは一切考えもしない人が多いのです。そういう主張に反論する人は、学校で教わったから正しいのであって、間違っているはずがないと言うだけです。根拠なんかないんです。先生が言っていたから正しい、教科書に書いてあったから正しい、厚生労働省が決めたことだから正しい、という考え方の間違いに気づかないという人は、学校教育のメッセージを正しく受け取ってこなかった人です。

政治的な面でも、片方の政党の主張に近づくと、バランスが悪いなんてことを言われますが、そもそもそんなことでバランスを取る必要はあるのでしょうか。バランスを取ることがそんなに素晴らしいことなのでしょうか。



自民党が政権を握っている限り、祝杯は上げられません [雑感・日記・趣味・カルチャー]

内田樹さんが新聞社2社から安倍総理辞任についての文章を依頼され、辞任の可能性は高いと暴露したことで、Yahoo!ニュースのコメント欄が荒れました。「内田のロクデナシがぁー」「この、サヨクがぁー」「安倍総理が辞任しなかったら、ウチダはさぞがっかりするだろうなあ」と騒いでいた人たちは、今頃相当にがっかりしているんでしょうね。なにがなんでも安倍さんに総理を続けさせたいという人たちは、総理の体調のことも考えず、死んでもかまわないと思っているのかもしれませんが、それは人殺し同然の思考です。「ブラック企業が日本からなくならない理由がわかりましたよ」(by 乙武洋匡)。

安倍総理が辞意を固めたというおめでたいニュースが飛び込んできて、テレビではさっそく街頭インタビューを流し、「残念です。辞任されるとは思っていなかったので、びっくりしました」などという、体の良い回答(ヤラセ?)ばかり流しています。本当は「バンザ~イ、8年もこの時が来るのを待ち望んでいたんだよ。ヤッタ~、今晩は祝杯を上げよう! 酒だ、酒だ!」と叫ぶ人もいたんじゃないかと思うのですが、気のせいでしょうか。今夜は飲み屋が繁昌しますよ。喜びを全身で表現するために道頓堀に飛び込む爺さんもいるかもしれません。

私も数日前、安倍辞任が決まったら祝杯を上げます、とここに書きましたが、今日はやめておきます。昨日のうちに長男はさっさと祝杯を上げていましたが、私はもう少し落ち着いてからにします。

この後、総理大臣になるのは、麻生太郎か菅義偉のいずれかでしょう。麻生太郎は棺桶に片足を突っ込んでいる79歳のジジイですし、マフィアみたいなファッションを決めて、殿様みたいな気分でいるのが気に入りません。小学生でも読めるような漢字も読めないのも軽蔑に値しますし、あまりに口が悪く、バイデン候補のように失言王です。そのたびに「誤解を与えたとしたら謝罪します」と言って絶対に謝罪しないし、安倍総理よりも国民には嫌われています。本人は鈍感すぎて自分か嫌われていることすら気づかない様子です。リーマンショックのときに日本にはまったく影響はないといって放置し、先進国の中で最大の打撃を被った悪夢の麻生政権を思い出させますから、麻生太郎が総理大臣に返り咲く可能性はゼロに近いくらい低いと思います。

このところ大マスコミは菅さんにヨイショばかりしていますから、菅官房長官が総理になることがほぼ確定だと思います。鉄仮面のガースーは、記者の質問にまともに返さないことが多いので、私は大嫌いですが、自民党の論理で考えれば、彼が総理大臣になる可能性が最も高いと思います。ああいう、大企業の方しか見ていない性悪の政治家こそ、マスコミは大好きなんですよ。マスコミは国民の味方ではありませんから。石破、岸田の可能性はゼロだと思います。石破さんは、自民党員には人気でも、自民党の議員には不人気ですし、安倍路線の継承はしないと思うので、それを嫌がる安倍さんに忖度するのが自民党の議員ですから、石破総理の可能性は総選挙でもしない限りないでしょう。

岸田さんは、オバマ大統領が広島を訪問したときに、オバマさんは終始、安倍総理を無視し、岸田さんと話をしていたことから、この人なら諸外国のリーダーと仲良くやっていけるかもしれないと思ったのですが、前回の自民党の総裁選で、安倍支持に回って、戦うのを止めた時点で、総理になれる可能性はなくなったと思いました。そういうヘタレは大嫌いです。

小泉進次郎の可能性はマイナス100%です。あれはただの馬鹿ですから。

ということで、消去法で、菅さんが残ります。ガースーは、国民を犠牲にしてもなんとも思わない冷徹観ですから、コロナ対策にはお金を使わない方向に進み、結果、国民の不満が高まり、すぐに辞任することになるはずです。楽しみはその後ですね。

追記:総裁選に、下村博文や野田聖子も意欲を見せているそうです。下村博文は、教育を金儲けの材料にして、教育破壊を行ってきた張本人ですから、万死に値します。政界から追放すべきです。野田聖子は国会で内職して『女帝』を読んでいたことで批判されていましたね。自民党の中でもっともリベラルな位置にいるのですが、自民党の中では人気がないので、ダメでしょう。稲田朋美も意欲を見せているという噂もありますが、あの人は岸田さん同様にクズです。自民党はほんとうにまともな人材がいませんね。だからこそ、安倍政権が8年も続いてしまったわけです。野党がだらしないからというのは、違うでしょう。自民党の総裁は2期までだったのに、ろくな人材がいないから3期までルールを変えてしまったのは、自民党にろくな人材がいないからでしょう。情けないのは自民党の方ですよ。

それはともかく、安倍総理が去っても、性悪の取り巻き連を追放しないと、安倍路線はどこかに追突するまで止まりません。文科相の萩生田光一とか、ああいう無能な人間は、閣僚にはなってはいけないタイプです。




Rick Astley - Never Gonna Give You Up | EASY Piano Tutorial [音楽・楽器]



いいですねえ。80年代の末を思い出します。私が大学生になったばかりの頃に流行した曲です。

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無神経な人たち [雑感・日記・趣味・カルチャー]

医師や専門家は岡田晴恵氏に怒りの声上げる「まるで健康食品のCM」 - ライブドアニュース

この記事には、恐怖を煽って希望を与えるという手法は健康食品のCMみたいなもので、岡田晴恵さんはそれを駆使してテレビで荒稼ぎしているという「やっかみ」が書かれています。

たしかに、テレビは恐怖を煽りすぎました。それは素直に反省すべきでしょう。しかしながら、重傷者も死者も少ないからといって、恐れるべきものではないというのは間違っています。私は持病があるので、感染したらアウトです。生きて戻ってこられても、1ヶ月は入院し、休業しないといけないでしょう。治療費が自己負担だったら自己破産です。しかも、後遺症が残ったら、自死を選ぶしかありません。

安倍政権の無為無策に同調する人たちの意見を聞いていると、軽症で済む若者しか眼中にないようです。少子高齢化社会の日本には若者しかいないのでしょうか。持病がある人や高齢者は死んでくれというのが彼らの本音なのだとしたら、私はこの記事の書き手とは違って岡田先生を批判する気持ちにはなれません。いまだにコロナは怖くないと言い続けているような人たちは、無神経だと思います。


豊島区はインドのムンバイ並 埼玉と東京の人口密度の比較  [雑感・日記・趣味・カルチャー]

人口密度とは「人口統計において、単位面積1 km2当たりに居住する人の数により定義される数値」(Wikipedia)のこと。

東京と埼玉の人口密度を調べてみました。1位と最下位を含めました。

東京の人口密度ランキング【スマイティ】

 1位 豊島区 22,380 人/km²
12位 北区 16,549 人/km²
15位 渋谷区 14,860 人/km²
17位 江戸川区 13,653 人/km²
30位 小平市 9,287 人/km²
45位 八王子市 5,422 人/km²
48位 青梅市 3,607 人/km²
55位 西多摩郡檜原村 280 人/km²
62位 小笠原村 88 人/km²

埼玉の人口密度ランキング【スマイティ】

 1位 蕨市 14,141 人/km²
 2位 さいたま市浦和区 13,486 人/km²
 5位 川口市 9,429 人/km²
59位 秩父市 884 人/km²
72位 秩父郡東秩父村 393 人/km²

これを見ると、埼玉県蕨市の人口密度は東京の渋谷区に相当し、さいたま市浦和区が東京都江戸川区、埼玉県川口市が東京都小平市に近いことがわかります。

秩父は川口の10分の1の人口密度。秩父と青梅は同じような感じかと思っていたら、青梅は秩父の4倍の人口密度なんですね。秩父は面積が広いからでしょう。

世界の都市圏人口の順位 - Wikipedia

バングラデッシュのダッカは41,000人/km²で、インドのムンバイは26,900人/km²ですから、東京の豊島区(池袋があるところ)は、ムンバイみたいな感じなのか。

ついでなので、他のところも調べてみました。

大阪の人口密度ランキング【スマイティ】

大阪の1位は大阪市城東区で19,654 人/km²です。土地勘がないからまったくわかりませんが、なかなかかです。

岩手の人口密度ランキング【スマイティ】

 1位 盛岡市 1,249 人/km²
18位 二戸市 254 人/km²

茨城の人口密度ランキング【スマイティ】

 1位 守谷市 1,935 人/km²
 2位 日立市 1,825 人/km²
17位 北茨城市750 人/km²


本は、ハードではなく、ソフトなんですよ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

【コラム】患者「野放し」で治療も自己負担、新型コロナ「2類相当」緩和で起こること | BUZZAP!(バザップ!)

ヤフーニュースのコメント欄を見ると、新型コロナがインフルエンザ並みの扱いをされることに賛成している人が多いようです。自分が感染しても軽症で済めばいいですが、他の人に感染させて、その人が重症化し、結果、医療費がたくさんかかったとします。2類の場合は国が負担することになっていますが、5類に引き下げられれば、その人は自分で治療費を負担しなければならなくなります。それが払えない場合、コロナ感染者が野に放たれ、次々に感染者を増やしていきます。働き盛りのサラリーマンも次々に倒れ、結果、経済が回らなくなるのです。コロナ対策よりも、経済を優先することで、逆説的に経済が悪化することくらい、私みたいな馬鹿でも想像できます。明日、もし安倍総理が5類に引き下げるというような発表をしたら、いかに国民の命を軽視しているかを世界に晒すことになり、再び国民から袋叩きにあって、病気が悪化して本当に入院せざるをえなくなると思います。彼らの本望は、国民の命を犠牲にし、安倍総理の病気を悪化させることなのでしょうか。実効再生産数の現象を見ると、コロナは収束しつつあると言っている人がいますが、収束はしても、終息はしていません。まだ油断してはいけないと思います。

ブックオフで本が不足しそうな状況に 本の売却を動画で訴え (2020年8月27日掲載) - ライブドアニュース

売れる本の在庫が足りないだけで、売れない本はたくさん店頭に並んでいると思いますけどね。冗談はさておき、ブックオフは買取価格があまりに安すぎますね。新しくて売れ行きの良い本は高く買い取ってくれても、古いというだけで安くなるという値付けは、ほんとうはおかしいんですよね。たとえば、印象派の絵画は古いので、1枚100円で買い取ります、という商売がブックオフのスタイルなんですけど、それって、ビジネス書しか読まないようなタイプの価値観とまるっきり一緒で、私から見たら、きわめて幼稚というか、思考停止状態というか、教養がないというか、バカ丸出しというか、そういうビジネスモデルは時代に合わなくなっているかもしれませんよ。本は、家電とかコンピュータとは違うんです。本は、ハードではなく、ソフトなんですよ。

プレジデントが麹町文子氏の記事を削除し謝罪 タイトルを問題視する声 - ライブドアニュース

今朝、私もその記事を読んで、「これはさすがにひどいなあ。私も安倍総理は大嫌いだけど、ここまでひどい悪口は言えないよ。この人は悪口を言う天才だね。プロフィールを見ると、現在33歳で、婚活中と書いてあるけど、ちょっと私だったら、お近づきにはなりたくないタイプだなあ。」と素直に感じました。

「たいめいけん」が都市開発で年内取り壊しに 茂出木浩司氏が心境つづる - ライブドアニュース

大学生の頃だったか院生時代だったか忘れましたが、デートで行きました。浩司さんの親父さんの時代ですね。それにしても、デートで行ったのは覚えているんですけど、誰と行ったのかあまり覚えていないんですよ。印象があまりの薄いのは、東大卒のひきこもりの女性だったからかもしれません。彼女から村上春樹の『アンダーグランド』を貸してもらったことを思い出しました。


サヴァイヴ [雑感・日記・趣味・カルチャー]

急に予告なしに落ち込むことがあります。数分前、ピアノ練習をしているときに、どうしても弾けないところがあって、何度も練習しているうちに、「何をやってもうまくいかないなあ」なんて思っていたら、大学時代の同期の人たちの顔が浮かんできました。彼らは私よりもはるかに立派になって裕福に暮らしています。それを思い出して、どんどん落ち込んでしまいました。

夕食時、妻は子どもたちにだけ、スイーツをふるまっていました。パート先で半額で売られていたものだそうですが、私はいつも「のけもの」です。私にはいつもお土産はありません。なんなんでしょうね。三人が仲良さそうに殺人の話をして盛り上がっているところに入れませんでした。

子どもたちも妻同様に私から話しかけることはあっても私に話しかけることはめったにありません。話しかけるときは私に何かを命じるときと、私を非難するときだけです。そう考えると何のために私は生きているのかわからなくなり、どんどん落ち込んでいきます。

コロナのせいでふつうに仕事に行って職場で同僚たちとくだらない話をして盛り上がっていたころを思い出しては涙が出そうになります。孤独です。

でも、ふとこんな想念が浮かび上がってきました。私に冷たい家族ですが、私は自分の稼ぎで家族を養っているのです。妻がニコニコと人殺しの話をしながら、スイーツを食べることができるのも、私がいるからです。

自分の生活は豊かではないですが、それなりになんとか生きています。みっともない人生ですが、それでも、サヴァイヴしています。



「ちょっとしたトラブルが心を蝕む」って、おっしゃるとおりです。些細なことであっても、まっさきに解決しなければいけないことってありますよねえ。そうしないと、何も考えられなくなってしまうのです。